権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】梟の城

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参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4101152012

 

こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、司馬遼太郎

梟の城』(ふくろうのしろ)です。

久しぶりに古書を手に入れました。

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引用元:司馬遼太郎の写真、名言、年表、子孫を徹底紹介 | 昭和ガイド

 

司馬遼太郎と言えば、戦後の日本を代表する小説家の一人です。

作品を読んだことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

本木雅弘阿部寛主演で『坂の上の雲』が映像化されたり、『竜馬がゆく』、『国盗り物語』、『功名が辻』など、大河ドラマの原作になった作品も多いです。

そちらを観たことがあるという方も多いのではないでしょうか。

 

その中でも『梟の城』は、1960年に司馬遼太郎直木賞を受賞して、一躍文壇デビューを果たすきっかけになった作品です。

 

秀吉暗殺をもくろむ忍者の生きざま

本作は戦国末期、豊臣秀吉の天下に陰りが見え始めたころを描いています。

織田信長に家族を殺された、葛籠重蔵(つづらじゅうぞう)という伊賀忍者が主人公です。

 

重蔵は忍者から足を洗い、長らく隠遁の生活を送っていました。

 

そんなとき、とある縁から豊臣秀吉暗殺の依頼を受けます。

信長に恨みのあった重蔵は、後継者たる秀吉を誅することで仇討ちをしようと依頼を引き受けます。

 

しかし、任務を果たそうとするうちに、かつて共に死線を潜った仲間が裏切って敵方に仕官していたり、くノ一と恋仲になり任務と恋の狭間で揺れたり…。

はたまた伊賀忍者永遠のライバルである甲賀忍者の邪魔が入ったりと、多くの試練が重蔵を襲います。

 

重蔵の敵討ちの想いは結実するのか?

 

そんなハラハラドキドキの展開を、司馬遼太郎は透徹な筆運びでハードボイルドに描いています。

もちろん、司馬遼太郎作品の醍醐味である”司馬史観”も随所に散りばめられています。


障害を乗り越える

本作を読みながら、重蔵が様々な障害を乗り越えようと苦心する姿に、私自身の起業したてのころを重ね合わせました。

 

私はメンターから、

「例えば、椅子に座っているときは目の前のテーブルは邪魔にならないが、立ち上がって前に進もうとしたら、そのテーブルは障害となる」

と教わりました。

 

何か新しい行動を起こすときは、今まではなにごとでもなかった事象がくるり障害に姿を変えることがある、という意味です。



重蔵も、仇討ちの為にときの天下人秀吉を誅するという大望を持つことで、隠遁の生活を続けていたら起こりえなかったであろう障害を体験します。

 

しかし同時に、重蔵は達成しようとする過程で、隠遁の中では絶対に得られなかった感情の高揚を手にします



まさに私も重蔵のように、普通の会社員として過ごしていたら無縁だったであろう、精神的な成長、仲間、収入などの価値あるものを、たくさんの試練を乗り越えて得てきました。

 

梟の城』は、今なにかを志している人、変わろうともがいている人が読むと、自分を強くすることができる一冊だと感じています。

 

もちろん、エンターテインメント性も抜群で読み物としても超一流ですので、ぜひ読んでみて頂けると幸いです。

 

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【本】なぜあの人が話すと納得してしまうのか?

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参考:https://www.amazon.co.jp/dp/490707297X

 

こんにちは。権藤優希です。


今回紹介する本は、大森健巳(おおもり たけみ)氏著書

なぜあの人が話すと納得してしまうのか?」(きずな出版)です。

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引用元:ハイパープレゼンター大森健巳の公式サイト » プロフィール

 

ワールドクラスパートナーズ株式会社代表取締役

世界一のコーチと言われるアンソニー・ロビンズ氏とともに講演を行うなど、インターナショナル・スピーカーとして大きな実績をお持ちでいらっしゃいます。

 

本書では「交渉」をテーマに、大森氏が提唱する「バリュークリエイト交渉術」の考え方と実践法が紹介されています。

 

交渉の根っこにあるのはコミュニケーション

「交渉」と聞くと、皆さんはどんなイメージを持つでしょうか。

 

もしかすると、「駆け引き」や「自分の要求を押し通す」など、あまりよくない連想をする方もいるかもしれません。

 

しかし、私たちはいつも交渉をしながら生活しています。

ビジネスの契約の場はもちろん、あるいは日常生活で友人にちょっとしたお願いをすることだって交渉です。

 

仕事でも日常でも、常に誰かとコミュニケーションを取っているので、交渉は切り離せないものなのですね。

 

「コミュニケーションさえうまくできれば、あらゆるすばらしい恩恵が得られる」とも言えます。

バリュークリエイト交渉術は、日頃から人間関係を良くしていき、欲しい成果をどんどん実現していく技術です。

 

さまざまな交渉の仕方が具体的に紹介されている中から、私が特に印象に残った内容と感想をお伝えします。

 

どんな関係になることを期待しますか?

バリュークリエイト交渉術には、相手と価値を創造する、つまり

『お互いにどんな価値創造をできるかやってみませんか?』

という考え方が基本にあります。

 

勝ち負けにこだわるのでもなく、必要最低限の取引をして終わりにするのでもない。

 

『相手とどう協力してお互いの利益を大きくできるか』と、相手との関係性に着目することがひとつのポイントだそうです。

 

「相手と関係を築くのか、滅ぼすのか」

これには、どちらが正しい・間違っているということもありません。

(中略)

あなたは相手との関係がどのようになることを期待していますか。

それによって行動が違ってきます。

 

相手と一緒に価値のある解決策を創り出すためには、まず積極的に相手のことをたずねて、価値観やニーズを理解すること。

 

そして、

「私はあなたともっと良いコミュニケーションをしたい」

「私はあなたをコントロールしたいとは思っていません。フェアに話をしたいと思っています」

という姿勢を示して、相手と協力的な関係を築くことが大切だといいます。

 

「良い関係をつくりたい」と思うことから始まる

仕事であるならば、交渉の目的を達成するのは当然のことです。

しかし、相手との関係性が欠落していては、真の価値創造はできないのだなと本書から学びました。


拙著「自分で決める」でもお伝えしましたが、私はもともとNECで営業をしていました。

契約を取るためにいろいろな苦労や工夫をしましたし、大型案件を勝ち取るためなら深夜残業も厭わなかったです。

 

もし、NECに勤めていたころの私がバリュークリエイト交渉術を知っていたら、より大きな成果を残せていたかもしれないと感じました。

 

そして、独立して複数の事業を興すようになった現在、多くのお客様や取引先、共同で経営をおこなう仲間などあらゆる人々と良い関係を築くためにも、本書から勉強できることはとても多いです。

 

交渉、すなわちコミュニケーションの基本は「相手と良い関係を築きたい」という願いからスタートすること。

私もこのことを心に刻んで、仲間と一緒にさらなる成果をあげていきます。

 

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【本】自己肯定力

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参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4861138507

 

こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、鴨頭嘉人(かもがしら よしひと)氏著書

自己肯定力」です。

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引用元:鴨頭嘉人プロフィール・経歴 | 炎の講演家 鴨頭嘉人 公式HP(かもがしら よしひと)

 

株式会社東京カモガシラランド代表取締役社長。

人材育成等をテーマに講演や研修を行う"炎の講演家"として、幅広くご活躍されています。

 

10冊以上もの著書やYouTube等を通じて情報を発信され、特にYouTubeの総再生回数は7000万回を超えていらっしゃいます。

 

師匠は自分の息子!?

僕は師匠のことを「ハルヒト」と呼んでいます。

本名、鴨頭陽人。

 

そうです、僕の息子ですっ♪

 

本書「自己肯定力」では、鴨頭氏と、そのご子息との日常のやり取りが紹介されています。

 

プロの講演家でありながら、小学生のご子息を"師匠"と称して学ばれる謙虚さが印象的ですが、読み進めていく中でその理由がはっきりとわかりました。

 

そんなの、生きてても意味ないよ

小学校で遠足があった日、鴨頭氏が"師匠"に遠足の感想を尋ねたエピソードがあります。

 

芝生の上でお弁当を食べる前に、転んだらどれだけ痛いかを確かめるために、自分から芝生の上で転んでみた。

 

そう話す"師匠"に驚いた鴨頭氏がさらに尋ねると…

 

それはそうでしょ!!

転ばないように過ごしても、自分の限界ってわからないじゃん!!

それって、

もうこれ以上は成長しないってことでしょ?

そんなの、生きてても意味ないよ。


小学生の男の子の言葉に込められた思い。

私たち大人はどれだけ真っすぐ受け止められるでしょうか。

 

他にも多数のエピソードが紹介されていますが、どんなときも鴨頭氏は"師匠"から貴重な学びを得ている、と仰います。

鴨頭氏の学ぼうとする姿勢と、純粋な気持ちを持った"師匠"のメッセージに、大きく心を動かされる1冊です。

 

成功者ほど学ぶ

私も、メンターから『成功者はアリのお尻からも学ぶ』、つまりどんな出来事からも学んで、生産的な気づきに変えると教わってきました。

 

毎日新しいチャレンジをしているので、うまくいくこともあれば、思った通りにならないこともあります。

特にうまくいかなかったときこそ、その事実から何を学び取るかが大切だと思うようになりました。

 

経営について学びはじめたころ、私は日常の気づきをメールに記して、メンターに毎日送っていました。

そのような小さなことを継続する中で、「どうやったら次はうまくいくか」と考えるくせが自然とついてきました。

 

これからも謙虚に、貪欲に学び続けて、理想の結果をつくっていきます。

 

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【本】人生の勝算

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参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4344031369

 

こんにちは。権藤優希です。

 

以前、当ブログでも紹介させていただいた、

前田裕二(まえだ ゆうじ)氏著書「人生の勝算」を再度読みました。

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引用元:https://trend-geino.com/archives/9366

 

株式会社SHOWROOM代表取締役社長。

動画配信サービスSHOWROOMの産みの親として、ご存じの方も多いかと思います。

 

2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業。 

卒業後は外資投資銀行に入行。

 

2011年からはニューヨークに移り、数兆円規模の資金を運用するファンドのアドバイザリーを務められます。

 

2013年に仮想ライブ空間SHOWROOMを立ち上げ、 

2015年には当該事業をスピンオフ、株式会社SHOWROOMを設立されます。



本書では、前田氏が生まれてからSHOWROOMというサービスが世の中に浸透するまでの奮闘が描かれています。

 

また、コミュニティの重要性や、人が何にお金を払いたくなるのかなどの考えを、ご自身の経験から書かれています。



人は商品ではなく絆にお金を払う

 

前田氏が8歳の時にした経験です。

 

当時、両親をなくし親戚のもとで暮らしていた前田氏は、

お金がないというコンプレックスから脱するために、ギター1つで路上ライブを開きます。

 

道行く人に聴いてもらいおひねりをもらうといった形で、

小学生でまだアルバイトすら許されなかった前田氏の唯一”自分の力で稼ぐ方法”でした。

 

当初は少しの小銭が入るのがやっとで何度も苦い思いをします。

 

ですが様々な工夫を重ね半年間が経つ頃には、多い時で10万円を稼ぐまでになったといいます。

 

オリジナルソングからカバーソングと自分の知り得る情報を元に、その時できる最高の演奏をしていました。

 

 

そんなある日、ひとりの女性から

松田聖子さんの白いパラソルって知ってる?」

と尋ねられます。



年齢的にも知るはずのない前田氏。 

見栄を張ることなく、知らないので歌えないと答えますが、その後に、

 

「来週の同じ時間にまたここにきてもらえますか?」

 

と伝えます。

  

そして約束の日。

1週間、一生懸命練習した白いパラソルを前田氏が歌いました。

 

そして、その女性はギターケースに1万円札を置いていったそうです。

 

 

女性はなぜ1万円という大きなお金を置いていったのでしょうか。

 

それは、”絆”だと本書に書かれています。

 

普通に通り過ぎていく人からしてみると、前田氏の歌自体に1万円を払うほどの価値はないかもしれません。

 

ですが、その女性からすると、小学生の男の子が 、

”1週間かけて約束を守り、歌ってくれた”

という出来事が特別なことに感じます。

 

誰も味わえない彼女と前田氏の間だけにある絆です。

 

この女性のように、 

”あなたがそこまでしてくれるのなら” 

”あなたがやるんだったら”

と、歌ではなく前田氏の人柄と絆にお金を払っています。

 

この経験から前田氏は、

「ビジネスには表面的なコンテンツではなく、心が揺れ動いたかどうかの感情起因が大切だ」

と述べています。


相手から好かれる前にまずは自分が。

USBという外資系の投資銀行に入行した時の話があります。

 

前田氏が尊敬する上司に宇田川さんという方がいらっしゃったそうです。

その方は20代後半、当時最年少でUSB株式営業部のManaging Directorに抜擢されるほどのエリートだったそうです。

 

そんな超えたくても超えられない存在を目の前にして、

どうしたらそのような成績を残せるのかと尋ねたそうです。

 

すると、宇田川さんは、

 

とにかく人に好かれること

 

と一言だけ返したといいます。

 

当時、宇田川さんは社内外に大勢のファンがいたそうです。

受付や秘書から掃除のおばちゃんまで、社内外を問わず大勢の人から好かれていたそうです。

 

なぜ好かれていたのか。

 

それは、宇田川さんが”人を好きになる天才”だからだそうです。

最大の好意を相手に持つことが、自分の仕事がうまくいく秘訣だと書かれています。

 

自分から目の前の人を好きになり、良好な関係を築くことが、仕事や人生の潤滑油になるのだなと私は感じました。

人生のコンパス

”人生のコンパス”

とは、すなわち

自分は何を幸せと定義し、どこへ向かっているのかという価値観の言語化

と前田氏は言います。

 

人生において目的や目標を持つことの大事さを、私もメンターから教わってきました。 

「目的地を決めずに乗り物に乗る人はいない」

 

例えば旅行に出かけるとき、普通はまず行き先を決めると思います。

行き先が決まると、次に乗り物が決まるかと思います。

 

人生も、これと同じだと教わりました。

 

目的地まで時間をかけて運んでくれるものが乗り物なら、人生においての乗り物は仕事です。

 

乗り物を先に決めるのではなく、目的や目標(どういう人になりたいか)から機能していくことが大切だと、ずっと教わってきました。

 

現時点で目的や目標がはっきりしないのであれば、コンパスを持つ努力をしてみることも大事だと前田氏も述べています。

 

人を動かすのは、人の熱量

情報化が急速に進む現代ですが、だからこそ、人と人との繋がりを大切にしていくことが重要視されるのではないかと思います。


人の繋がりを大切にし、誰にでもできることを愚直に誰よりもやる。

前田氏の情熱からSHOWROOMが生まれ、ユーザーの幅をどんどん広げられています。

 

努力で、熱量で自分のビジョンは叶えられる。

そんな強い思いを本書を通じて感じました。

 

私も、これからもひとりでも多くの人の希望と勇気を与えられるような起業家を志して、さらに邁進してまいります。

 

 

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【本】鉄道とファン大研究読本〜私たち車両限界、超えました〜

 

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こんにちは。権藤優希です。



今回紹介するのは、久野知美(くの ともみ)さん著書、

鉄道とファン大研究読本〜私たち車両限界、超えました〜」です。



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引用元:https://www.horipro.co.jp/kunotomomi/

 

久野知美さんはフリーアナウンサーとしてご活躍中です。

また、”女子鉄”を自称されるほどの鉄道好きであり、多岐にわたって活動されております。

 

先日、私も出演した、ガールズハッピースタイルでご一緒させていただきました。

  

久野知美さんInstagram

https://www.instagram.com/tomomi_kuno/?hl=ja

 

ガールズハッピースタイル

http://www.tvc-web.com/


私は、モテモテ塾のサロンオーナーとして出演させていただき、久野さんにもご興味をいただき光栄でした。

 

 

本書は久野さんの熱い鉄道に対する”思い”と”魅力”、そして久野さんと同様、鉄道に熱い思いを注ぐファンについて書かれています。



鉄道といっても様々な”◯◯鉄”がある

 

皆さん、鉄道が好きな方々には様々な◯◯鉄があること知っていましたか?

 

私は本書を拝見して初めて知りました。

 

 

乗り鉄”に”旅鉄”、呑み鉄と様々な呼び方があります。

本書だけでも約10種類は紹介されています。

 

 

乗り鉄というのはその名の通り、

「鉄道に乗ることを目的としているファン」のことを言います。

 

呑み鉄は皆さんのご期待通り、

「鉄道旅行の最中にお酒を呑み、鉄道を楽しむ」といったものです。



呑み鉄は皆さんも経験、あるいは将来1度はしてみたいと思ったことがあるのではないでしょうか。



私は鉄道にそこまで詳しくはありませんが、綺麗な景色の中で呑むビールは格別だと思っています。

 

最高ですね。



そんな”◯◯鉄”を鉄道をこよなく愛しているBIGなお笑い芸人の方4名と、様々な鉄道ファンが自身のエピソード踏まえ、詳しく解説されております。

 

皆さんご存知の車掌さんのモノマネをされているあの方も登場します。



 

青春18きっぷ

 

皆さんはこの切符を知っていますか?

 

私はあまり耳にしたことがなかったのですが、モテモテ塾のサロンメンバーで使ったことがあるという人もいました。



青春18きっぷのルール〜

・1日乗り放題

・5回使える

・価格は約12000円

・車内で食事などもできる



サロンメンバーの男の子は北海道から東京に旅行に来る際、友達5人とこの切符を使って来たという話を聞いたのを思い出しました。

 

1人当たり片道2000円ほど…。

かなり安いです。

 

とは言え、普通の鉄道になるのでかなり時間がかかり、お尻を痛めたと面白いエピソードを聞かせてくれました。



私のモテモテ塾には今のような個性的なメンバーもいれば、

”◯◯鉄”と呼ばれる熱狂的な鉄道ファンの方々と同じで様々な熱い思いを持つメンバーがいます。



仕事とプライベートを充実させたい人、自己成長したい人、夫婦、恋人同士でお互いを磨き合う人。



本当に様々です。



鉄道の業界でもそうですが、いろいろな環境、コミュニティには必ず”人”がいます。



これは一貫して言えることで、とても大切なことだとも思います。



 

女性が活躍する環境

 

本書の後半では鉄道会社で働く女性がピックアップされています。



今現在、日本の女性の働く環境は間違いなく昔よりも増えています。

 

さらに言えば女性の社会進出だけでなくリーダーなどの管理職に就任されることも

少なくはないのではないでしょうか。



私は男ですがこういった歴史の流れはとても素晴らしいと思います。



男女が持ちつ持たれつ協力し合い仕事をする形は、理想的な形だと思います。

 

 

車掌さん、運転士、アテンダント

様々な部門を取り上げイキイキとしながら働かれている女性のリアルな話が書かれているのも魅力の1つです。



 

好きを伝える

 

私は本書を読み改めて、

久野さんの鉄道に対する熱い思いを感じました。

 

また、同じ思いを持った仲間を取り上げて周りを巻き込み、鉄道の魅力をさらに大きく表現されていることを感じました。



鉄道にあまり興味がない人でも、好きを貫く久野さんの熱意、思いが伝わる1冊だと感じました。



この好きを伝えることは、人生の中でもかなり大切なことだと私は思います。

 

 

事業もまた同じです。


私自身、今後も事業を通して多くの達成を重ねることはもちろん、

久野さんのように好きなものを好き、良いものを良い、と伝えていきます。

 

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【本】人生を好転させる「新・陽転思考」

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参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4591111113

 

こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、和田裕美(わだ ひろみ)さん著書

人生を好転させる「新・陽転思考」』です。

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引用元:和田裕美. (@wadahiromi) | Twitter

 

和田さんは、完全歩合制の外資系企業で、営業として圧倒的な成績を収められます。

2001年には営業コンサルタントとして独立され、さまざまな業種で講演や研修を開催されています。

著作累計は220万部を超える、ベストセラーの著述家でもあります。

 

人生を変えた「陽転思考」

和田さんの講演では、そのご経歴からは想像もつかないような、うまくいかない出来事にたくさん遭遇したというお話を伺いました。

 

仕事で思ったような成果を出せずに悩んでいたとき、"無理してでもポジティブに振る舞わなきゃ"という思いが、結果的に自分を追い詰めてしまったことがあったそうです。

 

和田さんが変わるきっかけになった「陽転思考」という考え方は、ポジティブシンキングとは少し違うといいます。

 

ポジティブシンキングではプラスを見るようにして、マイナスは見ません。

一方、陽転思考では、プラスとマイナスの両方を見て、どっちがいいか自分でチョイスする方法を採ります。

 

事実はひとつ 考え方はふたつ

陽転思考で大切なのは、目の前の出来事からプラスになる要素を探して気持ちを切り替えること。

つまり、うまくいかないことがあっても、「よかった」と自らに話しかけて、よかったと思える側面を探し出すことが重要なのだそうです。

 

例えば、自分が財布をなくしたとします。

普通なら「財布をなくしてしまった。ショックだ。」と落ち込んでしまうかもしれません。

 

陽転思考では、まず「財布をなくしてよかった。」と口に出します(!)

そうすると、人間の脳は"なぜ、よかったのか?"を自動的に探し始めるのだそうです。

 

・新しい財布を買えるからよかった

・大金を入れていなくてよかった

 

目の前の事実からプラスを見いだす考え方が習慣になると、気持ちの切り替えや決断のスピードが速くなります。

さらに、オーラが出てきて人から好かれるようになるとも和田さんは述べています。

 

人生は解釈で決まる

私もメンターから、「事実はひとつ、解釈は無数」と教わりました。

目の前の事実をどうとらえるか(どう解釈するか)で、うまくいくかどうかが決まると言っても過言ではないと思います。

 

私自身、チャレンジに失敗はつきものだと体感しています。

失敗したときに「失敗したからダメだ」と思うのか、「失敗したから次はこうしてみよう」と改善を繰り返すのか。

 

このふたつの考え方の差はとても大きいのではないでしょうか。

 

私も新しいチャレンジをしつづけている最中です。

挑戦することが楽しいと思えるようになったのも、失敗に対する解釈を学び、考え方をトレーニングしてきたからです。

 

思考を変化させるイメージが湧きやすく、とても学びの多い一冊でした。

興味を持たれた方は、ぜひご覧になってはいかがでしょうか。

 

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【本】バカとつき合うな

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参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4198647054


こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、ホリエモンこと堀江貴文(ほりえ たかふみ)氏、

キングコング西野亮廣(にしの あきひろ)氏共著の

「バカとつき合うな」です。

 

オンラインサロンといえば、このお二方が有名ではないでしょうか。

私も「モテモテ塾」というオンラインサロンを主宰していますが、

お二方から学べることがたくさんあります。

 

そんなお二方による本書では

自分の人生を自由にしていくために必要なことは、

 

・バカとつき合わないこと

・自分がバカにならないこと

 

と述べられています。

 

ここでいう「バカ」とは、自分がやりたいことに対して、

あまり良い影響をもたらさない人のことを指すようです。

 

お二方が考える様々な「バカ」が紹介されています。

「あー、いるいる!」と思ったり、

「え、自分もやったことがあるぞ!」と考えさせられるものばかりでした。

 

 

善意なら何でもありのバカ

中でも、私が強く共感したものは「善意なら何でもありのバカ」です。

 

強風の中、倒れた自転車を起き上がらせている、おばちゃんがいたそうです。

西野氏は、また強風で倒れたら、今度は自転車が壊れてしまうと思い、

見かねて自転車を寝かせていった。

そこでおばちゃんに、「あんた、何やってんの!?」と怒られて退散した。

というエピソードが書かれています。
 

善意のバカは、本当にタチが悪い。

自分が善いことをしていると、信じて疑っていないから、

何を言っても耳を貸さない。

つまり、バカの中でも止めようのないバカ、という意味で最悪です。

 

私も事業を立ち上げて、軌道に乗ってきたころ、ビジネスに集中するために、

NECを退職することを決めました。

その時に、反対を受けることもありました。

 

・苦労してせっかく入社したのに、勿体無い。

・まだ若いんだから、会社で経験を積みなさい。

・事業なんて失敗したら大変だ。

 

反対する人たちは、私を心配して言ってくれている人が多いと感じました。

それでも私は、自分の人生を自由に生きるために、事業の世界に飛び込みました。


つるみにこだわる

私がメンターから、口を酸っぱくして言われたことの中で、

「つるみにこだわる」があります。

これは、誰と一緒にいるかを大事にするということです。

 

人は環境の影響を受ける生き物です。

日本人でも、生後すぐにアメリカに行き、英語圏で育てば、

その子は英語を話すようになります。

どういう人を周りに置くかで、自分の考え方や行動が変わります。

 

私は、メンターのような結果が欲しいので、

できるだけメンターと、時間をともに過ごすようにしています。

最初は「荷物持ちをやらせてください!」

と申し出たことを、思い出しました。

 

一緒にいるだけでも、メンターとの考え方や価値観の違いに気づくことが多々あります。

メンターの選択の基準やこだわりを知って、

ひとつひとつ真似してきたことで、今の結果があります。



まだまだ現状に満足せずに、一緒にいる人にこだわって、

大切な仲間とともに、さらに豊かな人生にしていきます。

 

本書は、現状を変えて何かにチャレンジしたい人に、

是非読んでいただきたい素晴らしい一冊でした。

 

 

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