権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】億を稼ぐ人の考え方

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参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4866631058

 

こんにちは。権藤優希です。

今回紹介する本は、中野祐治(なかの ゆうじ)さん著書

億を稼ぐ人の考え方」です。

 

株式会社YAPPY代表取締役

大阪を中心に複数の事業を展開される経営者です。

私も、中野さんにはいつも懇意にしてもらっています。

 

本書では、すべての事業からの年収が合計で1億円を超えた中野さんのご経験から、お金に対する考え方や、稼ぐ人になるために必要な考え方を紹介しています。

 

なお、本書の出版にあたっては、私も企画に携わらせていただきました。

 

お金という現実に向き合う必要がある

序章では、給与体系、働き方、年金など、私たちの生活とは切っても切り離せない「お金」について学べます。

 

ときどき、お金の話に抵抗を感じる方がいらっしゃるようです。

もしそう思うなら、中野さんが仰るように、少し見方を変えてみてはいかがでしょうか。

 

「お金の話」とは、表面的な「儲け」の話ではなく、そのお金を稼ぐことができた要因や根拠について、興味を持って考えることです。

 

「経済なき道徳は寝言」という言葉をご存じでしょうか。

大切な家族を守りたい、やりたいことを制限なく実現させたいと望むのならば、やはりお金が必要です。

 

詳細は本書に譲りますが、お金にまつわる様々な苦労を経験された中野さんのメッセージには、現実に目を向けてほしい、稼ぐ力を身につけてほしいという願いが込められています。

 

結果を出している人からのみ聞く

中野さんがメンターと出会って事業を立ち上げられたときのエピソードから、「誰の話を聞くか」がとても重要だと強調しています。

 

自分のことを案じてくれる人は周りにたくさんいるかと思いますが、彼らを尊重することと、アドバイスを聞くこととは分けて考えたほうがいい、とはっきりした立場を取ります。

 

あなたがもし、「いまよりよくなりたい」「時間的にも経済的にも自由になりたい」と思うのであれば、その結果をつくり出している人のアドバイスを聞くべきなのです。

 

1円玉を救出せよ!

道端に1円玉が落ちていたら、あなたはどうしますか?

中野さんは、たとえ1円でも必ず拾うそうです。

 

たかが1円と思わずに、1円に価値を見い出すことが大事だといいます。

 

当ブログで以前に紹介したひすいこたろうさんの著書にも「1円玉を拾うことは、金運を拾うことと同じ」とあります。

また、私がお世話になっている美容室EARTHの國分利治社長も「110円より高いおにぎりは買わない」と仰います。

経済的に豊かな人ほど1円の価値を知っているので、1円でも大切にします。

 

助け出した1円玉が将来の1億円になる」という考え方をする中野さんのもとにお金が集まるのも、不思議ではないですよね。

 

同じことを何度も学ぶのは、大切だから

中野さんがつくり出されている結果は私よりもずっと大きく、その考え方は学びになることばかりです。

しかしながら、億を稼ぐための近道やテクニックなどは存在せず、根底にあるのは「基礎基本の徹底」だと仰います。

 

私もメンターから、基礎は簡単だから基礎なのではなくて、大切だから基礎であると教わりました。

結果をつくるために必要なことで、同じことを何度も本で見たり研修で聴いたりするのは、それだけ大切だからなのです。

 

お金や働き方のエッセンスがふんだんに詰まった本書は、私自身があらためて基礎基本に立ち返るきっかけになりました。

ぜひお手に取っていただきたい一冊です。

 

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【本】仕事は人間関係が9割

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参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4844374850/

 

こんにちは。権藤優希です。

今回紹介する本は、宮本実果(みやもと みか)さん著書

仕事は人間関係が9割」です。

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引用元:https://www.mica-cocoro.jp/

 

会社員として多くの職業に就きながら、2006年に産業カウンセラーの資格を取得されます。

2007年に「MICA COCORO」を開業され、これまでに個人や企業に対して8,000件以上のカウンセリングや研修をおこなわれています。

 

本書は、宮本さんが産業カウンセラーとして相談を受けてきたなかから、特に「仕事上の人間関係」を円滑にするために大切なことを、さまざまな事例を踏まえて説明しています。

 

一般的なコミュニケーションと、仕事上のコミュニケーションの違い

「上司・部下との関係がうまくいかない」、「顧客や取引先と話すときに緊張してしまう」など、カウンセリングの9割は人間関係に関する相談なのだそうです。

 

著者の宮本さんは、仕事上の人間関係に悩む人の多くが、職場で求められるコミュニケーションとプライベート(友人同士など)のコミュニケーションを混同していることを指摘しています。

 

友人関係では、仲間同士の良好な関係づくりが目的ですが、仕事では「成果を出す」ことが目的です。

しかし、これを混同してしまうと、仕事での人間関係のトラブルにつながってしまうのです。

 

ビジネスシーンで求められる「成果を出す」ことに特化したコミュニケーションは、一般的なコミュニケーションとは次の点で異なるといいます。

 

・端的で、わかりやすい説明が求められる

・取り組み方(プロセス)よりも、結果を出すことが重要視される

・能力が高くても、仕事として評価されなくては意味がない

 

まずはこの違いを認識し、正しいビジネスコミュニケーションを身につけることがポイントのようです。

本書では「傾聴」、「身だしなみや声のトーンなど、"非言語"で伝わる要素」などの手法が詳しく紹介されています。

 

本音で伝える

また、良好な人間関係を築くために重要なのが「本音で伝える」ことだといいます。

 

あるモデルケースとして、『同僚との人間関係に傷がつくことを恐れて、本音を言えない』という女性の例を挙げています。

宮本さんは、この女性が本音を言えない背景に「嫌われたくない」という気持ちがあることを理解しながらも、本音を言うことの重要性をこう強調します。

 

・個人のキャリア形成につながる

・組織において信頼を勝ち取る

・組織全体が本音を言い合えるようになり、パフォーマンスが向上する

 

本音を言うことは、わがままを言うことでもなければ、あるいは嫌われることでもありません。

 

信頼を構築するための本音とは、

・成果を出すために

・相手を思いやっている

・本気で、本当にそう思っている

という前提に基づいた言動や行動なのだそうです。

 

あの人の言っていることはたしかに信頼できる。なぜならいつも「仕事の成果をだすために」本気でいいと思っている事を言っているからだ。

 

このように、いつも本音で話すからこそ、周りからの信頼を集めるのではないでしょうか。

本音でコミュニケーションを取り合う人間関係が、個人や組織の成果に大きな飛躍をもたらすようです。

 

原因を正確に把握する

私が読んでいて重要だと感じたのは、カウンセリングを通じて、相談者が自らの問題の原因に気づくという点です。

 

私が起業したとき、メンターから「いい結果にも悪い結果にも、そうなった原因が必ずある」と教わりました。

結果を変えるためには、原因を正しく把握して、行動を改善する必要があります。

 

ただ、原因は自分ひとりでは気づけない場合が多いです。

そのため、フィードバック(他者に対して、自分自身や第三者からどう見えているかを伝えること)を通じて原因を知ることが、解決への大きな一歩です。

私も定期的に研修に参加して、自らが改善すべきポイントが何なのかを明確にして、仕事に生かすようにしています。

 

仕事上の人間関係を向上させるヒントが詰まった、学びの多い1冊でした。

 

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【本】あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。

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参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4799317970

 

こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、ひすいこたろうさん著書

あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。」です。

 

心理カウンセラーの資格を併せ持つ作家・コピーライターとして、「3秒でハッピーになる 名言セラピー」シリーズなど多数のベストセラーを手がけていらっしゃいます。

 

※ひすいさんの公式ブログはこちら

ameblo.jp

 

当ブログでは、大嶋啓介さんとの共著「予祝のススメ 前祝いの法則」の感想も紹介しています。

gonbook.hatenablog.com

 

目の前の出来事をどう「解釈」するかで、世界が変わる

本書の副題は「1秒でこの世界が変わる70の答え」。

私たちは出来事(事実)に左右されると思われがちですが、起きた出来事をどう解釈するかで、その後の感情や行動を望ましいものに変えられるといいます。

 

こんなときはこう解釈するという「ものの見方」や、どこにフォーカスすると人生がもっと面白くなるか、その視点の持ち方を、日常によくあるシーンに落とし込んで、70個ご用意しています。

 

「ものの見方のスペシャリスト」と称されるひすいさんのエピソードは、なるほど!と感じるものから思わず笑ってしまうものまで幅広いです。

特に印象に残った内容について、感想をお伝えします。

 

どうしても乗りたかった電車に乗り遅れた。こんなときは?(第1章より)

すぐ目の前で乗りたかった電車が出発してしまい、イライラしたりがっかりした気分になった。

誰もが1度は経験したことがあるのではないでしょうか。

 

さて、この状況を楽しむために、あなたならどう考えますか?

 

電車に乗り遅れたら、もう時間を巻き戻すことはできないので、受け入れるしか道はない。

それならば、イライラした状態のままでいるよりも、「人生には遅れていないぜ」と胸をはったほうが、そのあとの展開がいい流れになるはずです。

 

嫌なことは笑い飛ばしてしまえばいい。

いつもハッピーな気分で過ごす人生の方が、やっぱり面白そうですよね。

 

近くにいる人がため息をついたり、「しんどい」などのネガティブワードが口癖で疲れる(第2章より)

「人は環境の生き物」という言葉があるように、プラスであれマイナスであれ、人は周囲の人の影響を受けます。

もし自分の周りにいる人が、暗かったりネガティブな言葉を発しているときは、どう捉えればいいのでしょうか。

 

ひすいさんの答えは…

この人は、しんどがるのが「趣味」なんだと、気にしない。

という驚きの内容でした。

 

いい・悪いでジャッジせず、すべては「趣味の違い」と考えてみてください。

「芸風の違い」ととらえてもOK!(笑)

(中略)

あなたはあなたで、そういう人がいるなかでも影響を受けず、自分は明るく過ごせるのか。それが試される時期にいます。

 

わざわざマイナスの影響を受ける必要はないと思いますが、かといって自分と違う考えの人を「悪い」と決めつけてしまうと、イライラした気持ちが生まれます。

いい・悪いという軸で他人を裁かないことが、清々しく生きる秘訣のようです。

 

ネガティブな感情と上手につきあう(第4章のコラムより)

先に述べた「裁かない」というスタンスは、自分自身の感情に対しても有効だそうです。

 

人間誰しも感情の起伏はあって当然なので、ネガティブが決して悪いわけではありません。

ひすいさんによると、ネガティブに考えたり落ち込んでしまうことに罪悪感を感じるのは、「ポジティブでいるべきだ」という解釈があるからだといいます。

 

落ち込んだときは、その感情の背後にある「解釈」が何なのかを考えてみる。

そして、自分がどんな思い込みをしていたのかに気づいたら、そのまま認めてあげることが大切なのですね。

 

思い込みが出てきたら、

あ、自分はそう思っていたんだな。はい、OK!

と、ただ、認めるだけでいい。

 

そこに、いい・悪いの価値判断を挟まない。

判断すると、またそこから自分を責めて、無限ループに陥ります。

(中略)

ムリしてポジティブにならなくていい。

ほんとのポジティブとは、ネガティブをありのままに受け入れた状態です。

 

私も、メンターから「事実はひとつ、解釈は無数」と教わりました。

出来事そのものに意味があるのではなく、目の前で起きたことに、自分でどんな意味や価値をつけていくかが大切だと何度も体感してきました。

 

解釈を自分で自由に選べるようになると、人生がより自由になります。

私も成し遂げたい目標があるので、達成に向けて効果のある「解釈の力」を、日々の仕事を通じて養っていきます。

 

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【本】見るだけで9割かなう!魔法の宝地図

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参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4046045809

 

こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、私がいつも大変お世話になっている望月俊孝(もちづき としたか)先生の新刊

見るだけで9割かなう!魔法の宝地図」です。

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引用元:望月俊孝プロフィールデータ

 

望月先生については、以前も著書「癒しの力」の感想を当ブログで紹介いたしました。

gonbook.hatenablog.com

 

1993年にヴォルテックスを設立。

能力開発、人材育成、全国各地での講演などさまざまな分野でご活躍され、これまでに30冊以上もの著書を出版されています。

 

「癒しの力」も非常に気づき、学びが多かったです。

そのため、私は今回の新刊も楽しみに拝読しました。

 

願望は0.2秒で「言い訳に殺される」

という、衝撃的な言葉が第1章の冒頭にあります。

 

「願望の平均寿命は0.2秒」とも言われますが、人は0.2秒の間にするかしないかを判断し、しないを選んだ場合、0.2秒後には「言い訳」が頭に浮かんでいるそうです。

 

私が事業を立ち上げたとき、メンターから何度も「成果か、成果を作らない言い訳か」と教わってきました。

それほど「言い訳」の脅威は強いことを体感しています。

 

「願望」の宝地図を作り、毎日眺める

願望を強く心に刻むために、宝地図を作成する方法と、その根拠を分かりやすく解説されています。

近年、心理学等の分野でも注目を集めている手法だそうです。

 

宝地図の詳細についてはぜひ本書をご覧いただきたいのですが、

自分の笑顔の写真とキャッチフレーズ、願望について紙に書き出し、毎日何回でも眺めること

が重要だと学びました。

 

決める

この「決める」は、本書の最後に書かれていた言葉です。

望月先生の著書は読者の立場に立って書かれており、すぐにでも実践できること、実践したくなることばかりです。

だからこそ、それを実践すると「決める」こと、そして継続すると「決める」ことが大切だと感じました。

 

まずは私自身が目標を達成するために、願望を磨きながら実践していきます。

望月先生、ありがとうございました。

 

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【本】遅読家のための読書術

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参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4478068577

 

こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、印南敦史(いんなみ あつし)さん著書

遅読家のための読書術」です。

 

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引用元:印南敦史 (@innamix) | Twitter

 

印南さんは、書評家としてウェブメディア「LifeHacker[日本版]」に月60本の記事を投稿され、年間の読書量は700冊以上にものぼるそうです。

 

とてもありがたいことに、私の本についても書評をお寄せくださっています。

www.lifehacker.jp

www.lifehacker.jp

 

そんな印南さんですが、もともとは本を読むのにものすごい時間がかかる "遅読家" だったと仰います。

本書では、"遅読家" だからこそ身についた、本の読み方・読書に対する考え方を、ユニークな視点で紹介しています。

 

本を読むのが遅いと感じている方、読書に苦手意識をもつ方は必見の内容です。

 

たった1文に出会えれば、その読書は成功

・読むのが遅い

・読んでいる途中で内容がわからなくなり、前のページに戻ることが多い

・読もうと思ってはいるけれど、なかなか本を開く気になれない

 

このような読書に対して苦手意識がある人は、なぜ苦手だと感じるのでしょうか?



印南さんは、多くの人に共通する読書についての先入観を指摘しています。

それは「熟読しなければならない」、「本の内容を100%吸収しなければならない」という思い込みです。

 

中には1回で内容を完璧にインプットできる人も稀に存在するそうですが、毎日書評を書かれている印南さんでさえ、『いくら熟読しても、実際には忘れていることのほうが多い』といいます。



そこで、読書の前提を「すべての内容を頭に叩き込むこと」ではなく、「あなたが価値を感じる一節、一文に出会うこと」に転換してみたらどうなるでしょう。

本の内容を全部は覚えていなくても、何か1つでも印象に残ったことがあるなら、その読書は成功したと思っていい。

印南さんはそう仰います。

 

「頭に入っていないことのほうが多い」ということは、裏を返せば、「忘れていないものの中に、自分にとって大切な部分が凝縮されている」ということだからです。

(中略)

読書の本当の価値は、書かれていることの「100%を写しとる」ことではなく、価値を感じられるような「1%に出会う」ことにあります。

 

必ずしも全部を読み取ろうとしなくていい。

こう思うと、読書のハードルが少し下がったような気がしませんか?

 

読書の習慣をつくる環境設定

なかなか本を読む時間が取れない…。

このように思う方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

 

印南さんは、本を読むことを生活に組み込む(つまり、習慣化する)ための方法を紹介しています。

 

・毎日、同じ時間に読む … 頭が冴えている朝の時間帯に、時間を区切って読む。

・速く読めそうな本を選び、1日で1冊を読み切る … 同じ本に何日もかけていると、飽きてくる。

・読んでいて印象に残ったところがあれば、紙に書き写す … 感想を「書く」前提で読む。

 

特に、印象に残った文章を書き出す、通称「1ライン・サンプリング」は、印南さんが書評を書かれるようになって身についた効果抜群の方法だそうです。

ただ頭の中で反復したり、蛍光ペンを引いたりするのではなく、「紙に書き写す」ことがポイントのようです。

 

紙に書くことで、「価値を感じた1%の部分」が、より深く記憶に定着しそうですよね。

 

ツボを押さえた「正しい "流し読み" 」?

本の読み方にも、いくつかポイントがあるといいます。

 

特に、要点がまとまって書かれているビジネス書などでは、一定のルールに沿った "流し読み" をすることで、大切なポイントを逃すことなくスピードを上げることができるそうです。

 

・「はじめに」、「目次」、「小見出し」をよく読む … これだけでも、本の内容と流れがおおよそ把握できる。

・各項の「最初の5行」と「最後の5行」だけを読む … 筆者の主張はだいたい最初と最後のほうに書いてあることが多く、具体例を読み飛ばしても差し支えない。

・キーワードを決めて読む … この本から何を得たいか?という目的がはっきりしていると、サーっと流し読みをしていても、必要な情報が目に飛び込んでくる。

 

速く読むのではなく、正しい "流し読み" をすることが、印南さんの年間700冊という読書量を支えているのですね。

 

読書は宝探し

私もたくさんの本を読むようになりました(決して、読むスピードが速いとは思っていません)。

 

出版の分野でもっと力をつけることも大切な目的ですが、「新しい価値観に触れることができる」というのが、私が感じる読書の価値のひとつです。

私が起業を志すようになったのも、お世話になっているメンターとの出会いや、いろいろな本との出会いがきっかけでした。

 

本の中のたった1行の言葉が、読者を突き動かす可能性がある。

そのくらい、読書には価値があると私も感じています。

 

私もいま3作目の執筆にあたっていますが、読んでくださる方が "たった1%" でも価値を感じてくれれば嬉しいなという気持ちで書いています。

 

価値のある1行に出会うことにワクワクしながらおこなう読書は、まるで宝探し。

読書の楽しみが広がる、たいへん学びの多い1冊でした。



なお、当ブログでは過去にも印南さんの著書を紹介させていただきました。

興味を持たれた方は、ぜひこちらもご覧ください。

gonbook.hatenablog.com

 

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【本】世界一ワクワクするリーダーの教科書(後編)

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参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4866631007

 

こんにちは。権藤優希です。

 

先日に引き続きまして、大嶋啓介(おおしま けいすけ)さんの

世界一ワクワクするリーダーの教科書」を紹介します。

 

※前編はこちら

gonbook.hatenablog.com

 

うまくいくかどうかは、思い込みの差で決まる

人間の脳には、思い込みを実現する強烈な力が備わっているそうです。

だから、組織を率いるリーダーは、仲間の可能性を信じることがとても大切であると大嶋さんはおっしゃいます。

 

伸びる組織のリーダーは、

・人のいいところを見つける達人

・褒める達人

・良い思い込みの達人

であるとも言えますね。

 

部下の可能性を引き出す究極のリーダーは、部下の可能性にワクワクしています。(中略)

「お前は、〇〇なところが素晴らしい。お前のこれからの成長が本当に楽しみだな」

と、部下の未来にワクワクしているのです。

すると部下も、リーダーが言ってくれたことが嬉しくて「その気」になってきます。

この「その気」になることが、可能性の扉になるのです。

 

私のメンターも、いつも周りの人の可能性を信じていて、その気持ちが確かに伝わってきます。

『相手のいいところを見つけることが職業病なんです』と答えるメンターは、仲間のことをいつも褒めています。

 

人の良いところを見つけて褒めることは、相手の思い込みに良い影響を与えて可能性を引き出し、さらにお互いの信頼を深めることにもつながるのですね。

 

困難は、リーダーが最高の姿を見せるチャンス

本書の最終章では、さまざまなピンチをチャンスに変えたエピソードが数多く紹介されています。

同じできごとに対してどのようなものの見方・考え方・捉え方をするかで、行動や結果を変えることができるといいます。

 

問題が起きたことが問題ではない。問題に対してどう考えたかに問題がある。

マイナスに考えればピンチになり、プラスに考えればチャンスになる。

 

さて、「ピンチはチャンス」という言葉は、誰もが聞いたことがあるかと思います。

ところで、実際に困難なできごとに遭遇したときに「チャンスだ!ワクワクするぞ!」と思えた方はどれくらいいるでしょうか。

 

私がこれまでを振り返って感じるのは、たくさんのチャレンジをしていろいろな場面を乗り越えた人が、ピンチをチャンスだと思えるようになるということです。

 

正直、はじめのうちは障害は障害にしか見えないことが多いでしょう。

しかし、困難な場面を克服して、目標を達成した、あるいは自分が大きく成長したと実感した体験があれば、障害は自分を大きく変化させてくれるきっかけだと分かります。

 

筋トレもこれに似ています。

レーニングによって負荷をかけた筋肉の繊維は一度ちぎれてしまいます。

その後、ちぎれた繊維が修復されるときに、一回り太くなるのです。



だからこそ、チャレンジが大切!

メンタルをムキムキにするためには、うまくいかない経験や周囲の批判に遭って心の筋繊維をちぎりまくり、でもそれに屈せずに突き進むことが必要です。

 

本書で大嶋さんが唱える”ワクワク”とは、私たちをチャレンジに向かわせてくれる大きな原動力なのだと感じました。

私もこれからの自分、仲間、目標にワクワクしながら、仕事に力を注いでいきます。

 

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石川和男さんが「自分で決める」を紹介してくださいました!

 

こんばんは。権藤優希です。

本日、とても嬉しいことがありましたので、シェアさせていただきます

税理士、講師など5つの仕事を掛け持ちされている、"時間管理の専門家" 石川和男(いしかわ かずお)さんが、

拙著「自分で決める」について、石川さんのYouTubeチャンネルで紹介してくださいました。

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引用元:HOME - 石川 和男 オフィシャルWEBサイト

 

石川さんの動画はこちら

◆おすすめ本 紹介 「自分で決める」#150

www.youtube.com

 

◆自分で決める。すべてがうまくいく最強の力

http://www.kizuna-pub.jp/book/9784866630526/

 

「自分で決める」は私が初めて書いた本で、私がNECに勤めていたときの経験や、起業を決意したときの経験がもとになっています。

 

そのうち、石川さんが動画の中でお話された、

『表に見えるきれいな仕事は1%だけ。

残り99%はやりたくないと思うような仕事ばかり』

という内容は、私が最も伝えたかったことのひとつです。

 

目に見える結果に憧れる人は多いですが、その結果の背景には、とてつもない量の泥臭い努力があります。

結果を出すために真似すべき"99%の泥臭い努力"は、なかなか表には見えにくいものですね。



これまでに10冊もの本を書かれている石川さんに、私の本を詳しく取り上げていただきとても光栄です。

現在、3作目の執筆に取りかかっている私にとって、たいへん励みになります。

この場をお借りしまして、厚くお礼申し上げます。



僭越ながら、私も石川さんの著書を当ブログにて紹介しております。

 

【本】残業ゼロのノート術

gonbook.hatenablog.com

 

たくさんの仕事を掛け持ちされ、幅広い業種でご活躍されている石川さんの体験には、学びが満載です。

私も仕事のパフォーマンスを最大限にするために、石川さんが伝えてくださる時間管理のポイントを実践しています。

 

皆さんも、ぜひ石川さんのYouTubeをご覧になったり、本をお手に取ってみてください。


石川さんの公式YouTubeチャンネルはこちら

https://m.youtube.com/channel/UClYR00rxwz1TaIUlUimGvaw


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