権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】GIVE & TAKE

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こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、アダム・グラント氏著書『GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代』です。

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引用元:https://www.amazon.co.jp/Adam-Grant/e/B00ATUAAWE

 

ギブ・アンド・テイクと聞いて、みなさんはどんなことを想像しますか?

人に親切にすると自分のもとに返ってくる、と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

心理学者である著者は、人の行動を3つのタイプに分けて説明しています。

・ギバー(自分が受け取るよりも、相手に多く与える人)

・テイカー(相手に与えるよりも、自分が多く受け取ろうとする人)

・マッチャー(与えることと、受け取ることのバランスを取る人)

 

この本は、「与える人(ギバー)になろう」とただ単に主張しているわけではありません。

 

なぜ与える人になることが、最も成功する可能性があるかという考察を、心理学的な調査・実験結果に基づいて説明しているのが、本書の興味深い点です。

 

与える人に人は集まるという言葉があるように、

まず自分から与えていくことを、私もずっと教わり続けてきました。

 

笑顔であいさつをする、相手のいいところを見つける、親身になって話を聴くなど、日頃のちょっとした行動からでも与えることができると思います。

 

相手に喜んでもらうために、自分には何ができるのかと考えて行動する。

その姿勢が、徐々にその人の魅力となってにじみ出てくるということを、

これまでもたくさんの仲間と共に仕事をするなかで体感してきました。

 

与えれば与えるほど、力が湧いてくる。

そんな生き方を後押ししてくれる一冊でした。