権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】自助論

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こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、サミュエル・スマイルズ氏著書「自助論」です。
医者兼、作家である著者は、「7つの習慣」という本の中に出てくる
「思いの種を蒔き、行動を刈り取り、
行動の種を蒔いて、習慣を刈り取る。
習慣の種を蒔き、人格を刈り取り、
人格の種を蒔いて、人生を刈り取る。」
を提唱された方です。 
 

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引用元:楽天ブックス: 自助論 - 新・完訳 - サミュエル・スマイルズ - 9784905154990 : 本


本書は1858年に日本で出版された際、福澤諭吉の「学問のすすめ」と並ぶ明治のベストセラー本です。
本書「自助論」では、”天は自ら助くる者を助く”という言葉が印象的でした。
 
こちらの本を読み、3つ感じたことがあります。
1つ目は、貧苦は人間を立ち上がらせ、社会との戦いに駆り立てられるという事。
「苦労は買ってでもしろ」とよく言いますが、若いうちに色々と経験して乗り越える習慣をつけることは大切です。私も起業し始めたころは色々な壁にぶつかりました。
特に、目は”知識専用入り口”だそうで、五感全てで得た経験こそが自分への最良の教育だそうです。
私も様々な経験をして得た経験値はいまだ自分の財産です。

 

2つ目は、富は自分の為だけに得たものでは、決して幸せにはなれないという事です。
自分以外の人を目的とした富は、自分を幸せにし、人を幸せにするのだなと感じました。
他のものを無踏み台にして、勝ち得た利益では意味が無く、双方に利益があってはじめて、お互いがより良いサービスの提供が生み出せ、さらにお互いの長期的な繁栄につながるのだと、私も事業を通じて学びました。
  
3つ目は、常に謙虚であるという事です。
この本の登場人物は教科書に出てくるような偉人もいれば、画家、詩人、将軍、政治家、靴職人、名前も知らない人、子供など様々な方がいます。
結果を出す人はどんな人からも謙虚に学んでいる人が多いそうです。
私が経営を学んでいる方もとても謙虚な方なんですよ。

 

習慣は自分自身への教育や人格形成についてとても重要です。
私も、さらなる目標のために必要な習慣を身につけ、一つ一つ自分を高めていきます。