【本】ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み
こんにちは。権藤優希です。
今回紹介する本は、株式会社日本レーザー代表取締役社長 近藤宣之氏の著書「ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み」です。
著者は28歳の時、生後3日の双子が病死し、29歳の時に労組執行委員長として社員1000人のリストラを断行するなど、数々の挫折を経験した後、当時は業績不振に陥っていた日本レーザーの社長に就任。そして「社員のモチベーションを高める工夫」、「能力と努力と成果に応じた処遇体系の構築」など「人を活かすこと」に注力して業績を復活させました。
引用元:https://www.ai-work.jp/hitokara/storry/detail.php?id=35
上記の取り組みが評価され、株式会社日本レーザーは第1回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の「中小企業長官賞」をはじめ、東京商工会議所の第3回「ホワイト企業大賞」など数々の賞を受賞しています。
私自身、起業して10年が経過しましたが「社員や一緒に働く仲間のモチベーションを高めること」は非常に重要であり、面白く、同時に永遠の課題であると体感しています。
本書にはその課題に対して下記の3点が整うことが重要だと述べられていました。
・「言いたいことがなんでも言える明るい風土がある」
・「社員が会社から大事にされていると実感している」
・「会社は自分のものだという当事者意識を持てる」
最近では日本大学アメリカンフットボール部の部員がとんでもないラフプレーでニュースになり、その原因は監督、コーチから反則を強要されていたことが明らかになりました。まさに「なんでも言える明るい風土」がなく、「部員が大事にされていない」ことによって起きた問題だと考えます。
私はメンターから「組織は自分の鏡である」と教わりました。私自身が上記の3点を大切にし、社員や仲間に愛され続ける経営をしていきたいと改めて感じました。