権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】騙し絵の牙(読書後)

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こんにちは。権藤優希です。

今回は先日読む前に1度紹介した「騙し絵の牙」です。

 

印象的なのは怒涛の後半で、そんな結末なのか!最後に大逆転のある作品でした。

主人公の清水は、大泉洋さんを思わせる笑い方や振る舞いがすぐ思い出せるくらい
鮮明に表現されていて驚きました。
人と人の駆け引きや心情も見どころで、
逆境に立った時にどう捉えるか、どう行動していくかを改めて考えさせられる本でした。

 

出版業界の現状も描かれており、
出版業界は電子書籍や本を買う人が減っている中で、どうこれから生き残っていくかというリアルな話でした。
AIの技術や最新技術を優先させるか、昔から大切にしている文化を優先させるかというリアル問題も描かれていて、思わず近い将来の技術の発達について改めて考え直してしまいました。

 

大泉さんが演じてる姿が、本を読んだだけで思い浮かんできますね。
皆さんも映画化される前に是非!