権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】ハングリーであれ 愚かであれ

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こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、『ハングリーであれ 愚かであれ」』です。本書はスティーブ・ジョブズ氏が2005年にスタンフォード大学学位授与式で実施した学生向けのスピーチを文章にしたものです。

 

著者はアメリカ合衆国の実業家でiphoneでお馴染みのアップル社の共同創立者の一人。
21歳のときに自宅のガレージでアップル社を創業し、以来2011年8月までアップル社のCEOとして同社を世界的に有名な企業に成長させました。「無駄なものを徹底的に削ぎ落とす、シンプルに」という仕事の徹底ぶりがシンプルなデザイン、操作性のiphoneを作り上げたと言われています。その後2011年10月、56歳の若さで亡くなり、その実績は今でも多くの人の生活に影響を与えています。

上記のような圧倒的な結果を作り上げたスティーブ・ジョブズ氏がどのように考えて56年間の人生を生きたのか、本書を通してその人生観の一部に触れることができました。

 

本書には、
「今日が人生最後の日だとしたら、今日しようとしていることは、やりたいことだろうか、このことを毎朝、鏡を見て自分自身に問いかけていた。それをすることで不要なものが亡くなり、本当に重要なものだけが残る」と書かれていました。

スティーブ・ジョブズ氏にとっては「着用する服を考えること」さえも面倒なので、毎日同じ服を着ていたそうです。

 

「あなたの時間には限りがあり、他の誰かの人生を生きて無駄にしないでください」
スティーブ・ジョブズ氏は言いました。
自分の人生を生きたスティーブ・ジョブズ氏が言うからこそ力のある言葉だと感じます。私も自分の人生の経営者として、経営を通してより多くの人に貢献し、影響を与える存在になりたいと改めて感じる一冊でした。