【本】ラーメン屋の看板娘が経営コンサルタントと手を組んだら
こんにちは。権藤優希です。
今回紹介する本は、木村康宏(きむら やすひろ)氏著書
「ラーメン屋の看板娘が経営コンサルタントと手を組んだら」です。
著者はラーメン専門のコンサルティング
著者は大学在学中に著名な経営コンサルタントに師事。
大手コンサルティング会社勤務を経て、ラーメン業界専門の経営コンサルティング会社である(株)繁盛塾を設立されます。
10年以上に渡って多くの有名ラーメン店の経営に携わり、また年間600杯以上のラーメンを食べるプロフェッショナルです。
復活を目指すラーメン屋のストーリー
本書は、著者が実際にコンサルティングをおこなってきた体験に基づいて作られたストーリーです。
頑固一徹の親父・大二郎が仕切るラーメン屋「大力屋」は、かつては地域で一番の繁盛店だったものの、今は閑古鳥が鳴く状態。
店の売上を心配するひとり娘の春香は、大学の講義で出会った敏腕コンサルタント・澤村に助けを求め、お店の再建を目指します。
コンサルタントから教わった"経営のエッセンス"
細部はラーメン屋に特化した内容ではありますが、澤村の助言には経営のエッセンスが詰まっています。
・美味しいだけでは売れない。良い商品を取り扱っている人ほど、その商品に甘えてしまう。「売る」ための努力をすること
・どんなビジネスでも、それがどのような存在かという「あり方(コンセプト)」が大切
・過去のできごとは、何が起きたかではなく、何を教えてくれるために起きたのか、が大切
物語形式で書かれているのでとても読みやすく、家族やお店のスタッフたちが一致団結する姿に思わず感情移入してしまいました。
素直に受け取り、行動に移す
私が本書で感じたのは、「素直であること」の大切さです。
はじめは頑なに自分の考えを変えなかった大二郎ですが、徐々に心を開いて、助言を受け入れるように変わっていきます。
澤村の言うこと、すなわち著者の考えとして、成功する人には次の3つの要素が備わっているのだそうです。
(1)素直
(2)プラス発想
(3)勉強好き
私自身、結果を作っている人から謙虚に学び、教えてもらった通りに素直に行動することで、事業を拡張させてきました。
経営を学ぶ上で、素直さと向上心をこれからも持ち続けようと思います。
そして一緒に事業を立ち上げていく仲間も、本書の登場人物たちのように素直でハートが温かいです。
仲間とともに拡張していくイメージが湧く、素敵な一冊でした。
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