権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】こうして会社を強くする

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こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、稲盛和夫氏著・盛和塾事務局編

こうして会社を強くする」です。

 

当ブログではこれまでも、稲盛氏の著書をいくつか紹介しました。

gonbook.hatenablog.com

 

本書は、稲盛氏が塾長を務める盛和塾において、塾生である経営者からの質問に稲盛氏が答えていく「経営問答」の内容を掲載しています。

 

経営者や組織のリーダーなら必ず遭遇する問題について、稲盛氏がズバリ答えていく様子は、まるでその場にいるような臨場感を味わいます。

 

社長とはどうあるべきか

例えば、親の後を継いで二代目社長に間もなくなろうとしている経営者から、『社長とはどうあるべきか』という質問を受けます。

 

稲盛氏はご自身の体験から、次のように答えています。

 

『社長というのは物事を決める最終の地位ですので、決断の基準となる心の座標軸を持つことが大事だと思います。

 

私は京セラ創業の頃、"人間として何が正しいのか"、"原理原則に基づいて経営する"ということを心の座標軸にしてまいりました。

 

また、経営目標の達成について潜在意識に浸透するほどの強烈な願望を持ち、従業員から「社長が決めたことなら、必ず達成しよう」と思われるような、信頼され尊敬される人間性を備えていなくてはなりません。

 

私も京セラ創業三年目にして"全従業員の物心両面の幸福の追求"を理念に掲げ、人のために尽くすということを経営の基本におき、人格を磨きました。

 

心を高め、利他の精神をもって経営にあたられると良いと思います。』

 

本書で紹介されている質問の内容は多岐にわたりますが、稲盛氏の回答から伺えるのは、"やり方"ではなく"あり方"が土台にあるのだなということでした。

 

経営のみならず、生き方についても大切なことを学べる素晴らしい一冊でした。

 

組織のトップであるという意識

私も起業したての頃に、メンターから「自分のことを100人の組織のトップだと思いなさい」と教わりました。

 

現状に関係なく、自分は組織のトップであるという意識を持つか否かで、行動と結果が大きく変わることを学んできました。

 

「有言実行を貫いて、仲間と共に豊かな人生にする」という目標を私も持っているので、それを実現させるためにも、日々ベストを尽くしていきます。

 

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