【本】行動する勇気(後編)
こんにちは。権藤優希です。
前回に引き続き、杉山大輔(すぎやま だいすけ)さん著書、
“行動する勇気”
を紹介します。
※前編はこちら
前編では、著者のエピソードと「望むものを全部取りする」という考え方をお伝えしました。
では、望むものを全部取りするために必要な行動のポイントとは何でしょうか。
本書の中から、特に印象に残った点を挙げてみます。
経験は財産
杉山さんは行動することの価値を次のように述べています。
① 行動して経験したことはすべてキャリア上の財産になる
② 行動を起こすことで後悔しなくて済む
③ 行動することによってチャンスを手にすることができる
確かに、行動によって得られた経験はすべて必要な経験だと私も思います。
特に、失敗した経験から得られる学びが自分を成長させますし、同じようにチャレンジする人や失敗した人に心から共感し、背中を押してあげることができます。
また、私は最初からベンチャーを興したわけではなく、週末起業から始めました。
とにかくたくさん行動した中で、自信や経験などの目に見えないもの(無形の資産)を蓄えてきたことが、私の経営者としての土台になっています。
チャンスをつかみ取る行動のポイント
では、本書で紹介されている行動のポイントを見てみましょう。
【スピード、前倒し】
依頼を受けたら猛スピードで仕事をして、成果物を収める。
前倒しで仕事を進めて、期限よりも早めに仕事を終える。
スピードが取引先の信頼を勝ち取るといいます。
【準備をしておく】
早いスピードで仕事ができるのは、いつでもしっかりとした準備ができているからだそうです。
私も会社員のときは営業職だったので、提案の内容は頭に叩き込むようにしました。
週末起業を始めたときも、早く理解しようとメンターのプレゼンを文字起こしして原稿を作っていました。
【やるべきひとつひとつの作業は、誰にでもできること】
杉山さんのキャリアを大きく変えた、ソニーの元CEO出井伸之さんとの出会いがあります。
杉山さんが起こした行動は、
・出井さんと名刺を交換した後、すぐにメールでアポイントを取った
・パーティーで撮った写真を出井さんの自宅に届けた
など、誰にでもできることばかりだったそうです。
やるべき作業のひとつひとつは、誰にでもできる単純なこと。
だからこそ、万全の準備とスピードが差を生むのですね。
偶然はない。行動が原因を作り出す
また、杉山さんは、引っ越し先の近くにたまたま出井さんがお住まいだったというエピソードを綴っていて、この事実を次のように振り返っています。
引っ越しを決めたのは、私自身ですから、偶然を自分で作ったことになります。
幸運のための、偶然の種をまくのは、自分自身だと思うのです。
やるべきことを猛スピードで、そして圧倒的な量をこなしている人のもとに、まるでご褒美のように結果が訪れる。
一見すると偶然に思えるようなことも、実は偶然でも何でもなく、自分の行動が結果の原因を作り出しているのだと、私も経営を通じてずっと学んできました。
あらためて、私も理想を実現させていくために行動していきます。
行動する勇気を奮い立たせてくれる、貴重な一冊でした。
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