【本】部屋は自分の心を映す鏡でした。(後編)
こんにちは。権藤優希です。
前回に続き、空間心理カウンセラー・伊藤勇司(いとう ゆうじ)さん著書、
“部屋は自分の心を映す鏡でした。”
を紹介します。
※前編はこちら
前編では「部屋と心の状態には深い関係があり、心のクセが部屋の片づき具合に影響する」という著者の見解をお伝えしました。
後編ではいよいよ気になる、具体的な部屋の片づけ方に注目します。
悩み別・部屋の片づけ方
前編でも申し上げたように、本書は主に女性向けに書かれています。
さまざまな悩みを抱える人の心理傾向を解き明かしたうえで、部屋の片づけ方が悩み別に提案されています。
著者の提案の一例を挙げてみましょう。
■理想の相手になかなか出会えない人
[心理傾向]相手にこうあってほしい、自分を受け容れてほしいというこだわりが強く、暮らしがおろそかになりがち
[解決法]トイレ、浴室、床を片づける!
抵抗感が出やすい場所を掃除することで、自分のこだわりが外れ、人を見る目が変わる
■痩せたいのに痩せられない人
[心理傾向]自分自身を大切にできず、楽なほうに流されやすいため、ものの扱いが雑になりがち
[解決法]洗面所とクローゼットを片づける!
“美” を演出する場所を整えることで、美意識が高まり、自分を美しく保とうとする
■仕事に自信がない人
[心理傾向]できない自分を認められず、自分に足りないものを取り込もうとするため、部屋のものが増えてしまう
[解決法]本棚と冷蔵庫を片づける!
自分に何が必要か?という足し算の発想から、自分に何が必要ないか?という引き算の発想に変わり、無駄が減って集中できるようになる
一見、なぜここを片付けるとよいの?と思うようなことも、ちゃんと心理的な根拠に基づいているのですね。
片づけるという行動が、心のクセに今までと異なる影響を与えます。
心のクセを部屋の片づけで改善
個人的に印象に残ったのは、第5章「言いたいことが言えない人の部屋は片づかない!」の内容です。
■言いたいことが言えない人
[心理傾向]周りの人からどう思われるかが気になってストレスが溜まり、部屋の片づけが後回しになりがち
[解決法]玄関とリビングを片づける!
リラックスして心の安定を保てるようにすることでストレスが減り、自分のペースが取り戻しやすくなる
印象に残った理由は、本章で述べられていることと、現在私が執筆している4作目の本のテーマに、共通する内容があったからです。
私は先日、次回作のテーマ「いつも損してしまう、いい人のために」をもとに講演をおこないました。
※参考:valuepress
講演では『ベストな人生にするためには、人にどう見られるかを気にするのをやめよう』とお話させていただいたのですが、
相手に合わせすぎてしまう心のクセを、玄関とリビングの片づけから改善していくという本書のアプローチには驚きでした。
自分の可能性に気づく
私は本書を読み、部屋の片づけを通じて自分の可能性を見いだすという著者の考え方は、とても新鮮で興味深いと感じました。
あなたも、あなたが思っている以上にたくさんの能力や才能、可能性に満ちあふれています。それらをぜひ部屋と向き合うことを通して、見つけていっていただけたらうれしいです。(本書p158より)
私自身、お会いするすべての人の人生を加速させる ”ライフアクセラレーター” として活動しています。
現在もさまざまな事業やプロデュースに取り組み、自分を育みながら多くの人の可能性に貢献できるよう全力を尽くす毎日です。
自らの可能性に気づくためには、まず一歩を踏み出す。
それは、部屋を片づけるという身近なことからでも始められるのですね。
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※ ”部屋は自分の心を映す鏡でした。” はこちら
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