【本】喜ばれる人になりなさい(後編)
こんにちは。権藤優希です。
前回に引き続き、永松茂久(ながまつ しげひさ)さん著書、
”喜ばれる人になりなさい”
を紹介します。
※前編はこちら
後編では、永松さんが考える「喜ばれる人になるとは?」というテーマに沿って、感想をお伝えします。
本は読者のためにある
出版で日本一になると決心された永松さん。
執筆にあたり、かつてお母様からかけられた言葉を振り返ります。
普通の人は、私みたいに愚痴も言うし、不安もあるし、なかなか変われない。そんなところでぐるぐる回ってるんだよ。悩んでるんだよ。あんたは本を書きはじめた最初の頃、『自分の経験を通して、悩んでいる人の心を少しでも明るくしたい』って言ってたよね。(本書p193より)
私はシロウトだからよくわからないんだけど、本ってね100パーセント読者さんのためにあると思うのよ。そう考えたとき、今あんたの立場でやるべきことは、あんたが書きたいことより、読者が読みたいことを全力で探し出すことなんじゃないかな(本書p248より)
お母様が大切にされていた「喜ばれる」という考え方。
これが源泉となって、”読者に喜ばれる本” を突き詰めていった結果、永松さんの19作目となる『人は話し方が9割』が2019年9月に発売されました。
そして、前編でもお伝えしましたが、『人は話し方が9割』は、2020年のビジネス書年間ランキングで第1位になりました。
永松さんは、目標として掲げた「出版で日本一になる」を見事に成し遂げられたのです。
「おつかれさま。日本一の称号もらったね。ここからあなたはこの勲章をどう使うの?」
母が生きていたら間違いなくそう言うだろう言葉を自分の中に刻みながら、ここから自分がどう喜んでもらえるのかを考えはじめた。(本書p279より)
自分の人生を生きる
永松さんは自身のご経験から、「喜ばれる人になる」ということを次のように解釈されています。
「喜ばれる人になりなさい」というのは、自分を捨てることでは一切ない。
(中略)
そうではなく、喜ばれるとは、自分の声を聞くということ。
本来の愛に包まれた自分に気づくということ。
自分の人生の指揮権を自分が握るということ。
自分の人生を生きるということ。
「喜ばれる人になる」と決め、自分を生きはじめたときから、すべてが愛に変わる。
「喜ばれる人になりなさい」とはつまりは「自分の人生を生きなさい」ということなのだ。(本書p296~p297より)
他人に媚びるわけでもなければ、自分を犠牲にするわけでもない。
誰かに喜んでもらいたいという「フォーユー」の精神を、自分の生き方にすると決めること。
永松さんは、「フォーユー」の気持ちを持った人で溢れる理想の世の中を思い描かれ、今日も活動なさっています。
宣言したことを達成する
実は永松さんは、本書のような自身のエピソードを中心としたエッセイを、「1つの目に見える結果が出るまでは書かないと決めていた」と仰います。
そして、出版で日本一になるという結果を、つまりはお母様との約束を果たされたことで、「喜ばれる人になりなさい」を執筆する運びとなったそうです。
私はとても感動しました。
宣言されたことを達成する、永松さんのその姿勢に私も心が揺さぶられました。
私もこれまでの事業の立ち上げを通じて「言ったことをやる」ことのパワフルさを体感しています。
道半ばではありますが、これからも言ったことを必ず結果に変えていきます。
最後になりますが、私の出版活動を温かく支えてくださる、永松さんをはじめ多くの著者の方々、関係者の皆様にあらためて感謝を申し上げます。
私も ”読者に喜ばれる本” を世に広められるよう精進いたします。
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