【本】即動力(後編)
こんにちは。権藤優希です。
前回に引き続き、タレント・田村淳(たむら あつし)さん著書、
“即動力”
を紹介します。
※前編はこちら
後編では、「即動力」に関する田村さんの考察から、印象に残った内容をお伝えします。
即動力と見切り発車の違い
何か行動を起こしたいと思っても、家族のことや体力のことなど、年齢を重ねるにつれて精神的なブレーキになる要素が増えていくと田村さんはいいます。
即動するためには、いかにしてブレーキを振り払い、アクセルを踏み続けるか。
迷ったときには、自分のアイデアや思いを文字に書き起こすのがよいそうです。
そして、ポジティブな未来を描けているならば、それは即動に値するといいます。
「すぐに動き出せない」ということは、即動に値しないことかもしれません。(中略)
ネガティブな未来を抱えたまま走り出しても、それは見切り発車です。即動力ではありません。みなさんも、アイデアを思いついたら、文字に起こしてみるといい。それが即動に値するなら、後ろ向きな表現は躍っていないはずですから。(本書p127より)
二兎を追う者、もっと得る
固定観念や思考停止は、即動力を妨げる最も危険な要素。
例えば、ことわざの「二兎を追う者は一兎をも得ず」には、二兎を追うことは不誠実であるという日本人の固定観念が潜んでいる、と田村さんは指摘します。
即動力のある人からすれば、「二兎を追う者、もっと得る」。
タレント、経営者、投資家などいくつもの草鞋を履いて、もはや何兎を追っているのかも自分でわからないという田村さん。
たくさんのことにチャレンジしていると、やがてそれぞれがつながりはじめて成果になることもある。
だから何でもやってみるべきだ、と強調して本書を締めくくります。
野球選手を目指しながら、株のトレーダーを目指したっていい。大工の腕を磨きながらパティシエを目指したっていい。人間、どんな才能が開花するかわからない。だから何兎でも追うべきなんです。(本書p223より)
自分の人生を最大限欲張る
「二兎を追う者、もっと得る」という解釈は、私も素晴らしいなと思いました。
先日、私は妻と一緒に、お世話になっている経営者の方から沖縄旅行に招待していただきました。
その方はよく「自分の人生を欲張らなくて、何を欲張るの?」と熱くお話されます。
私が尊敬するその方は、何人もの経営者を輩出され、また自身も複数の事業で大きな結果を作られています。
圧倒的な努力によって成果を作られ、人生は望んだぶんだけ手に入るということを教えていただきましたし、それは私の目指すところでもあります。
ポジティブな未来を思い描いて、実現のために素早く行動を起こす。
人生を最大限に欲張るためのジェットエンジンが、即動力なのかもしれません。
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※ ”即動力” はこちら
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