権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】成功する人は、教わり方が違う。(前編)

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こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、中谷彰宏(なかたに あきひろ)さん著書、

“成功する人は、教わり方が違う。”

です。

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出典:プロフィール | 中谷彰宏公式サイト(an-web)

 

大手企業を経て1991年に独立、株式会社中谷彰宏事務所を設立されます。

「中谷塾」主宰として全国各地で講演をされ、またテレビやラジオ等多くのメディアにも出演されています。

 

2020年には中谷塾のオンライン版「中谷庵」を開始され、さらに幅広い分野でご活躍中です。



多数の著作の中から、今回は2017年に刊行された “成功する人は、教わり方が違う。” を選びました。

 

本書はタイトルの通り、何かを教えるときではなく、教わるときに大切な心構えが説かれています。

結果をつくる人は、どのような教わり方をしているのでしょうか。

 

本書で挙げられている60の項目はどれも極めて大切だと感じましたが、その中から特に印象に残った内容をいくつか紹介します。

 

お客様ではなく、弟子になる

(項目01【一流は、弟子になる。二流は、お客様になる。】より)

 

自分が教えてもらう時は、お客様ではなく、弟子になる覚悟が必要です。

 

成長して結果をつくりたいのであれば、厳しく教えられても喰らいついていける、師匠と弟子のような関係になることが大前提。

 

「厳しいことは言われたくない」など、自分がお客様であるかのように振る舞うと、教える側も本当に必要なことが言えなくなってしまい、教わる側の成長は止まると仰います。

 

(項目08【一流は、お金を払って聞く。二流は、タダで「教えてください」と言う。】より)

 

何かを教わるということは、知恵を受け取るということです。(中略)

本来、お金を払わなければならないところです。

教わるのは「タダではない」という意識を持つことが大切です。

 

プロから聞ける内容(情報)は、たとえ小さな教えでも、そこにたどり着くまでに多くの時間や経験やお金がかかっている

結果をつくる人はこのことを理解していて、情報に見合った対価を払っているのだそうです。

 

必ずしもお金を払う必要はありませんが、その代わり教わったことを実践するという姿勢が重要。

教えてもらって当然、というお客様意識からの脱却が成長の鍵を握っています。

 

やってみてから質問する

(項目11【一流は、教わったことを実行する。二流は、ノートにまとめて満足する。】より)

 

教わったことを倉庫にしまっておくだけでは、人生は何も変わりません。

次に会った時に、さらにその先のことを教えてもらえるのは、教わったことを即、実行した人です。

(項目51【一流は、したことへの質問をする。二流は、していないことへの質問をする。】より)

 

「うまくいかないであろうこと」と「うまくいかなかったこと」とは、天地ほどの開きがあります。

実際にしてみて、うまくいかなかったことに対しては、アドバイスができます。

ところが、「うまくいかないであろう」と言って、していないことには、アドバイスのしようがないのです。

 

私がライフアクセラレーターとして活動するうえで、強く共感できる内容です。

 

私の講演会にお越しくださった方はご存じかと思いますが、講演の冒頭では必ず「今日お伝えすることを、ひとつでもよいので皆さんが行動に移すことに興味があります」と申し上げています。

 

教わったことをまずやってみてから、次の質問をすること。

お伝えしている以上、私自身が心がけていることのひとつでもあります。

 

納得できないこともメモする

とはいえ、講演に来られた方が私の話を一生懸命ノートに書き留める姿は、私にとっても励みになります。

 

著者の中谷さんは、ノートのとり方のコツを次のように仰います。

 

(項目14【一流は、好き嫌いで選ばずに、丸ごと吸収する。二流は、好きなことだけ聞く。】より)

 

一流は、自分の意見や好みに合う合わないは関係なしに、とりあえず丸ごとすべてメモします。(中略)

自分の意見に合うところだけノートをとる人は、人から教わったとは言えません。

ただ自分の意見が肯定され、自分をほめてもらいに来ているだけです。

 

成長するためには、まだ自分にない新しいものを取り入れる必要があります。

 

ですから、教わった内容は丸ごとノートをとる。

特に、いまの自分では理解できない、わからないことほどノートをとるのが大切なのだそうです。

 

私もメンターのプレゼンを聴くときは一言一句メモをとり、あるいはメンターのスピーチを文字起こしして、話す練習をしてきました。



本書にはまだまだ学びが満載です。

後編でも、教わるうえで大切なことを引き続きお伝えしていきます。

 

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※ ”成功する人は、教わり方が違う。” はこちら

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