権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】40代をあきらめて生きるな(前編)

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こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、当ブログでたびたび紹介しております、永松茂久(ながまつ しげひさ)さんの著書、

”40代をあきらめて生きるな”

です。

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出典:永松塾

 

株式会社人財育成JAPAN代表取締役

著書はいずれもベストセラーとなり、私もたいへんお世話になっている経営者です。

 

※過去の永松さんの著書紹介はこちら

gonbook.hatenablog.com

 

gonbook.hatenablog.com

 

gonbook.hatenablog.com

 

 

本書「40代をあきらめて生きるな」は、40代の人にありがちな「何をやるにも、もう遅い」といったネガティブな思い込みから脱却して、人生100年時代と呼ばれるうちの40代を充実させて生きるために必要な考え方が、永松さんのご経験をもとに示されている1冊です。

 

特に印象に残った内容をお伝えします。

 

他人と比べたあとの感情をコントロールする

社会経験豊富な40代の人は、会社や家庭などのさまざまな面で、自分と同世代の人と比べてしまうことが多いかと思います。

 

「比べて落ち込むくらいなら、他人と比べないようにしよう」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、永松さんは、あえて「他人と比べてもいい」と仰います。

 

このとき大切なのは、無意識に自分を責めないこと。

他人と比べないのではなく、比べたあとの自分を感情を、プラスの行動に結びつくようにコントロールすることがポイントだと、永松さんは強調します。

 

最初の感情が生まれたあと、どう振る舞うかという行動の選択については、訓練次第でコントロール可能になる。

(中略)

比べたあとの行動をコントロールできる人が、40代以降大きく伸びてくる。

(本書p40より)

 

私自身が学んできたことでもあり、当ブログでも繰り越し申し上げたことでもありますが、「2次感情をポジティブに選択する」という基礎的なことが、40代でも大事になるようです。

 

歳下から学ぶ

40代以降は、協力してくれるまわりの人を含めた総合力、その人たちを巻き込む力を持っているかどうかで、その後が大きく変わることをしっかりと頭に置いておこう。(本書p65より)

 

また、個人よりも組織として結果をつくることが求められる40代では、歳下から学び、歳下を味方につけることが重要だと永松さんは述べています。

 

なぜなら、いまの20代~30代の人たちは、昨今の急激な時代の変化を無意識に受け入れてきて、「自分はどう生きていくのか?」を必然的に考えさせられた世代だからだそうです。

 

次世代のほうが優秀である」という法則があることを受け入れ、自分たちの世代にはないスキルや精神性を搭載している次世代から、謙虚に学ぶことが大切なようです。

 

「次世代は優秀」

このことを念頭に置いて生きるだけで、世の中はさまざまな新しい発見をさせてくれるお師匠さんだらけになる。(本書p73より)

 

基本に立ち返る

感情を適切に選び直すこと。

どんな人からでも学ぶという謙虚な姿勢を持つこと。

これらはバックグラウンドに関係なく、誰もがすぐに取り組めることだと思います。

 

年齢を重ねれば重ねるほど、社会人としての基礎基本に立ち返ることが大切なのだと感じました。



続きは、後編にてお伝えします。

 

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※ ”40代をあきらめて生きるな” はこちら

www.amazon.co.jp

 

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