権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】キーパーソンを味方につける技術

テーマ:可愛がられる

 

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参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4478026653

 

こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、尾藤克之(びとう かつゆき)氏著書

議員秘書だけが知っている キーパーソンを味方につける技術』です。

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引用元:https://twitter.com/k_bito

 

衆議院議員秘書、大手企業役員を歴任され、コラムニスト、経営コンサルタントなどとして幅広くご活躍されています。

 

本書では、仕事上の人間関係を良くして成果を上げるための方法を、秘書時代のご経験をもとに紹介しています。


秘書ならではの人間関係のつくりかた

議員秘書のミッションは「議員の当選」。

 

当たり前ですが、議員が選挙で勝つためには票の獲得が必要です。

そのために、有権者や地元の支持者などの信頼を勝ち取る必要があります。

秘書は議員をサポートし、早朝から深夜まで猛烈に働くのだそうです。

 

票の獲得と聞くと、ごますりのようなことをイメージされた方も中にはいるかもしれません。

しかし実際はそうではなく、秘書はいつも誠実に、一挙手一投足に気を配るといいます。

 

・表情や声のトーンを意識する(第一印象の重要性)

・依頼された仕事に対し、120%の回答を3つ準備する

・言い訳をせず、自分で責任を追う

 

著者は、秘書にとって最も重要な素質のことを「人間関係構築力」と呼んでいます。

 

人間関係構築力というのは、付け焼き刃のテクニックで高めたり強くしたりできるものではありません。

常に相手の立場に配慮をしながら言動や行動に注意を払い、良好な人間関係を築こうとする強い意志と努力が、まず必要です。

 

「どんな場合においても、相手から最大の好意を持ってもらえるように行動する技術」なのです。

 

力を貸してあげたいと思われるためには

周りの人と良好な関係を築きながら、円滑に仕事をしたいと望む方も多いのではないでしょうか。

 

私のメンターも、仕事における人間関係のコツを「可愛がられること」と言い、いつも周りの人に喜ばれるような配慮を欠かしません。

著者が秘書業務を通じて身につけられたコミュニケーションの能力は、あらゆる人にとって大切なものだと感じました。



私は、事業でより大きな結果をつくるために、自分が影響を受けるメンターの存在が重要だと教わりました。

 

経営判断に迷ったときに、私よりも膨大な量の仕事をこなすメンターが、いつも側にいて教えてくれるとは限りません。

 

元気よくあいさつをする、報告・連絡・相談を欠かさず行う、教わったことを素直に実践するなどを徹底して、メンターからアドバイスをいただく機会を自分から勝ち取ってきました。

そして具体的に結果をつくってアピールすることを繰り返してきました。

 

仕事をする上で大切な人から「力を貸してあげたい」と思われる自分であるか

本書はその点でとても学びの多い1冊です。

 

私も自分のふるまいを見直し、周りの方々との信頼をさらに深めながら成果を上げていきます。



なお、拙著『自分で決める』について、尾藤氏がこちらの記事で紹介してくださいました。

agora-web.jp

この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。

興味を持たれた方は、ぜひこちらもご覧ください。

 

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