【本】人は話し方が9割
参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4799108425
こんにちは。権藤優希です。
今回紹介する本は、永松茂久(ながまつ しげひさ)さん著書
「人は話し方が9割」です。
引用元:永松塾オンライン | 永松茂久オフィシャルウェブサイト
株式会社人財育成JAPAN代表取締役。
経営コンサルティングなど多くの事業を展開され、30冊以上の著作の累計発行部数は100万部を超えています。
当ブログで何度も取り上げさせていただくほど大好きな作家・経営者です。
私の出版に関してのみならず、プライベートでも、永松さんからいつも温かなお力添えをいただき、たいへん励みになっております。
先日も、永松さんが都内に構える素敵なオフィスをお借りして、出版イベントを開催させていただきました。
本書「人は話し方が9割」の副題は、"1分で人を動かし、100%好かれる話し方のコツ"。
日常生活における、ごく身近な人との会話やコミュニケーションを円滑にする方法について書かれています。
人は誰もが自分のことをわかってほしい
話し方の前に、とても大事な原則があると永松さんは仰います。
・人は誰もが自分のことが一番大切である
・自分のことを認めてほしい、わかってほしい
・人は、自分をわかってくれる人のことを好きになる
このように、"自分のことを理解してほしい"という気持ちを満たしてあげることがポイントだそうです。
確かに、"自分を大切にしてくれている"と感じたら、嬉しくなりますよね。
話し方で一番大切なのは、聞くこと!
したがって、会話においては相手のことを理解しようとする姿勢がとても大切です。
永松さんは、話し方で一番大切なのは聞き方であると述べています。
矛盾するようですが、私もかつて営業職を経験していたので、聞くことの重要性を身をもって体感しています。
うなずき、表情、リアクション、相手の話を広げる方法など、すぐに実践できる聞き方のコツが詳しく紹介されています。
私たちは、相手の人にいかに自分が関心を寄せているかを伝えることが大事なのです。
流暢に話せなくてもいい。大切なのは"思い"
何を話せばよいか、と戸惑う経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
必ずしもスラスラと話せなくても、思いを込めて、熱心に話せば相手の心に届くかと思います。
反対に、流暢な話し方ができたとしても、思いがなければ人の心が動く可能性は低いかもしれません。
永松さんは、話し方は心のあり方によって決まると仰います。
話している内容よりも、"どういう意識で相手と接しているか"が伝わっているのですね。
話し方は、すべて心から生み出されています。仮に、あなたが日頃発する言葉をロケット、心を発射台だとすると、ロケット一発一発の性能を磨くより、発射台を良い方向に向けるほうが、ずっとずっと重要です。
メンタルも、スキルも、両方とも大事
もともと私は寡黙なほうで、話すことはあまり得意ではありませんでした。
起業の勉強をはじめた頃に、メンターとお世話になっている研修会社のトレーナーと車で移動していて、『権藤くん、もう少ししゃべってもいいんだよ』と言われたことすらありました。
それでも、事業の立ち上げを通じてコミュニケーション能力を身につけてきました。
話し方や聞き方のスキルを向上させることも大切ですが、もっと大事なのはメンタル。
どのような心がけを意識すればよいかを知り、そのうえでスキルを磨く。
メンタルとスキルの両輪が大事だと教わったことを思い起こしました。
最後に、永松さんは話し方の究極のスキルをこのように綴っています。
『相手の方が幸せでありますように』
永松さんのような素敵な経営者の背中を、私も追いかけてまいります。
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