権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】きみはポラリス

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引用元:https://bookmeter.com/books/578533

 

こんにちは。権藤優希です。

今回はちょっと趣向を変えて、小説を読みましたので紹介したいと思います。

 

三浦しをん氏著書『きみはポラリス』です。

三浦氏は2000年に小説家としてデビューし、数多くの作品を発表されています。

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引用元:http://omoiomoi.com/454.html

 

2006年に『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を、2012年に『舟を編む』で本屋大賞を受賞され、映画化やドラマ化された作品も多数あります。ご覧になった方もいるかもしれませんね。

『きみはポラリス』は、2007年に発表された、11編の短編小説からなる恋愛小説集です。

 

ひとくちに恋愛といってもいろんな形があり(それがまたとても個性的で)、1編1編ごとに異なったテーマで描かれています。

本書の中で、私は『春太の毎日』という作品が面白かったです。

主人公の春太は、両親を亡くした麻子という女性と一緒に住んでいます。

春太は自らのことをかっこよくてモテモテだと自称しながらも、麻子のことを一番好きで幸せを願っているといいます。

 

そんな中、麻子にひそかに想いを寄せる米倉という男を、麻子はたびたび家に招き入れます。

米倉に対して、「麻子を一番好きなのは俺だ」と想いを募らせる春太ですが、ある日突然春太が体調を崩して倒れてしまい…。

この作品には衝撃の展開が待っており、私も読んでいて「ああっ!」と声をあげてしまいました(笑)。

 

興味を持たれた方は読んでみてはいかがでしょうか。

読書は人の心を豊かにしますね。

日頃からいろいろな体験をして、感じる心を磨いていこうと思いました。