【スピーチ】人を惹きつける話し方
こんにちは。権藤優希です。
今回は、スピーチの動画を紹介します。
まずはこちらをご覧ください。
ジュリアン・トレジャー「人を惹きつける話し方」
ジュリアン氏はイギリス出身で、音楽や出版業界の仕事を経たのち、音に関するコンサルタント会社を設立されます。
ミュージシャンとしてのキャリアも長く、音のプロフェッショナルです。
この動画では『人間の声は、世界で最も力強い音だ』と語るジュリアン氏が、聞き手を惹きつける話し方について、実演を交えながらプレゼンしています。
10分という短いスピーチの中にも、興味深い内容がたくさん詰まっています。
このような話は聞きたくない!
まず、相手が聞きたくなくなるようなことは話さないよう、話者としての習慣を変えようと提案をされています。
・うわさ話をする
・批評する
・ネガティブな内容
・不平を言う
・言い訳をする
・誇張する、嘘をつく
・独善的になる(事実と意見を混同する)
不満や愚痴などを話してしまった経験は、誰もがあるのではないでしょうか。
話を聞く側からすれば、もっと聞きたいという気持ちにはなりませんよね。
聞く人が興味を持つ話し方とは
ジュリアン氏は、私たちの話に聞き手が興味を持ち、より伝わるようになる4つのポイントを紹介しています。
・正直であること
・素直さ
・誠実さ
・愛(他人の幸せを願う)
話している内容そのものよりも、話し手がどんな思いで言葉を発しているのか、聞き手は敏感に感じ取ります。
言葉(言語)に表れないニュアンスは、話しているときの音、つまり「声」に表れているのですね。
動画の中でジュリアン氏は、声の高さ、抑揚、話すスピードなどのポイントを挙げて実演されています。
話し方を少し変えるだけで、聞き手が受ける印象がガラッと変わるのが分かるかと思います。
最後には、よい声を出すためのエクササイズを観客と一緒におこなっています。
プレゼンで紹介された内容はすべて、トレーニングを積むことで誰でも改善できるのですね。
私が起業を志したきっかけのひとつは、メンターの情熱的なスピーチです。
「絶対に目標を達成して人生を変えていくんだ!」という強烈な決意に感銘を受け、私もメンターのような経営者になりたいと思ったことをはっきりと覚えています。
多くの人の心が動くようなプレゼンができるようになりたい一心で、メンターの留守番電話に向かってメッセージを吹き込んで、スピーチの練習を毎日していました。
もちろん話し方だけがすべてではありませんが、自分の思いが相手により伝わりやすくなるように、リズム、声のトーンなど、話し方を変える大切さにも気づきました。
今では私自身、多くの方の前で講演をさせていただく機会に恵まれました。
起業を通じて、話し方をトレーニングしてきたことは良かったです。
とはいえ、まだまだ道半ばですので、これからもプレゼン力を磨いていきたいと思います。
とても興味深い動画でした。
スピーチでも、普段の会話でも、話し方を少し意識するだけで、大きな変化があるかもしれないですね。