権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメントの代表を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】考えよ!――なぜ日本人はリスクを冒さないのか?(後編)

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こんにちは。権藤優希です。

 

前回に引き続き、元サッカー日本代表監督、イビチャ・オシム氏著書、

“考えよ!――なぜ日本人はリスクを冒さないのか?”

を紹介します。

 

※前編はこちら

gonbook.hatenablog.com



前編では、著者の見解を通じて、いざというときに自分で考えることの重要性をお伝えしました。

引き続き、本書後半の内容から印象に残った点をまとめます。

 

ハングリーであれ

著者は、日本という豊かな国や社会を素晴らしいと称賛しています。

ところが、安定した生活水準が日本のサッカー選手のハングリーさの欠如につながっているとも述べています。

 

世界の貧しい国々の選手たちは、成功すれば、貧しさから抜け出しまったく違う天国のような生活を送ることができる。成功を手にすることができなければ、永遠に貧しさからは脱出できない。(中略)

しかし、日本ではたとえ試合に出られなくとも、明日の生活に困るということはない。(中略)

いわゆるハングリーではない。ハングリーである必要がないのだ。(本書p147~p148より)

 

サッカーに人生を捧げるほどの情熱と覚悟

それこそがプロの価値観であると語っています。

 

日本人はサッカーを人生の一部と考えるほどの覚悟があるだろうか。私が言いたい「ハングリーがない」とは、そういうことである。(本書p149より)

 

日本人が持つ創造力を伸ばすには

一方で、著者は日本人の長所として、クリエイティブである(創造力に長けている)ことを挙げています。

 

日本人は一般的にとても才能豊かで創作力のある人々である。情報技術やコンピュータゲームやデザインや漫画などの分野で、日本人が世界で成し遂げてきた全ての結果を見てみればわかる。発明が必要な分野では日本人は世界で指折りの国民なのだ。(本書p167より)

 

本来、私たち日本人が持っているという創造力。

それを伸ばすためには、従来の日本の教育システムにとらわれることなく、自分の頭で考えるという思考を、幼いころから鍛えることが大切だといいます。

 

タイムアウトなど取れないサッカーにおいては「何をどうすればいいか」を、その置かれた局面ごとに自分で考えプレーする。それは人生に似ている。(中略)

こういう自己の意思力が重要なのだ。(中略)

子供たちが、自分の頭で考えるため、そういう思考を自然に発達させてあげなければいけない。(本書p166より)

 

自分で選ぶから、自信がつく

本書を読んで、私はあらためて自分で考えることの大切さを感じました。

 

私は、拙著『自分で決める』でも、仕事におけるメンターの必要性を申し上げました。

何か新しいことを習得したいと思うのであれば、その道のプロ、つまりメンターを決めて、徹底的に学ぶことが大事だと思います。

 

勘違いしてはいけないのは、自分で考えるとは、メンターの教えを無視して我流でやるという意味ではありません。

かといって、自分の行き先をメンターに依存したり、決断をすべて委ねたりするわけでもありません。

 

メンターの考え方に、自分から合わせにいくこと。

メンターが示す指針や選択を、あくまでも「自分で選択する」こと。

最終的に決断を下すのは、自分なのです。

 

私は多くの経験を通じて、自分の選択に自信が持てるようになりました。

この自信を、さらなる大きなチャレンジにつなげていきます。

 

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※ ”考えよ!――なぜ日本人はリスクを冒さないのか?” はこちら

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