権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り(後編)

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参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4046023759

 

こんにちは。権藤優希です。

 

前回に引き続きまして、星渉(ほし わたる)氏著書『神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り』を紹介します。

 

※前回の記事はこちら

gonbook.hatenablog.com

 

前回は、「自分はこんな人だ」という思い込み(自己評価)を、求める結果にふさわしいものに書き換えることが大切であるとお伝えしました。


自信が生まれる2つの段階

さて、本書の後半には「自信」のつけ方が紹介されています。

 

『上手くいくかわからないことにも、意欲的に取り組めますか?』

こちらは著者の星氏の問いかけですが、皆さんならどう答えますか?

 

「私は自信がある」と自分で思えているでしょうか。

あるいは「正直、自信はないなぁ」と感じている方もいるかもしれません。



星氏は、自信は後天的に作り出せることができて、2種類の段階があるといいます。

 

1つは、『自分でやると決めたことが"できた"という経験をしたとき』に、自信が生まれるのだそうです。

 

どんなに小さくても構わないので、やると決めたことを"できた"と認識する(自らを承認する)のがポイントだといいます。

脳科学の言葉で「自己効力感」といい、ものごとに対して「自分はできる」と実感することが、自信につながるのだそうです。

 

もう1つが、『できることが増えて、自分自身を好きになる』という段階です。

 

"できた"という体験を繰り返すうちに、自分のプラスマイナス両面を受け容れられるようになり、未来の自分に期待を持てるようになるといいます。

どんな自分も、自分で認めてあげられる。

このことを「自己肯定感」と呼ぶそうで、自己肯定感を養うためにはしっかりとした自己効力感の土台が必要であるといいます。

 

決めたことをやると、魅力が高まる

つまり、自信をつけるための第1歩は「自分で決めたことをやる」なのですね。

小さな"できた"の積み重ねが、どんなことにも果敢にチャレンジできる自分を作り上げていく。

星氏のメッセージを読み、ますます行動を起こしたくなってきました。



私も、事業で大きな目標を達成したときに、『やると約束したことをやったぞ!』と、大勢の前で分かち合いました。

 

メンターから、結果をつくるために教えていただいた中でも最も大切な要素の1つが「決めたことをやる」だと思います。

そして、周りを惹きつけるような魅力がある人に共通しているのは、目標を達成している、つまり「自分で決めたことをやっている」であると確信しています。

 

本書を読んで、がむしゃらに目標を追いかけていたころを思い出し、また現在の新しい目標に向かって、やるべきことに向かうエネルギーがぐんと高まりました。

 

勇敢で筋肉質なメンタルを手に入れたい方は、ぜひご覧になってはいかがでしょうか。