【本】労働2.0
引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/4569842593
こんにちは。権藤優希です。
今回紹介する本は、中田敦彦(なかた あつひこ)さん著書
「労働2.0」です。
引用元:BIOGRAPHY | ORIENTAL RADIO
お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」で大ブレイクされ、多数のメディアに出演されます。
皆さんもご存じですよね。
お笑いの枠にとどまらず、自身が結成された音楽ユニット「RADIO FISH」の楽曲「PERFECT HUMAN」が大ヒット。
現在はさらに、オンラインサロンやアパレルブランドを立ち上げるなど、経営者としても大きな注目を集めています。
"やりたいことして、食べていく"という副題が付けられた本書では、働くこと、稼ぐことに対する中田さんの考え方と実体験が、リアルな言葉で綴られています。
私が特に印象に残った内容を、一部紹介します。
被雇用者という立場を唯一の選択肢にしない
"働く"と聞くと、会社員などの雇われて働くことをイメージする方が多いのではないでしょうか。
これは、労働者を育てる日本の教育が影響していると中田さんは考えているそうです。
本当にやりたいことをやるためには、完全な決定権を握る"経営者"になる必要があるといいます。
中田さんは、芸能人として事務所に雇われる立場でありながら、同時にグッズ作成や音楽ユニットの立ち上げを自ら手掛け、経営の感覚を学ばれたそうです。
決してラクな道のりではなかったようで、周囲の反対を覆すだけの綿密な準備と行動力には、私もハッとさせられました。
起業する人もいれば被雇用者でいる人もいていい、どちらも社会に不可欠な存在です。
ただ、被雇用者という立場を唯一の選択肢にしないでほしい、とは強く言いたい。
被雇用者でありながら副業を持ってもいいし、その中で雇用をしてもいい。二足・三足のわらじを履いてもいいし、いつかは独立起業を目指してもいい。
仕事は"やりたい人"と"できる人"の組み合わせ
音楽の仕事がしたいと思いはじめたとき、中田さん自身は歌やダンスの才能はなかったと語っています。
そこで、歌が得意な相方の藤森慎吾(ふじもり しんご)さん、プロダンサーである弟のFISHBOYさん達に協力してもらい、「RADIO FISH」が結成されたそうです。
この体験から、周囲の人の力を借りることの大切さを実感されたといいます。
何かをやりたい人が、自分にはできなくても、それをできる人材を集める。
この構図は、経営者(やりたい人)と、経営者のもとに集まって一緒に仕事をする人(できる人)に似ていますね。
そして、仕事にかける熱量は「やりたい人」のほうが「できる人」よりも強いと感じているそうです。
自らを人一倍「やりたい人」だととらえる中田さんは、その情熱で「できる人」を巻き込み、能力の不足をカバーされたのですね。
自分の力量を超えることをなすには、人を頼らなくてはいけません。
そして人に頼るには、相手の優れた点を見極める力が必要です。その必要に駆られて、私は人の強みを見つける才能を、やたら発達させてしまいました。
しびれる一言ですね!
原動力は、小さな成功体験の積み重ね
中田さんが手掛けるオンラインサロンのイベントの話が紹介されています。
初めてイベントを開催するとき、「60人の参加があれば成功」と目標を定めたそうです。
ただ、当時の会員数はすでに200人を超えていたとのこと。
簡単と思える目標を定めた理由を、このように語っています。
志は高いほどいいけれど、目の前の課題は難易度をあえて低くして、小さく成功体験を積んだほうがいい、ということです。
高い目標に燃える人もいれば、手が届きそうな目標に向けてコツコツ努力する人もいるでしょう。
たとえ小さなことであっても、「目標を達成した」という成功体験が自分を満たし、次のチャレンジに向かわせるという考え方には、私も非常に共感をおぼえました。
メディアで見る中田さんとはまた違った側面があり、経営者としてこれだけ深く考えてチャレンジされているのだと、とても学びの多い1冊でした。
私もオンラインサロン「モテモテ塾」を主宰していますが、まさにいま私が必要としている考え方をたくさん吸収できました。
とりわけ、小さな成功体験を積むことの価値は、私も強く感じています。
例えば、私は大勢の前で話すのは、もともと得意ではなかったです。
ですが、起業の経験を通じて、毎日やると決めたこと(ひとつひとつは小さなことです)を、地道にやり続けてきました。
そうすると、これだけ努力してきた自分だったら、新しいチャレンジもできるんじゃないか?と自然に思えるようになり、未経験の分野にも踏み出すことができるようになりました。
そして、現在はプロジェクトやチームを組んで、多くのかけがえのない仲間と仕事をしています。
私の「やりたい」に共感して、全力で応えてくれる「できる人」がたくさんいることを、とても嬉しく思います。
だからこそ、私自身がさらに事業領域を拡げて、仲間とともに豊かになっていきます。
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