【本】できる人はなぜ「白シャツ」を選ぶのか(前編)
こんにちは。権藤優希です。
今回紹介する本は、唐澤理恵(からさわ りえ)さん著書、
“できる人はなぜ「白シャツ」を選ぶのか”
です。
株式会社パーソナルデザイン代表取締役社長。
自身が運営するPDSパーソナルデザインスタジオの代表として、多くのビジネスパーソンのヘアスタイル、服装、話し方などのイメージコンサルティングを手がけていらっしゃいます。
本書は、これまでに政治家や企業役員など3000人以上の男性の見た目をサポートされた著者による、ビジネスマン向け「印象管理」の指南書となっています。
プレゼンテーションの信頼を高めるのは「見た目」
前提として、著者は人生のあらゆる場面がプレゼンテーションであると述べています。
仕事であれば面接や商談、プライベートなら友人を飲みに誘うことや好きな人へのプロポーズなど、どんなこともプレゼンテーションで成り立っているといえます。
プレゼンのスキルそのものはもちろん大切ですが、そのプレゼンの信頼度を高める要素が非言語である「見た目」。
だからこそ、アピールに効果的な見た目にこだわることが重要であると仰います。
あなたの強みや長所を、内面に秘めておく時代ではないのです。きちんと表現し、通り過ぎる人に示すことこそが、戦略的な印象管理です。(中略)
印象管理を知れば、シンプルな白シャツでもじゅうぶんにあなたをアピールすることができます。(中略)
そして、不思議なことに、相手へのアピールのつもりだった装いが、自分に対する自信につながり、さらには装うことで見た目も気持ちも若返り、人生がますます楽しくなっていく原動力となることでしょう。(本書p6~p7より)
白シャツを極める利点
第1章では、スーツの選び方や着こなし方、また合わせる小物の選び方など、印象管理のプロである著者の視点から細かく説明されています。
中でも、本書のタイトルにもなっている「白シャツ」について、著者は次の理由から白シャツを極めることが印象アップへの近道であると強調しています。
- 白シャツはネクタイとの相性を選ばない。スーツやTPOに合わせてネクタイを選ぶだけで、手軽に印象が良くなる。
- 余計なものを省きシンプルに装うことで、最も重要なあなた自身をより魅力的に見せてくれる。
- 白が似合わない人はいない。白という色にプラスはあっても、マイナスはない。
生地に張りがある、清潔な白シャツをシンプルに着こなすことで、洗練された印象を相手に与えることができるようですね。
ネクタイとのコーディネートや襟の形が合うか合わないか、生地の質感など、男性が思いもよらないところをチェックしているのが女性です。シンプルに装うことで今よりもモテるならば、白シャツを極めない手はないでしょう。(本書p39より)
求める成果に効果的か
著者が仰るように、見た目はとても大事だと私も思います。
内面がしっかりしていても、見た目が原因でその人の魅力が相手に伝わらなかったとしたら、もったいないですよね。
逆に言えば、ほんの少し見た目に気を配るだけで、より自分の魅力をアップすることができるわけです。
私は、学生の頃は Men's egg をファッション誌として愛読していました。
なので、経営の勉強を始めたときは、ともに学ぶ仲間の多くがシャツスタイルであることに驚き、またそのような服装をすることに対して、正直なところ抵抗がありました。
ですが、相手に伝えたいことがきちんと伝わるためには、見た目も大事であることが徐々にわかってきて、成果を出すのに効果的な服装に変えました。
おしゃれは自分のためにするものですが、身だしなみは相手のことを考えてするもの。
自分が相手にどんな印象を与えているのか、服装などの管理下にあるところから見直していくことが大切ですね。
後編では、スーツやシャツ以外の「見た目」の要素に注目します。
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