権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメントの代表を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】逆境に克つ!サンリオピューロランドを復活させた25の思考(後編)

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こんにちは。権藤優希です。

 

前回に引き続き、小巻亜矢(こまき あや)さん著書、

“逆境に克つ!サンリオピューロランドを復活させた25の思考”

を紹介します。

 

※前編はこちら

gonbook.hatenablog.com



前編では、ハンデや制約はとらえ方次第で強みに変えられるという著者の考えを学びました。

 

後編では、本書「おわりに」で述べられている、著者の半生にフォーカスします。

本書のうちのごく一部、わずか15ページに込められた著者の思いに触れたとき、目の奥が熱くなることでしょう。

 

さまざまな逆境と向き合う人生

本書「おわりに」の内容(著者の半生)をまとめます。

 

・「女性を守る仕事をしたい」という思いから、教員を志す

・18歳のとき、3歳年上の姉が病気で亡くなり、教員とは違う道を選択

・サンリオに入社

・結婚を機に退職。専業主婦になり、3人の子供をもつ

・34歳のとき、次男を事故で亡くされ、離婚

・37歳のとき、化粧品会社に就職。のちに、サンリオの化粧品事業に復帰

・2008年、子育て支援NPO法人と、女性支援の社内ベンチャーを立ち上げ

・2011年、東京大学大学院に進学。2013年、修士課程修了

・2014年、サンリオエンターテイメント顧問就任

 

非常に独特なキャリアであるとともに、壮絶な体験をなさったことがおわかりいただけると思います。

 

本書で挙げられている、さまざまな逆境に対するとらえ方の数々。

それらは、著者のもとに訪れた苦しい現実を直視せざるを得なかった状況から生み出されたのかもしれません。

 

私の人生は、思いがけないことの連続でもありましたし、逆境に立つ場面の連続でもありました。

(中略)

なんぼのものかと問い、それに答えられない自分を直視せざるを得ず、答えるだけの言葉を持ちたいと考えて、私なり努力をしてきたように思います。(本書p154~p155より)

 

「お母さん」のようなリーダーになる

著者がサンリオピューロランドの館長に就任されたとき、それまでテーマパークの運営に携わったことはなかったそうです。

 

このとき著者が目指したリーダー像は「みんなのお母さん」

ぐいぐいと引っ張るリーダーというよりは、スタッフのことを大切な自分の子供だと思って接し、見守りとお手伝いに徹したと仰います。

 

「お母さん」は、我が子の可能性を、疑うことなく信じています。我が子は絶対に「やればできる子」、もしも今、うまくいっていないとするならば、やれない理由があるはずです。

(中略)

我が子の可能性を絶対的に信じる「お母さん」になることです。実際に、「我が子たち」は本当に素晴らしい子たちばかりでした。(本書p122~p124より)

 

専業主婦として子育てを経験された著者ならではの考え方。

子供を思う母の強い気持ちというものは、子供に限らず、多くの人の心に届くのですね。

 

著者は、仕事をしていない時期が長かったとしても、「ブランクのある人には、続けてきた人とは違うキャリアの積み方がある」とエールを送っています。

 

自分の可能性を信じるから、相手の可能性を信じられる

私はメンターからいつも「過去に興味はない。可能性に焦点を当てるんだ」と教わってきました。

そして私も、一緒に事業を立ち上げた仲間は必ず結果をつくることができると、仲間の可能性を心から信じています。

 

なぜなら、私自身がさまざま経験を乗り越えて、目標を達成しつづけてきたから。

さらに高い目標を掲げてチャレンジ中の今でも、「自分なら絶対に結果を出せる」と自分の可能性を心から信じているからです。



著者がサンリオピューロランドのスタッフ、もといサンリオピューロランドそのものの可能性を「我が子」のように信じられるのは、幾多の逆境を乗り越えることで、ご自身の可能性を信じられるようになったからだと私は感じました。



たくさんの笑顔を生み出すテーマパークの背景には、可能性を信じる思いがある。

女性に限らず、多くの方に読んでいただきたい一冊です。

 

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