【本】「好き」の設計図(後編)
こんにちは。権藤優希です。
前回に引き続き、関野吉記(せきの よしき)さん著書、
“「好き」の設計図”
を紹介します。
※前編はこちら
前編では、必ず成功するブランディングの方法というものは存在せず、ケースに応じて何が最適かを考えることが重要という著者の見解をお伝えしました。
後編では、どのように考えれば最適解に近づけるか、ブランディングにおける原理原則に触れていきます。
ブランディング戦略の手順
本書の第4章では、著者が企業のブランディングを進めるうえで大切にしている5つの手順が紹介されています。
①ブランドコンセプトの明確化
②ブランドの具現化
③ブランドを浸透させるための社内環境づくり
④ブランドイメージの浸透度を可視化
⑤共感を生み出すコンセプトやストーリーを社外へ発信
(本書p178~p181より抜粋)
ブランディングの始まりは、社長の想いから。
企業のトップがどのようなビジョンを掲げ、社員やお客さまにどんな価値を提供するのか等、ひとつひとつを明確化するところからスタートします。
ブランディングにはアウターとインナーがある
「お客さまにこういうイメージを抱いてもらいたい」と、外部への情報発信(アウターブランディング)は、誰もが自然に意識するでしょう。
ですが、著者が先の手順に示すように、まずは社内の全組織が連動して、社内にひとつのブランドイメージを構築・浸透させること(インナーブランディング)が重要であると述べています。
なぜなら、外部に直接関わる人、つまり社員の印象がそのままブランドイメージにつながるからだといいます。
いくらスーパーマーケットの店内に「私たちはお客さまを大切にします」と大書されたポスターが貼ってあっても、店員の態度が横柄だったら、「客を客とも思わないひどい店」というイメージがついてしまう。(本書p170より)
ブランドは社員から生まれる。
だから、組織全体がブランディングの意義を理解し、共感して働いていることが重要なのだそうです。
その会社の想いに共感し、ブランドの一員として働けることがうれしい。
ここで働くことで自分も人として成長できる。(本書p100より)
社員からこう思われるような組織を目指し、インナーブランディングに長期的に取り組むことが、アウターブランディングの土台になるようです。
未経験だからこそ、動きながら学ぶ
私は現在、出版、オンラインサロン運営、小売店や飲食店の監修、YouTube、ビジネスコンサルティングなど複数の仕事に取り組んでいます。
それらの業種の知識がもともとあった訳ではなく、動きながら学んできました。
ブランディングに関しても同じです。
また、ブランディングについてゼロから勉強し、知識と経験を蓄えた多くの仲間の支えのおかげで、いまの私があります。
仲間とともに豊かになるため、まずは私がすべての仕事で成果をつくることで明かしていきます。
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※ ”「好き」の設計図” はこちら
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