【本】「1日30分」を続けなさい!(前編)
こんにちは。権藤優希です。
“「1日30分」を続けなさい!”
です。
※出典:古市幸雄は何者か | 古市幸雄の「1日30分」自己教育
読売新聞社を経てアメリカの大学に留学、経営学修士(MBA)を取得されます。
帰国後に翻訳会社などを立ち上げ、能力開発のセミナーや教材の提供、多数の著書の出版など、幅広い分野でご活躍中です。
本書は2007年に刊行された著者の代表作で、ビジネス書としてその年のベストセラーにもなりました。
さまざまスキルを身につけて多くの会社や事業を興すようになった著者の、具体的な勉強法や心構えが示されています。
三日坊主でも、1年続ければ150日
新聞社に勤めながら留学の準備をしていたという著者。
はじめは仕事に追われて勉強時間をなかなか確保できず、いざ勉強を始めても集中力が続かないこともあったそうです。
試行錯誤の末に編み出した勉強法が、1日に30分だけ勉強すること。
特定の日に長時間勉強するのではなく、短い時間で毎日おこなうことが、無理なく習慣化できて知識も身につきやすいといいます。
三日坊主にならずに勉強を何年も続けていくコツは、毎日たくさんの勉強をせずに、30分や1時間程度でいいので習慣化し、何年も続けていくことです。この場合、勉強とは読書を含め、あなたを一段高いレベルに向上させるあらゆる活動を含みます。(本書p33より)
なかには、せっかく勉強を始めても三日坊主になり、自己嫌悪に陥る人もいるでしょう。しかし、三日坊主でもいいのです。三日坊主を年間50回繰り返したら、1年間で150日も勉強していることになります。これってすごいことだと思いませんか?(本書p34より)
短い時間の勉強と休憩を繰り返す
短い時間でもいいので、毎日続けることがポイント。
そのためには、勉強をつらいもの、嫌なものだと感じてしまう前に、積極的に休憩を入れることを著者は薦めています。
例えば、30分勉強したら15分休憩する。
習慣化する最初の段階であれば、15分勉強して45分休憩しても構わない。
人間の集中力が無理なく続く時間といわれている30分を目安に、勉強と休憩のサイクルを繰り返すことが効果的だそうです。
集中力が途切れて勉強がイヤになる前に、勉強を(一時)中断するのがコツです。
(中略)
勉強自体を嫌いになったのでは、何年もの長い期間コツコツ勉強を続けていくのは不可能になります。それをいかに避けて、集中力のあるときに一気に勉強し、嫌気がさしかけたらスパッと勉強を中止するか、これが勉強を続ける習慣を身につけるコツです。嫌気がさしてから休むのではなく、その前に休むのです。(本書p106~p108より)
続けるから、自分に自信がつく
著者が仰るように、勉強とは将来の目標に効果的な行動全般を意味します。
私が起業の準備を始めたころは、
・読書をする
・スピーチの練習をして、メンターの留守電に吹き込む
・勉強会の内容を原稿にまとめて、アウトプットする
など、メンターから教わったことを毎日おこなっていました。
ひとつひとつのことは小さなことかもしれません。
ですが、毎日続けることで「今日もやった、今日も自分との約束を守った」と、自らへの確信を強めることができました。
まずは1日30分から。
毎日継続することの価値を、より多くの方と分かち合いたいものです。
後編では、勉強を続けたことで著者の人生にどんな影響があったのか、詳しく見ていきます。
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