【本】″なりたい自分″になる技術(後編)
こんにちは。権藤優希です。
前回に引き続き、プロダンサー・FISHBOYさん著書、
″なりたい自分″になる技術
を紹介します。
※前編はこちら
前編では、著者が「日本人を全員、踊らせる」という明確なビジョンを抱くまでのプロセスをお伝えしました。
後編では、本書第6章より、ビジョンを明確にして理想を実現するための方法にフォーカスします。
ビジョンを叶える7つのステップ
自分の理想を実現するために必要なことを、著者は7つのステップに分けて紹介しています。
簡単に内容をまとめます。
(1)自分が日々「不自由だ」と感じていることを書き出す
(2)書き出した内容をもとに、ビジョンを言語化する
(3)ビジョンにつながる実績をつくり、信用を得る
(4)掲げたビジョンを周囲の人に話す
(5)誰にどう動いて欲しいのかを明確にして、適切なアプローチを考える
(6)具体的なプロジェクトをつくり、行動する
(7)強い気持ちを保ち、行動し続ける
はじめからビジョンが明確な人もいれば、一方で「やりたいことがわからない」という人もいるかもしれません。
著者は、日頃の生活で感じている不自由さや違和感の中に、ビジョンのもとになるものが隠れているといいます。
なので、まずは不自由に感じていることを書き出すとよいそうです。
私たちは、多くの場面で少し不自由に感じたことも「気のせいかな」「まあいいか」などと変に自分を納得させて、違和感に蓋をして生きています。でも本当は、その違和感の一つひとつに宝物が隠れているのです。(中略)
多くの人が不自由さに気づかず流されていくので、そこに気づくことは大きな意味を持ちます。日常で感じる不自由さや違和感を、一つひとつ書き留めていく癖をつけましょう。(本書p186~p187より)
失敗するのは、ビジョンに向かって進んでいるから
ビジョンを掲げたら、とにかく行動あるのみ。
思うようにいかないことがあっても、ビジョンが明確であれば、すべての経験が自分を彩る「ストーリー」になって、前に進むことができると著者は述べています。
ビジョンを叶える過程は失敗だらけ。羞恥心との戦いです。
私ももちろん、小さなことも含めて、まわりから見ると「失敗」と思われるようなことをすることがあります。それで恥ずかしいなと思うこともあります。
でも、自分の人生をストーリーとして捉えているので、俯瞰してみると、後日これが面白いエピソードとして話せるなと思って、また次に進むことができています。(本書p219)
失敗は、ビジョンに向かって前進していることの証とも言えるのではないでしょうか。
願望に正直になる
当ブログでは、FISHBOYさんと親交があり、私も親しくさせていただいているダンサー・カリスマカンタローさんの著書「誰も君のことなんて気にしていない。」を紹介しました。
また、FISHBOYさんの実兄・中田敦彦さんの著書「労働2.0」も紹介しています。
お三方に共通しているのは、やりたいこと、成し遂げたいことに対して正直になり、強い信念を持って行動し続けていることだと私は感じます。
本当になりたい姿やワクワクするビジョンを描くためには、自分に制限をかけず、願望に対して正直になるところから始まるのかもしれません。
FISHBOYさんの「踊らされるな、自ら踊れ」というメッセージには、多くの人が自らの願望に沿って人生を歩んでほしいという願いが込められているのですね。
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