【本】PRIDELESS 受け入れるが正解(後編)
こんにちは。権藤優希です。
前回に引き続き、オリエンタルラジオ・藤森慎吾(ふじもり しんご)さん著書、
”PRIDELESS 受け入れるが正解”
を紹介します。
※前編はこちら
後編では、プライドレスな生き方を貫く藤森さんが、仕事や人間関係で大切にされていることをいくつかピックアップします。
努力したうえで人に頼る
ぼくはちっぽけな自分のプライドなんて捨てて、ひとに頼って生きてきた。
それはそうなんだけど、ひとに頼るときには、前提としてしなくちゃいけないことがある。
「自分でできることは、できるかぎりしてみてから」
というのが大事になる。(本書p100より)
相当な”メモ魔”だと自称する藤森さんは、自分でできることを最大限やりきってから、周囲の力を借りることが大切だと訴えます。
周りの人の力を借りる重要性は、私も拙著「損をしない人の考え方」で申し上げました。
自分の努力と周囲の力を掛け合わせてはじめて、大きな結果が得られると私も思います。
ポジティブを選択する
メモにはプラスのことしか書かないと決めている。(中略)
肯定的なことばかり集めたメモを取る習慣が定着してくると、ぼくはいつしか生活全体においても、プラスのことばかり覚えておくようになった。(本書p102~p103より)
短所や失敗を懸命にカバーし埋めていくよりも、よかったところだけをフィードバックして、
「次はさらにもっと出せるようにしよう!」
と前向きに進むほうが正解になる。(中略)
これまでやったことのないタイプの仕事が舞い込んできても、「プラス体験」をよく整理して長所を自分で把握できていれば、個性を発揮できそうと判断した時点で、躊躇なく手を挙げられる。(本書p104~p105より)
ドラマ、ミュージカル、YouTube、オンラインサロンなど、次々と新しい仕事にチャレンジされる藤森さん。
これだけ活動の幅が広がったのは、プライドを捨てて、ポジティブな思考に徹してきたからだと仰います。
謙虚に、素直に学ぶ
「お芝居はズブの素人ですので、学ばせていただきます」
というスタンスを、いつだって忘れてはいけないのだ。ゼロ地点から柔軟に吸収しよう。言われることはなんでも聞こう。いつも、そういう気持ちでいるようにしている。(本書p161より)
藤森さんが新しい仕事に取り組むときには、その道のプロから謙虚に学び、素直に吸収しようという姿勢を欠かさないそうです。
素直さは、周囲の信頼を得るための要素であると同時に、どんなことにおいても成功を収めるうえで大切なポイントだと私も思います。
「プライドレス」というプライド
私は本書を読んで、藤森さんのご活躍の背景には愚直な努力と謙虚に学ぶ姿勢があったと知り、深い共感を覚えました。
多様性に満ちたこれからの時代、生き方の正解はひとつとは限りません。
確固たる自分の軸がなくても、いまより良くなりたい、向上したいと願って必死にもがく藤森さんの姿からは、私も多くの学びを得ました。
周囲の力を借りて、謙虚に学び、柔軟に自分を変化させる。
プライドを持たないという一貫性の先には、自分の想像を越えた素敵な未来が待っているのかもしれないですね。
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※ ”PRIDELESS 受け入れるが正解” はこちら
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