権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】君を成功に導く49の言葉(後編)

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こんにちは。権藤優希です。

 

前回に引き続き、岩田松雄(いわた まつお)さん著書、

“君を成功に導く49の言葉”

を紹介します。

 

※前編はこちら

gonbook.hatenablog.com

 

引き続き、本書の中から特に印象に残った内容と、感想をお伝えします。

 

よい習慣を身につける

「私たちの生活はすべて、習慣の集まりに過ぎない」

 

ウィリアム・ジェームズ/アメリカの哲学者

(本書p244より)

 

著者は、私たちの人生は習慣の積み重ねでできていると仰います。

となると、よい習慣を続けようとする意志の力が大事になりますよね。

 

しかし、人の意志は必ずしも長く続くとは限りません。

そんなときは、同じ目的を持つ集団に属することを著者は勧めています。

 

アルコール依存症の人が、せっかく禁酒を続けていたのに、何か辛いことがあって、またお酒に頼ってもとに戻ってしまうことがよくある。そうした壁を乗り切る秘訣は、同じ目的(禁酒)を持ったグループに属することだ。同じ目的を持った励まし合える仲間と一緒にいると、もとの悪い習慣に戻らなくて済む。

「よい習慣」も一人でやるのではなく、家族やチームメンバーとお互い励まし合いながら続けてみるといい。(本書p245より)

 

挨拶は、真っ先に自分からする

人の礼法あるは水の堤防あるが如し。

水に堤防あれば氾濫の害なく、

人に礼法あれば悪事生ぜず。

 

貝原益軒儒学者

(本書p254より)

 

人としての基本的な礼儀作法、中でも挨拶は特に大切だと著者は強調します。

 

コミュニケーションは、何事も挨拶から始まる。

そう信じているからこそ、相手が誰であっても自分から挨拶をするべきだと述べています。

 

大事なことは、まずは自分の心をオープンにすること。自分から心を開くから、相手も心を開いてくれるのだ。挨拶は真っ先にする。いつのときも自分からするべきだ。

(中略)

「髪型変わった?」「そのカバン素敵だね」「お子さんの病気の具合はどう?」など、普段から相手に関心を持ち、よく観察していないと気のきいた挨拶はできない。(本書p258より)

 

仕組み化して、習慣にする

本書の中から紹介したい言葉はまだまだ他にもあるのですが、厳選してお伝えしました。



挨拶をはじめ、自分の人生をよくするためにできることはたくさんあるかと思います。

これをやろう!と決めたことを、いかに習慣化して続けていくかが大きなポイントです。

 

私は、「意志は弱い、願望は強い、仕組みはもっと強い」と教わりました。

 

人の意志というものは変わりやすく、すぐに折れてしまうかもしれません。

だけど、「〇〇したい」という強烈な願望は、その人の凄まじいエネルギーを呼び起こします。

さらに、同じ目的を持つ集団に属する、つまり自分が身をおく環境を変えるというように仕組み化(やらざるを得ないような状況に身をおく)してしまったほうが、習慣を形成するためには効果的だと私は感じます。



言葉の持つ力を実感する、貴重な一冊でした。

ぜひ、お手に取ってみてください。

 

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