【本】チーズはどこへ消えた?
こんにちは。権藤優希です。
今回紹介する本は、スペンサー・ジョンソン氏著書「チーズはどこへ消えた?」です。
1998年にアメリカで出版され、日本では2000年に訳書が発表されました。
全世界でベストセラーとなった絵本のようなビジネス書で、読まれたことがある方も多いかと思います。
引用元:変化には、「対応せよ」ではなく、「向かっていけ」:日経ビジネスオンライン
物語の主人公は2匹のネズミと2人の小人。
自分にとっての幸せを象徴する、大好きな「チーズ」を迷路で探し回ります。
ある日、懸命に探して見つけたチーズが、彼らのもとから突然なくなってしまいます。
チーズがなくなったことに対して、ネズミたち、小人たちが取った行動とは。
100ページにも満たない読みやすい内容でありながら、変化に適応することの大切さをシンプルに問いかけています。
エピローグとして、物語を読んだ人々が、自分たちの生活に照らし合わせてどんな教訓を得たのかを話し合う様子が描かれており、これがとても面白かったです。
あなたにとってのチーズは何か?
自分は物語のどの登場人物にあてはまるだろうか?
状況が変化したとき、すぐに行動を起こすか?立ち止まってしまうか?
どういう考え方をすれば、変化に対して前向きになれるだろうか?
物語をどう解釈して、どう活かしていくかという各々の発言は、たくさんの気づきを与えてくれます。
私も、状況や環境が変化するときは、自分を変えることをずっと心がけてきました。
他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられると教わってきたように、自分の行動を変えることに集中して、変化を乗り越えてきました。
あなたに発見されるのを待っている、新しいチーズがどこかにある!
このメッセージが、変化を楽しむための勇気をもたらしてくれました。