【本】強く、生きる。(前編)
参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4763198513
こんにちは。権藤優希です。
今回紹介する本は、渡邉美樹氏著書「強く、生きる。」です。
2回に分けて、内容と感想をお伝えします。
引用元:https://ameblo.jp/watanabemiki/
渡邉氏は、大手居酒屋チェーン「和民」などを経営するワタミ株式会社の創業者であり、現在は参議院議員を務めています。
本書では主に、和民を立ち上げた体験から得た、経営者としての大切な心構え、考え方が語られています。
時間は有限である
渡邉氏は幼いころに母親を亡くされており、人生の時間は有限であるということを強烈に実感したといいます。
以来、無駄な時間が一分もない、一日一日を濃くする生き方をしようと思ったそうです。
命をかけて仕事をする
居酒屋は多くの人が集うゆえに、予想外のできごとが起きることも茶飯事です。
渡邉氏は和民を展開していく中でさまざまなできごとを体験し、そこから感じた大切なことを自ら実践しながら、お店に指導してきたそうです。
その一部を紹介します。
・凡事ができない人間に大事は望めない
当たり前のことを当たり前にやり抜く。凡事徹底さえできれば大きな成果を得られるはずです。
一本の焼き鳥に塩を振る、オーダーを通すなどの小さな仕事も、命をかけて取り組むことが必要です。
・異常だと言われるほどの本気を貫く
私たちがワタミで始めた接客サービスは、当時の常識からかけ離れた異常なもののように映ったようです。
しかし普通や人並みからは、人の心を動かすものはけっして生まれてこない。
お客さまをもてなすサービスに命をかけている、そうした本気の姿勢から真の顧客満足が生まれると思います。
伝わるのは、仕事にかける情熱
私も経営を学ぶ中で、いつも教わってきた基礎基本に立ち返ることを心がけています。
基礎の徹底が大きな成果につながることを体感しており、やるべきことに集中するようにしています。
また事業の内容よりも、どれだけ本気で取り組んでいるのか、どれだけ強い気持ちで目標を達成しようとしているのか、その情熱が周囲の人に伝わっているのだ、ということも学びました。
本書の渡邉氏のメッセージから、どんな物事にも本気で取り組むという揺るぎない情熱を感じ、とても感銘を受けました。
外食産業の他に、いろいろな分野で事業を展開されたときの話が、本書の後半で紹介されています。
こちらはあらためてお伝えしようと思います。
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