権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】サイボーグ時代

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参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4866630620

 

こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、吉藤オリィさん著書

サイボーグ時代」です。

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引用元:吉藤オリィ@新著書「サイボーグ時代」発売中 (@origamicat) | Twitter

 

オリィさんは、大学在学中に遠隔操作ロボット「OriHime」を開発し、オリィ研究所を設立されます。

 

人とテクノロジーがなめらかに融合する「サイボーグ化」を推し進めて、既存の常識を塗り替える、ロボット界の天才と称されています。

 

本書では、今後の技術革新をふまえてサイボーグ時代をどのように生きればよいか、オリィさんの研究や体験を交えながら紹介されています。

 

ルールは更新する、という発想

「OriHime」は分身ロボットとして、身体の不自由な方の社会参画を可能にしたことで、大きな注目を浴びています。

 

オリィさん自身も幼少期に不登校を経験されていることから、

 

 ・『本当はやりたいことがあるのにできない状態

 ・『本当はやりたくないのにやらされている状態

 

が、大きなストレスの原因になるといいます。

 

こうした身体的な問題や社会的ルールによって制限される現状を打破するために、新しいツールを次々に開発されたそうです。

 

大切なのは、ただ与えられたルールやマナーに従ったり、それが気に入らないからと無視したりするのではなく、そのルールができた背景を考え、アップグレードさせる方法がなにかないか考えてみることだ。

 

新しい世界を創造するには、受け身ではなく、主体的な発想が必要なのですね。

 

自分の顔や名前を覚えてもらう

オリィさんは、もともと対人関係に苦手意識があったと語っています。

 

コミュニケーションの経験不足を克服するのに役立ったのが、トレードマークともいえる「黒い白衣」だそうです。

 

機能性に富み、見た者に強烈な印象を残す黒い白衣は、一瞬でオリィさんだと認識させるツールになっています。

私が講演会でオリィさんのお話を伺ったときも、黒い白衣を着ていました。

 

オリィさんは、自己紹介について、「相手のことを忘れるのは失礼」というよりも、「相手に自分のことを忘れさせてしまうのは失礼」という考えを表明しています。

 

他人のせいにせず、自分ができる最大限のことをやろうという姿勢に、私も大きな刺激を受けます。

 

覚えられやすいことは、人生のチャンスの拡張につながる。

 

「心が資本」の時代へ

今後、テクノロジーの進化によって身体的な差は克服され、肉体や能力の差は実質的になくなると予測されているそうです。

だからこそ、情熱であったり、自分が夢中になれる、わくわくすることを見つけるのが重要だといいます。

 

なにが重要になるか?

それは、

「意欲があるか」

「好きなこと、やりたいことは明確か」

「最後までやりぬく気概があるか」

などの意志だ。

 

 

私は本書を読んで、オリィさんの情熱と行動力、そして絶対に現実を変えていくんだという強い気持ちに心を動かされました。

 

重い障害を抱えた人の気持ちを理解し、自らの技術開発によって彼らと一緒に仕事を創出する。

そうした人にとって、今までできなかったことができるようになり、孤独の解消と「ありがとう」の総量を増やすサイボーグ化は、人の気持ちに強く結びついているのだと学ばせていただきました。

 

 

私は最新技術に詳しいわけではないのですが、自分の事業を通じて成果をあげ、仲間と一緒に豊かになることをいつも考えています。

どんな仲間にも可能性があり、多くの仲間が事業に取り組む中で激変していく姿を何度も見てきました。

 

誰もが自らの可能性を信じてチャレンジしたくなるように、私も自分自身をアップデートする姿勢と成果で示していきます。

 

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