権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】さりげなく人を動かすスゴイ!話し方

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こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、山﨑拓巳(やまざきたくみ)さん著書「さりげなく人を動かすスゴイ!話し方」です。

 

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出典:https://taku.jpn.com/biography

 

山﨑さんは広島大学中退後、22歳という若さで会社を設立、現在では3社を運営している経営者です。

 

現在まで50冊以上を出版し、累計150万部を超えるベストセラー作家でもあります。

 

また、リーダーシップ論、コミュニケーション術、仕事術ほか多彩なテーマで年間約200件もの講演会やセミナーを実施され、現在までに延べ200万人以上にスピーチを行っています。

 

本書では、著者の幅広い活動の核となっている、著者が多くの方から学び、自ら実践してきた「話し方のノウハウ」を公開しています。

 

 

「話すこと」は最大の武器

普段、私達が当たり前のように行っている「話すこと」が自分の強みになるとすれば、とても素晴らしいことではないでしょうか。

 

・誰とでも、仲良く話せるようになりたい。

・人から信頼され、深く繋がれるようになりたい。

・自分の思いを、上手に人に伝えたい。

・大切な人のモチベーションをアップさせ、やる気になってもらいたい。

・たくさんの人の前で話をして、聞いている人たちを魅了したい。

 

著者は、「話し方の技術」を習得することで、これらができるようになると同時に、「聞く技術」もアップすることで、人生の大きな武器を手に入れることができると言います。

 

 

「話し方の技術」を習得するには

コミュニケーション能力の高い人の話し方は、実はとてもさりげなく、周りの人にとっては、何がうまく働いて良い結果になっているのかが分かりにくいそうです。

本書に挙げられている「さりげない技術」には、次のようなものがあります。

 

初対面の相手とは共通点で打ち解ける

出身地、趣味、やっていたスポーツ、職業、好きなアーティスト…etc。

初対面は「カード合わせ」、1つでも共通点が見つかれば人と人は近い存在になる。

 

•相手の自己肯定感を高める

相手に関心を持ち、当たり前のことを褒めることが大切である。

「愛情の反対は憎しみではなく無関心」(マザーテレサの言葉)

 

•相手の価値観を知って、欲求と行動を結びつける

相手の在り方、生き方に関わる価値観を知り、それに合わせて声をかける。

「欲求」に紐付いた「努力する意味」を提案することで、「やる気」ではなく「本気」になる。

 

 あなたの言葉が「for me」なのか「利他」なのかによって受け手側の印象は大きく変わるのです。

(中略)

この「利他」の気持ちを持って接することが必要なのだということを忘れないでください。

 

相手のことを知り、相手の気持ちを大切にすることが重要なんですね。

 

 

やる気のスイッチをいれる言葉

ここでは、本書に記載されているキラーフレーズ集から3つ紹介します。

 

•相手に夢を持ってもらいたいひと言

「何を未来と約束しているの?」

意識を未来に馳せている表情を見せ、起きて欲しい未来との新たなる約束が生まれる。

 

•諦めそうな人を励ますときのひと言

「裏切るって夢のほう?それとも自分?」

夢は何度か諦めそうな局面を乗り越えて達成していくもの。

夢はあなたを裏切らない。

 

•相手のモチベーションを上げたいときのひと言

「チカラ、貸してね!」

魔法の言葉。たくさんの心の軋轢を洗浄して解消してくれる。



私自身、メンターから「本当はどうなりたいの?」と言われたことがあります。

その言葉で私は、自分自身と向き合うことができ、色々なことに気付き、とてもポジティブな気持ちになりました。

 

 

話すことで人と親しい関係を築く方法

ここで、私が人と親しくなるために行っていることを紹介します。

 

笑顔

話すとき、話を聞いているときの自分の表情が笑っているかです。

コツは口角をあげて、目尻を下げ、上の歯だけ見せると相手にとても好印象を与えることができます。

 

リアクション

①自分が思うより少し大きく頷くこと

②相槌をうつこと(うんうん、それでそれで、そうなんだ…etc)

③よく笑うこと(笑いの沸点は低く、面白いかではなくまず笑う)

 

ポジティブな言葉だけを発する

人の良いところを見て、褒める!

仲間に囲まれている人や友人が多い人は、前向きな言葉や相手が喜ぶ言葉を発しています。

 

声のトーンをあげる

自分の普段の声より少しトーンを上げます。

どのぐらいかと言うと(ドレミファ)ソの音、第一声がこの高さの人は明るい印象を相手に与えます。

 

私はメンターから「for you」(本書では「利他」という表現)、相手に寄り添う気持ちが大事であると教わりました。

話す側が「for you」なのか「for me」なのかによって、聞く側の印象は大きく変わります。

私はこれまでに数多くの人と話してきました。

だからこそ、相手に寄り添う姿勢で話をしている人の話はより聞きたいという気持ちになり、聞き手の心にも深く刻まれることを理解しています。



人と親しい関係を築くためには「for you」の気持ちと「話し方の技術」のどちらも必要なのだと本書から学びました。

相手に寄り添う話し方を学びたい方にお勧めの1冊です。



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「さりげなく人を動かすスゴイ!話し方」はこちら

 

https://www.amazon.co.jp/dp/4761272589/



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