【本】斎藤一人 男を上げる女 女を上げる男(後編)
こんにちは。権藤優希です。
前回に引き続き、斎藤一人(さいとう ひとり)さん、舛岡はなゑ(ますおか はなえ)さん共著、
“斎藤一人 男を上げる女 女を上げる男”
を紹介します。
※前編はこちら
前編では、著者のお二人が述べる「魅力的な男性・女性」の要素をお伝えしました。
後編では、男性・女性という枠を超えて、人として幸せになるために大切な「人やものの見方」に注目しましょう。
「どうとらえていくか」を磨く
舛岡さんは、女性の社会進出が盛んな今の時代を「女性が一歩先を歩いて、男性を引き上げていく時代」と表現しています。
一歩先を行く女性の特徴として、男性のいいところをほめて伸ばすことを挙げており、またほめることの価値を次のように仰います。
言葉をうまく使って、相手をほめてみてください。
仕事がうまくいかなくて落ち込んでいる人には「仕事に関して責任感があるのね」。
集中力がない人には、「いろいろなことに興味があっていいよね」。
細かいことにこだわり過ぎる人には「繊細なところが今の仕事に向いているのよ」ってね。
(中略)
相手の気持ちを察して言葉をかけたとき、あなたの女っぷりが格段に上がり、男の人を引き上げることができるんですよ。(本書p96~97より)
ほめることは相手にプラスの影響を与えるだけでなく、自分にも巡り巡って返ってきます。
さらに、ある出来事を「どう見て、どうとらえていくか」という解釈のトレーニングにもなります。
ものごとをポジティブに解釈できるようになると、周囲の見え方が一気に変わるのではないでしょうか。
他人の幸せを喜ぶ
お金を稼ぐ重要性を一人さんが説いていることは、前編でもお伝えしました。
高額納税者番付のトップであり続ける一人さんは、「お金を持とうと思ったら、お金に対する観念を変えること」が大切だと仰っています。
特に、自分にとって身近な人がお金を得たときに、よかったねと声をかけることがポイントなのだそうです。
相手の幸せを喜んであげられる人を、神様は必ず見てくださっています。
そしてね、いいことを教えてあげよう。このように身近な人にいいことがあったということは、
「次は、君の番だよ。準備しておいて」という合図なの。
ここで、「よかったね。おめでとう」を言えた人には、同じような幸運がやってきます。
人の幸せを喜べないってことは、まだ準備が足りないという証拠。だから、悔しがったり、ねたんだりしているうちは、幸運は決して訪れないということなのです。(本書p104~105より)
他人の幸せや成功を、まるで自分のことのように喜び、承認する。
視野を広げるうえでとても大切な考え方だと私も思います。
いいところに目を向ける
前述の内容は、男性だけとか女性だけとか、あるいはお金だけに限ったことでは無いですよね。
あらゆる出来事に対して、どの側面に目を向けるかが大切であると本書は気づかせてくれます。
有名な話なのでご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、人間の脳は主語を理解できないそうです。
脳の仕組み上、相手に「おめでとう」と言っているときは、同時に自分に対しても「おめでとう」と言っていることになるのだとか。
だったら、前向きな言葉をどんどん発したほうがいいですよね。
私のメンターは、事業の立ち上げを通じて「相手のいいところを見つけることが職業病になった」と語っています。
私がこの言葉を初めて聴いたときは衝撃を受けましたが、今では私も相手のいいところを見つけるくせが身についていると自負があります。
見方ひとつで、周りの人を、そして自分自身を押し上げていく。
格好いい男性・女性になる秘訣が、本書にはたくさん詰まっていました。
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