【本】ビル・ゲイツの幸せになる質問 もしも1日200円しか使えなかったら?(中編)
こんにちは。権藤優希です。
前回に引き続き、中谷昌文(なかたに よしふみ)さん著書、
”ビル・ゲイツの幸せになる質問 もしも1日200円しか使えなかったら?”
を紹介します。
※前編はこちら
著者がおこなっている社会貢献活動のひとつに、難病の子どもを東京ディズニーランドにお連れするという活動があります。
今回の中編では、発足して25年以上になるという、この『難病の子どもたちをディズニーランドにお連れする会』にまつわるエピソードに着目します。
平日は経営者、土日はディズニーランドのキャスト
この活動は、著者がアメリカ留学中に本場のディズニーランドを訪れ、開園前に難病の子どもたちを特別に入場させているのを見たことがきっかけで始まったそうです。
米国の子どもたちの笑顔に感動を受けた著者は、帰国してすぐに日本のディズニーランドの運営を担う株式会社オリエンタルランドを訪ねます。
私は「子どもたちに園内の様子を伝えたい」と、オリエンタルランドにお願いしたのですが、「部外者には教えられません」と断られてしまいました。「どうすれば教えてもらえますか?」と食い下がると、「キャストになったら教えてあげますよ」と言われたのです。(本書p122~p123より)
もともと体育教師、かつダンス指導者の資格を有していた著者は、なんとディズニーランドのキャスト採用試験に合格。
平日は事業主や経営者として働く傍ら、土日はディズニーランドでキャストをする生活を6年も続けられたそうです。
人の噂は気にしない
著者はキャストとして働いて得た給料を全額使い、ディズニーランドのグッズやお菓子を大量に購入され、難病の子どもたちへプレゼントしたそうです。
ところが、このとき著者の周りでは、著者がグッズを転売して儲けているという根拠のない噂話が飛び交ったといいます。
その姿を見ていたキャストたちの間で、「中谷はディズニーグッズを転売して儲けている!」という黒い噂が立ってしまいました。
(中略)
しかし、我が道を突き進んでいた私は、そんな噂を全く気にしませんでした。自分がキャストをして稼いだお金で堂々とお菓子を買い、6年間、子どもたちに届けたのです。(本書p124~p125より)
子どもたちの笑顔を望んで正当な努力を続けられた著者は、正しいことをおこなうときに人の噂は気にしないと仰います。
自分で自分を満たす
「新しいことを始めたい」とか「将来、独立して稼ぐぞ!」などと、言葉にする人はたくさんいらっしゃるかと思います。
ただ、そのために実際に行動を起こしている人は、どれくらいいらっしゃるでしょうか。
複数の法人の代表を務められる最中、自らがキャストになるという決断とアクションをされた著者の姿勢には、私も深い感銘を受けました。
そして、周囲の批判をものともせず、自分が信じた正しさを貫く著者の姿もまた、私を奮い立たせてくれました。
正しいこと、世の中の役に立つことをしていても、ときには批判の標的になることもあります。
そんなとき、著者のように自らの信念に基づいて正当な努力をして、自分で自分のことを満たしていれば批判や噂は気になりません。
適切な行動を起こさず、自分で自分のことを満たせていない人たちからのネガティブな攻撃に負けてはいけない、言われる筋合いはないというくらい堂々としていてよいと私は思います。
真っ当な努力によって、自分で自分のことを満たす。
その先には、周囲に幸せを分け与えるという素敵なビジョンが待っていると、著者のエピソードから学びました。
次回、後編に続きます。
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※ ”ビル・ゲイツの幸せになる質問 もしも1日200円しか使えなかったら?” はこちら
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