【本】走って、悩んで、見つけたこと。(後編)
こんにちは。権藤優希です。
前回に引き続き、大迫傑(おおさこ すぐる)さん著書、
“走って、悩んで、見つけたこと。”
を紹介します。
※前編はこちら
後編では、著者が語るメンタル面について、強く印象に残った点をピックアップします。
不安は自分の想像にすぎない
著者は、もともとは不安をコントロールすることが得意ではなかったと述べています。
練習を積み重ねても伸びなかったり、他の選手との体格の差を気にしたり、レース中に焦ってスパートをかけたり…
常に不安や焦りに支配されていたそうですが、そのような経験も決して無駄ではなかったようです。
質を求めて練習をして、できないときはすごくイライラしたり、苦しんだりしながら、不安にどう対応したらいいかが分かってくる。そうやって過去も未来も葛藤の中で過ごしていくことに僕はすごく価値があると思っています。(本書p118より)
葛藤の日々、自分と向き合うことで気づいたのは、不安とは自分の想像上のものでしかないということ。
そう考えるようになってから、気持ちに余裕が生まれたそうです。
僕は限りなく100%に近い努力をするだけ。不安は自分の中から生まれた不確かな偶像で、実体のないものを意識するぐらいであれば、本当に今やるべきことに集中をした方がいいという考えに落ち着きました。(本書p119~p120より)
不安な気持ちは誰にでもありますし、乗り越えれば、次の不安が出てきます。
不安は決してなくなることはありません。
不安だから動けないのではなく、不安を抱えながらでも前に進む。
そのためのコツが、前編でも申し上げた「今やるべきことに集中する」なのですね。
「1番」と「チャレンジャー」へのこだわり
また、「何気ないところから1番にこだわる」という著者のエピソードが紹介されています。
これは、マラソンで1番を取ることだけを指しているのではありません。
例えば、1番の駐車場が空いていたら、そこに車を停める。
1番のロッカーが空いているなら、たとえ使いにくい場所にあったとしても1番を使う。
空いてなければ11番や111番など、どこかに ”1” を入れておきたいのだそうです。
1番への強いこだわりからも、著者のチャレンジ精神がうかがえます。
1番にはこだわるけれど、(中略)1番を取ったからといって止まってしまったら意味がないですよね。だから常に自分がチャレンジできる相手が欲しいし、チャレンジャーでありたいと思っています。(本書p143より)
壁にぶつかるのは、挑戦している証
「常にチャレンジャーでありたい」という著者の言葉に、私はとても共感します。
私は現在複数の事業に取り組んでいますが、まだまだこんなもんじゃない、もっと行けるぞと思っています。
これまでも、理想と現実のギャップに悩み苦しむことも多々ありました。
ただ間違いなく言えるのは、悩んだり壁にぶつかっているのは、チャレンジしているから。
メンターから「妥協は三流、満足は二流、挑戦は一流」と教わったことと著者のメッセージが結びつき、チャレンジしている最中のプロセスにも大きな意味があるのだなと感じました。
そして、日々のチャレンジを結果に変えるべく、私も今やるべきことに集中していきます。
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※ ”走って、悩んで、見つけたこと。” はこちら
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