【本】結果を出すのに必要なまわりを巻き込む技術(後編)
こんにちは。権藤優希です。
前回に引き続き、小林正典(こばやし まさのり)さん著書、
“結果を出すのに必要なまわりを巻き込む技術”
を紹介します。
※前編はこちら
前編では、著者のご経験から、
・わくわくしながら、仕事を楽しむこと
・明確で、周囲の共感を呼ぶようなビジョンを持つこと
が、まわりの人を巻き込んで、協力を得るために大切であると学びました。
他にはどのようなことが必要なのでしょうか。
後編では、本書第4章からピックアップしてお伝えします。
リアクションの早さで信頼を得る
著者が初めて管理職に就任されたときから、ずっと心がけていることがあるそうです。
そのうちのひとつが、クイックレスポンス。
得意先などから質問を受けたときは、返事や返信を可能な限り早くすることを徹底されています。
早くリアクションをする人は信頼できるからです。
(中略)すぐに返事ができない案件でも、「いつまでに返事をする」とすぐに返してくれる人は信用できますよね。(本書p203より)
反応のスピードは、仕事を前進させるだけでなく、周囲の信頼を勝ち取ることにつながるのですね。
コミュニケーションを増やし、いい雰囲気のチームをつくる
私が思う結果が出せるチームの最低限の条件は、「チームの雰囲気がいいことだ(ただし仲良しクラブではない)」と考えています。(本書p224より)
と著者が述べるように、組織の雰囲気はとても大切だと私も思います。
仕事においては結果をつくることが求められます。
そのために、本音を言い合えるコミュニケーションが重要であることは、『仕事は人間関係が9割(著:宮本実果)』という本の紹介でも申し上げました。
著者は、本音を言い合えるような組織にするために、部内メンバーとのコミュニケーションの量を増やして、良好な人間関係を構築されたそうです。
言いたいことを言い合える雰囲気や、チームに貢献するといった意識、また関係者をやる気にさせるような熱いパッションがあって初めて、困難に立ち向かうことができます。
したがって、口論が許されるくらいの本音ベースのオープンな雰囲気のもとで進められるプロジェクトは、大きな成果を得ることが多いのです。(本書p224より)
真剣ではあるけど、深刻ではない
本書を読み、私は「お互いに本音を言い合える、オープンな雰囲気」の大切さをあらためて感じました。
昨年の12月、私は経営仲間と一緒に箱根に行きました。
これは合宿と称して、今後の経営方針を決めることが目的です。
2日間にわたり、仲間たちと本気でミーティングをしました。
ときにはお互いの意見がぶつかり合ってヒートアップすることもありましたが、本音で議論できたからこそ、有意義な時間になったと思っています。
会議のあとは、みんなで美味しい食事とお酒を楽しみ、カードゲームをしながら親睦を深めました。
「真剣にやるけど、深刻にならない」とメンターから教わったことをそのまま体現したような合宿は、仲が良くて、かつ本音を言い合える、雰囲気のいいチームが持つエネルギーに気づかせてくれたのです。
チームの力を高めるための学びが詰まった一冊でした。
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