【本】強運 ピンチをチャンスに変える実践法(前編)
こんにちは。権藤優希です。
今回紹介する本は、元谷芙美子(もとや ふみこ)さん著書、
”強運 ピンチをチャンスに変える実践法”
です。
1994年より、アパホテル株式会社取締役社長。
『私が社長です。』のキャッチコピーや、ひときわ目を引く服装など、自らが広告塔となってホテル事業の拡大に尽力されます。
2020年3月時点で、同社グループのホテル客室数は10万室にのぼります。
本書では、ピンチをチャンスに変えて幸せをつかみ取るための考え方や具体的な方法が、著者のご経験とともに綴られています。
幸せを運ぶ前向き思考
著者の生き方の大前提は、ズバリ「前向き思考」です。
どうしたら、そんなにうまく人生を送ることができるのですか?
そう尋ねられて、いつも答えることがあります。
その答えは、前向きの思考で過ごすこと。
具体的には、
一に、どんな出来事もプラスに考えること。
二に、人への感謝の気持ちを忘れないこと。
(本書p6より)
この思考にのっとって、
・毎日「幸せだ」「ラッキーだ」と感謝しながら過ごす
・どんな人にも、自分からあいさつをして、全力で好意を表現する
・他人の欠点ではなく、いいところに目を向ける
といったことを、習慣的に実践されているそうです。
きっとみなさまも、ちょっとした心の持ちようだけで、こんなに毎日、そして人生が変わるのかと実感できると思います。(本書p7より)
ピンチのときに真価が問われる
大規模なホテルの運営をされる以上、相当数の直前キャンセルなど、予想外の出来事に見舞われることも少なくないようです。
著者は、そのような有事の時こそ、組織のトップが気を立てて生きることが大切であると仰います。
また、やむを得ない事情で宿泊予定のゲストをホテルに迎え入れることができなくなり、世間から冷ややかな目を向けられたこともあったそうです。
そうしたときには、嵐が過ぎ去るのを待つ、腹をくくって静観する勇気も必要だと述べています。
ピンチのときこそ、どれだけ気を立ててトップとしての姿勢や哲学を見せられるか、真価が問われるのだと思います。
どんな状況下でも、気を立てる、気概を持って生きる。そんな女性になれたらといつも思っています。(本書p46より)
矢面に立つから前向き思考が培われる
本書からは、著者の生き方や経営哲学が存分に感じられます。
私は特に、広告塔としてだけでなく、ピンチのときにも組織のトップとして堂々と矢面に立たれる著者の姿勢に感銘を受けました。
ピンチに直面したとき、前向きに発想を切り替えられる力は、実際に矢面に立つという経験を繰り返して培われるのだと私は思います。
予期せぬリスクにすみやかに対処することが、自分の生きがいでもあるのだと思って過ごしてきました。(本書p44より)
とは著者の言葉ですが、痺れますね。
どんな出来事に対しても堂々と構えていられる、心の分厚いリーダーは、私の目指す理想像でもあります。
続きは、後編にてお伝えします。
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