権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】心を強くする 「世界一のメンタル」50のルール(前編)

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こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、テニスコーチ・サーシャ・バイン氏著書(高見浩 訳)

“心を強くする 「世界一のメンタル」50のルール”

です。



著者は数々のプロテニス選手のコーチを務められ、2018年に大坂なおみ選手のコーチに就任。

当時世界ランキング68位だった大坂選手を、世界ランキング1位に導いた実績をお持ちです。

 

本書は、第一線で活躍するテニスプレイヤーと手を組んできた著者のご経験から、結果をつくるために必要な心のあり方を、50の項目に分けて紹介しています。

 

結果をつくる心のあり方は、スポーツに限らず、仕事や学業、人生のあらゆる場面で役に立つと著者は言い切ります。

私が読み、特に印象に残った内容をお伝えします。

 

自分の管理下にあることに切り替える

強いメンタルを手に入れるにはどうすればいいか。

大切なのは「この世には自分の力では左右できないことがあるという事実を認めること」だろう。それを認めさえすれば、新たに前進するパワーが生まれてくる。が、それを認められないと、つい感情に流されてしまい、判断力に曇りが生じて、気も散ってしまう。その結果「自分のいちばんすべきこと」を見失ってしまう。(本書p10~p11より)

 

私も当ブログや拙著でたびたび申し上げていますが、結果をつくる人はいつも自分の管理下にあることに集中します。

 

他人や周囲の状況を変えることはできません。

変えることができないものを変えようとしてもエネルギーを浪費しますし、不自由さを感じるでしょう。

どんな場面に出くわしても、すぐに自分の管理下にあることは何だろうと考え、瞬時に切り替えるという姿勢が大切だと私も思います。

 

自分の力で左右できることには限りがある。他者の出方、能力について思い悩むのは時間の無駄。その事実を受け容れてしまえば、その場の感情に流されることもなく、集中力が途切れることもない。(本書p13より)

 

失敗を味わうから、強くなれる

大坂選手がミスをする可能性があるような練習メニューを、あえて意図的に取り込んだという著者。

そこには、難関に対する覚悟を養わせて、困難を乗り越えられる強いメンタルを引き出すという意図があったと明かしています。

 

難関をくぐり抜けた者、挫折と落胆の味を舐めた者こそが、往々にして素晴らしい結果を出し、大成功をおさめることができる。挫折を乗り越えた者の武器は、「どんな困難に直面しても自分は乗り切れる」という自信だろう。(本書p38より)

 

私も、現在のように複数の事業を立ち上げるようになるまでに、数え切れないほどの困難に直面し、失敗もしています。

でも、そこでくじけずに立ち直り、困難を乗り越えてきたからこそ、今後どんなことが起きても、これだけ乗り越えてきた自分なら大丈夫だと今では胸を張って言えます。

 

勝負をあきらめるか、再度挑戦を試みるか、そこが人生の分かれ目だと思う。

たとえ失敗しても安易な言い訳などせず、真っ向から勝負をくり返してほしい。負けるたびに、あなたは強くなる。(本書p40より)

 

雪山を登る熊の親子

困難を乗り越えるからこそ、強いメンタルが手に入る。

本書とは異なりますが、このことを象徴する動画があるので、引用して紹介したいと思います。

有名な動画なので、ご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。

 

www.youtube.com

 

登っては落ちてを繰り返す熊の子供を姿を見て、思わず「がんばれ!」と応援したくなった方もいらっしゃるかと思います。

 

困難に立ち向かい、くじけずにチャレンジする姿は、周囲の人の心を動かします。

そして、困難という山を登り切ったときに得られる自信は、人生の可能性を大きく広げてくれることでしょう。



本書の続きは、後編にてお伝えします。

 

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