【本】こころのチキンスープ
引用元:https://store.shopping.yahoo.co.jp/souiku-jp/9784478730928.html
こんにちは。権藤優希です。
今回紹介する本は、ジャック・キャンフィールド氏著書
『こころのチキンスープ~愛の奇跡の物語~』です。
引用元:http://www.fizerglass.com/tyosya.html
ジャック・キャンフィールド氏はアメリカのテキサス州出身で、作家や講演家として活躍されております。
代表作 ”こころのチキンスープ” 全シリーズの総発行部数は1億部を超えています。
そして、今回紹介するのはシリーズの1作目の ”愛の奇跡の物語” です。
”愛”、”自己価値”、”生きること” をテーマに、全8章にわたってさまざまな実話を取り上げて書かれています。
チキンスープは、愛情の象徴
本書は、作者の生まれ育った故郷の風土を感じる、こんな一文からはじまります。
ヨーロッパやアメリカでは、風邪をひいたり身体の具合が悪くなったりすると、お母さんやお祖母さんがチキンスープを作ってくれます。
そんな温かいチキンスープが身体を癒すように、本書が読み手のこころや魂を癒すことができれば、という願いが込められております。
私も幼いころ、体調を崩したときや、部活動の野球を終えて疲れて帰宅したときに、母の温かい手料理で身もこころも癒してもらっていました。
愛情を”与える”少年の話
物語の多くは "家族" が題材とされています。
その中でも私は、「理想の兄」という物語にこころを打たれました。
この物語はポールという男性が体験した話で、ポールはある弟思いの少年に出会います。
その少年の行動から、ポールは『愛情とは受けるよりも与えるほうが幸いである』ということを学びます。
私は、与えることは目の前の人の気持ちを突き動かす原動力となり、こころと魂を癒すものだと、物語を通じて感じました。
与える精神を磨く
私の弟も事業に取り組んでおり、仕事を通じて本音でぶつかり合い、お互いに日々成長を重ねています。
また、最愛の妻と母、事業を通じてともに歩む仲間もいます。
大切な人たちと時間をともにする中で感じること、そして事業に取り組むことで学んでいることが、まさにこの ”与える” という精神です。
私が起業してから約10年が経ちます。
人と人とのご縁や愛情は、与える精神をしっかりと行動で示すことで紡がれていくものだと感じています。
これからも、今まで以上に与える気持ちを行動に移して、事業の拡張や仲間との喜びを感じながら、実業家として精進してまいります。
愛情に溢れていて、気持ちが満たされる物語の数々…。
興味を持たれた方は、ぜひ本書をご覧ください。
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【本】半径3メートル以内を幸せにする
参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4866630639
こんにちは。権藤優希です。
今回紹介する本は、本田晃一(ほんだ こういち)さん著書
「半径3メートル以内を幸せにする」です。
実業家・作家として多くの著書を発表され、より幸せに生きるヒントを「世界一ゆる~い幸せの帝王学」として配信されています。
20代半ばでのオーストラリア横断、父親の会社の手伝いなどの経験から、経済的にも、生き方も豊かな人たちと多く接してきたそうです。
ビジネスの構築だけでなく、家族との幸せな時間を確保するための秘訣を教わり、現在はブログや講演活動を通じて情報を発信されています。
本書では、半径3メートル以内を幸せにすることで様々な人間関係がうまくいくということを、本田さんご自身の経験をふまえて紹介されています。
幸せにしたい人は誰?
さて、半径3メートル以内には誰がいるでしょうか。
これは物理的な意味ではなく、自分の心の近くに誰を置いておきたいか、本当に笑顔にしたい人は誰なのかを考えることが大切である、という意味だそうです。
私の場合は、家族、仲間、会社のスタッフの顔が真っ先に浮かびました。
幸せの中心には自分がいる
本のタイトルからして、「周りの人を大切にするから自分自身が豊かになる」と思った方も多いのではないでしょうか。
実は、「半径3メートル以内の中心には自分自身がいる」という、重要なキーワードが繰り返し登場します。
自分が幸せでない状態で、周りの人を幸せにしようとすると、自己犠牲の意識が出てしまい、長続きせずに自分が疲れてしまうのだとか。
「こんなにしたんだから!」と相手に見返りを求めてしまうと、相手も押し付けられている感じがして、結局笑顔にすることができなくなってしまうそうです。
まずは自分自身を幸せにする。
自分を幸せで満たしてから、コップから水が溢れ出るように、自分から溢れた幸せで周りにいる人を幸せにしていくことが重要である、と本田さんは強調します。
まずは自分自身を認め、好きになること。
そして自分の身近な人を大切にすること。
その影響が広がっていき、結局はたくさんの人を幸せにしていくことにつながるというのです。
私も、自分自身を幸せにするために、毎朝歯を磨きながら必ずおこなっていることがあります。
それは、鏡に向かって自分に笑顔を振りまくことです。
笑顔は人を幸せにします。
笑顔を自分に与えることで、幸せな気持ちになります。
毎朝、自分を満たしてから仕事に取り組むことで、仲間や周りの人を幸せにできると考えています。
まずは自分自身を大事にする。
それから、一緒に働く仲間を大切に思いやる。
そして、会社の取引先やお客様を笑顔にする。
当たり前のようで、日常を忙しく過ごしていると忘れてしまうような、とても大切な価値観を思い出させてくれる、素敵な1冊でした。
興味を持たれた方は、ぜひ手に取っていただければと思います。
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【本】予祝のススメ 前祝いの法則 (前編)
引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07DL2PBCX
こんにちは。権藤優希です。
今回紹介する本は、ひすいこたろうさん、大嶋啓介さん共著の
『予祝のススメ 前祝いの法則』です。
ひすいこたろうさんは、作家としてご活躍されています。
代表作に『あした死ぬかもよ?』『3秒でハッピーになる 名言セラピー』などがあります。
また、幸せの翻訳家、天才コピーライターとも呼ばれています。
大嶋啓介(おおしま けいすけ)さんは、居酒屋「てっぺん」の創業者であり、講演活動もされています。
引用元:大嶋啓介 (@teppen_ooshima) | Twitter
てっぺんの「本気の朝礼」は数々のメディアで取り上げられ、地方から見学に訪れる方もいらっしゃるそうです。
本書は、そんな多岐にわたってご活躍されているお二人による、前祝いの法則が紹介されています。
予祝とは?
皆さんは、「予祝(よしゅく)」という言葉をご存知でしょうか。
「予祝」とは、先に喜び、先に祝うことで、その現実を引き寄せる、古来から日本人がやっていた夢実現法なのだそうです。
もう間もなく、季節は春ですね。
春と言えば、お花見。
桜を眺めながら、仲間とお酒を飲み楽しむ方も多いのではないでしょうか。
実は、このお花見こそ、古代日本人が実践していた夢(願い)を叶えるための引き寄せの法則なのだそうです。
古代日本人の一番の願いは、稲がたわわに実り、お米がしっかりとれることでした。
この満開に咲く「桜」を、秋の「稲」に見立てて、仲間とワイワイお酒を飲みながら先に喜び、お祝いすることで願いを引き寄せようとしていたのだそうです。
ちなみに、盆踊りも秋の豊作を喜ぶ前祝いダンスなのだそうです。
意外にも、私たちの身近なものばかりですよね。
未来の先取りが夢を引き寄せる
そもそも、なぜ予祝で奇跡は起きるのでしょうか?
とても興味深いですよね。
その原理原則はとてもシンプルで、どんな心の状態で行動するのかで未来は変わる、というものなのだそうです。
予祝とはいわば前祝いなので、自分が目標をすでに達成したと言い切ることから始まります。
「未来の先取り」(ヴィジョン・イメージ) × 「喜び」(感情エネルギー)=「予祝」
なのだそうです。
すでに理想の状態であることを、先取りして宣言することで、さらに喜びという感情が生まれ、臨場感を高めていくのだそうです。
ワクワクした感情が加わることで、レバレッジが効いていくのですね。
本書は、そんな予祝の具体的な方法や、その驚くべき効果が、全国の予祝を体験された方の話を織り混ぜながら書かれています。
私もすぐ実行したい!とワクワクするものばかりでした。
本書は、ここでは書ききれないほど多くの学びがあるので、また後日あらためて紹介させて頂きます。
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【本】いまの職場、ラスト3か月
参考:いまの職場、ラスト3か月 「もう辞めてやる!」と思ったときに読む本/渋谷文武/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
こんにちは。権藤優希です。
今回紹介する本は、渋谷文武(しぶや ふみたけ)さん著書
『いまの職場、ラスト3か月』です。
引用元:渋谷文武オフィシャルブログ
株式会社インタメプロダクション代表取締役。
企業・個人を問わず幅広い層へのコンサルティングをされており、多数の講演実績をお持ちでいらっしゃいます。
本書につけられたユニークな副題は、「もう辞めてやる!と思ったときに読む本」。
仕事がうまくいかず、いまの会社を辞めてしまいたい。
そう考えたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
著者の渋谷さんは、ご自身の経験から次のように感じているそうです。
「もう辞めたい!」「限界!」と思ったときが、じつは最大のチャンスであるということです。
限界を感じているあなたが、大きくジャンプアップできる鍵が「3か月」なのです。
会社を辞めること自体は恥ずかしいことではない。
ただ、辞める前の最後の3か月をどのように過ごすかで、今後のキャリアに大きく影響するといいます。
本書では渋谷さんの体験を交えて、大きなステップアップを遂げるための、ラスト3か月の働き方を紹介しています。
毎朝、スティーブ・ジョブズになる
もし、3か月後に会社を辞めてしまおう!と決めたら、どのような気持ちで仕事にのぞめばよいでしょうか。
渋谷さんは、かの有名なアップルの創業者、スティーブ・ジョブズに自分自身がなるという方法を挙げています。
つまり、『今日、人生が最後の日だとしたら、いまの職場で何をするだろうか?』と自問しながら仕事をするのだそうです。
いつでもできる、という気の緩みからくる甘えを排して、本当に最後の1日であるかのように仕事に集中します。
そうすると、あいさつや職場の人との関わりに心がこもり、ひとつひとつの仕事を全力でするような気がしませんか。
この心構えで3か月働き続けると、職場の人たちからは高い評価を得られるでしょう。
職場環境が劇的に良くなり、転職してもしなくても、仕事にやりがいと楽しさを見い出せる自分に変化できると渋谷さんはいいます。
お金を払ってでも、その仕事がやりたい!
また、社会人が仕事に対してどう向き合っているかを、次の6つに分類しています。
1.つらい、苦痛
2.退屈
3.普通
4.わりと好き
5.報酬が無料でもやりたい!
6.お金を払ってでもやりたい!
皆さんは、自分がどのタイプにあてはまると思いますか。
また、一緒に仕事したいと思える人は、どのタイプでしょうか。
渋谷さんは、自分がラスト3か月で6番のタイプになろう!といいます。
本当にお金を払うことはないと思いますが、6番のように思っている人の仕事ぶりは突出しています。
時間や手間を惜しまないどころか、その仕事が好きで楽しくてやっているので、苦痛や犠牲、努力しているなどと感じていない場合がほとんどだそうです。
したがって6番のタイプの人は、仕事で大きな結果をつくり、職場の人や顧客と良好な関係を最も築きやすいのだといいます。
本当につらいと感じる仕事なら辞めてしまってもいいのですが、辞める前に、仕事に情熱を傾ける自分をつくってみてはいかがでしょうか。
ラスト3か月は目の前の仕事で、お金を払ってでもやりたいと思える部分を探してみましょう。
そう思えるように、仕事に取り組んでみましょう。
どこでも通用する、"自分"というブランド
会社を続けても、転職しても、あるいは独立起業しても、「"あなた"だからこそお願いしたい」と思われるような自分というブランドを確立することが大切だそうです。
「自分ブランド」は、仕事の実績や自分の強みから測られる「仕事の魅力」と、人柄などその人自身の「人間的魅力」の2つからなるといいます。
特に「人間的魅力」は、職種を問わずどこでも通用する大きなポイントだと思います。
・笑顔
・明るい
・元気
・ポジティブな言葉を使う
これらの要素は、「自分ブランド」をつくる上でパワフルかつすぐに実践できる内容であるといいます。
ラスト3か月は、「あなたにお願いしたい」と多くの人が集まるような自分に近づくチャンスでもあるのですね。
私が本書から学び気づいた点は、渋谷さんが一貫して「他人や環境のせいにしないで、自分が変わることによって結果を変えてきた」ということです。
私もメンターから「目の前で起きている結果の原因は、すべて自分にある」と、何度も何度も教わってきました。
かつては私も、うまくいかないことや不都合なことに遭遇した時には、状況や周りの人のせいにしたくなる気持ちもありました。
それでも、欲しい結果のために自分自身を変化させつづけてきました。
今もなお、理想の成果に向けてまだまだ変化の最中だと思っています。
自分を変えるには長い時間がかかると感じています。
でも、変化した先には、これまでにはなかった新しい体験や人との出会いが待っている。
そのように想像すると、未来に期待できて、新しい1歩を踏み出せるのではないでしょうか。
次のステップへ大きく背中を押してくれる、素敵な1冊でした。
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【本】残業ゼロのノート術
参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4866630647/
こんにちは。権藤優希です。
今回紹介する本は、石川和男(いしかわ かずお)さん著書『残業ゼロのノート術』です。
引用元:石川和男流人生逆転術「30代で人生を逆転させる1日30分勉強法」 | 石川和男「仕事が速いリーダーになるための習慣ブログ」
石川さんは建設会社の総務部長を務めながらも、講師、税理士、出版など、なんと現在は5つの仕事を掛け持ちされています。
驚きですね。
もともとは残業漬けの日々を送られていたそうです。
しかし20代後半のときに残業を一切やめて、働きながら税理士の資格を取得されます。
そこからさらに定時後の時間を有効に活用できるようになり、仕事の領域を広げられたそうです。
資格の勉強のため、そして現在も5つの仕事をしながらプライベートを充実させるため、石川さんの「残業ゼロ」の働き方を可能にした秘訣が、独自のノート術、通称「やることノート」だといいます。
いかに残業をゼロにして、自分の時間を生み出すか。
本書では、「やることノート」の作り方とその活用法を紹介しています。
残業をゼロにする「やることノート」
石川さんが紹介する「やることノート」は、いたってシンプルなものです。
『やることをノートにすべて書き出し、終わった順に、赤ペンで丸をつける』
これだけ?と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
細かいコツはぜひ本書をお読みいただきたいのですが、この"ノートに書き出す"という行為が大きなポイントです。
本書を読み、私がそのように感じた理由を挙げたいと思います。
- 頭を「覚える」ために使わない。「考える」ために使う。
やることをすべて書き出しているので、次に何をするかを覚えておく必要がありません。
余計な脳の負担を減らして、目の前の仕事を終わらせるために"考える"ことに集中できます。
- 達成感(やり終えた、という自己承認)
タスクを終えるたびに赤ペンで丸をつけるので、仕事の進み具合がひと目でわかります。
その日やることをすべてやり終えたときの達成感は、自信をもたらしてくれます。
- やることの細分化(明確化)と期限設定により、確実にスピードが上がる
「やることノート」には、必要に応じて仕事の内容を細分化して書くことがコツだそうです。
やることが明確になり、また15分単位で区切った期限を設けることで、仕事のスピードに差が出ます。
そして何よりも、残業をゼロにする最も大きな価値が「自分の将来のために時間を使える」ことだと思います。
「やることノート」によって税理士になるという夢を叶えた石川さんは、本書でこのように綴っています。
これまで残業によって消費されていた時間を、自分の新たな仕事につながるようなことの習得につなげてほしいのです。
そこまで明確な目標がなく、資格試験にもとりあえず興味がないのなら、いろいろな本を読んでみることもお勧めします。
私自身、会社員で営業の仕事をしていたときは、毎日深夜2時まで残業をしていました。
ですが、起業の準備をはじめてからは一切の残業をやめて、自分の将来のために時間を使うようにしました。
もちろん、定時までに会社の仕事を終わらせるのは楽ではなく、苦労したりいろいろ工夫しました。
もしあの頃の私が「やることノート」を知っていたら、どんなに救われたことでしょう。
私も現在は複数の事業に取り組んでおり、日々の仕事量は多いです。
私はToDoリストをつくって、その日にやることをすべて終えてから寝るようにしています。
「今日もやるべきことを全部やった」と自分を認めることができるので、仕事がとても楽しいです。
1冊のノートが、自分の将来につながっていく。
本書からは、多くの学びと大きな可能性を得ることができました。
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【本】天才を殺す凡人
参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4532322537
こんにちは。権藤優希です。
今回紹介する本は、北野唯我(きたの ゆいが)氏著書『天才を殺す凡人』です。
引用元:https://twitter.com/yuigak
大手広告会社、外資系企業勤務を経て、現在は株式会社ワンキャリアの最高戦略責任者を務められます。
ベストセラーとなった『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』の著者でもあります。
本書『天才を殺す凡人』は、北野氏の公式ブログの内容が書籍化されたものです。
事業開発を経験された北野氏は、「すべてのプロセスにいる、今挑戦しようとしている人」のためにこの本を書かれたそうです。
(北野氏の公式ブログはこちらです)
働く人の3つの才能
本書では、働く人の才能を3つに分類しています。
天才(創造性)…独創的な考えや着眼点を持ち、人々が思いつかないプロセスで物事を進められる人
秀才(再現性)…論理的に物事を考え、システムや数字、秩序を大事にし、堅実に物事を進められる人
凡人(共感性)…感情やその場の空気を敏感に読み、相手の反応を予測しながら動ける人
皆さんは、ご自身は3つのうちのどれに近いと思うでしょうか。
また、それぞれに当てはまるような人が身近に思い浮かぶかもしれませんね。
組織においてはどの才能も必要とされるのですが、判断の軸など価値基準の違いから、互いに阻害し合うことも多いといいます。
反対に、自分の才能を正しく理解したり、あるいは複数の才能を持つ存在によって、活かし合うこともできるのだそうです。
3つのタイプの特徴や、どのようにして自分の才能を活かせばよいかを、凡人の青年を主人公としたストーリー形式で紹介しています。
新しい視点や考え方を学べる内容ですので、興味を持たれた方はぜひ手に取っていただきたいと思います。
私が本書で特に感銘を受けたのは、主人公が自分の才能を理解し、凡人の最強の武器である「自らの言葉」を使う場面です。
事業存続の危機の中、主人公が自分の思いを会議でプレゼンします。
彼のありのままの言葉は、徐々にプレゼンを聞いている人たちの共感を呼び起こします。
物語のハイライトのひとつで、特に読んでいただきたい内容です。
人生で初めて、自分の言葉で人の心を動かせたのかもしれない。
そう思うと、グッときた。
私自身、凡人に属する人間だと思っています。
今でこそ会社を経営しておりますが、もともとは会社員で土台もなく、独創的なアイデアも持っていませんでした。
メンターに弟子入りしたばかりの頃は、まだ目に見える大きな結果はありませんでした。
起業を志した私が、その頃に唯一伝えることができたものは、
「これから絶対に結果をつくるから!」
「必ず約束を守るから!」
という自分の思いだけでした。
自分の思いを自分の言葉で伝える体験は、私が最も仲間と分かち合いたい感覚のひとつです。
私自身、思いが伝わって嬉しかった経験、伝わらなくて悔しかった経験をたくさん味わいました。
だからこそ、主人公の懸命な姿には心が奮えましたし、彼のようなチャレンジがメンタルを分厚くし、人としての魅力を高めるのだと確信しています。
凡人は、人の気持ちを理解することに長け、魂を揺さぶる「自らの言葉」を使える。
新しいチャレンジに向けて背中を押してくれる、素敵な1冊でした。
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【本】仕事が変わる!「アゲる」質問
参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4866630531
こんにちは。権藤優希です。
今回紹介する本は、板越正彦(いたごし まさひこ)氏著書『仕事が変わる!「アゲる」質問』です。
引用元:https://www.businesscoach.co.jp/coach/
在職中にコーチングの資格を取得されて独立、現在はベンチャー向けのコンサルティングや大学院で講師を務めるなど、幅広くご活躍されています。
インテルでは社内トップクラスの業績を上げられますが、部下が上司を評価するという独自の制度において、板越氏は最低評価を受けてしまいます。
そこからご自身の部下に対する関わりを変え、評価と業績を大きく回復されます。
そして、同社のトップ0.5%に属するリーダーに2度選出されたそうです。
部下から厳しい評価を受けた板越氏が変化されたきっかけが、本書のタイトルである「アゲる質問」だといいます。
「アゲる質問」と「サゲる質問」
下記は本書の冒頭の内容ですが、身近に感じられる方も多いのではないでしょうか。
「宿題はもう終わったの?」
誰しも、子どものころに一度は耳にしている質問です。
あなたも、このひと言を言われたとたん、どんなに上機嫌でも一気に気持ちは落ち込んだのではないでしょうか。
このように、質問に強制や批判の要素が含まれたり、聞き手が怒られていると感じるような質問を、板越氏は「サゲる質問」と呼んでいます。
「サゲる質問」は、仕事の生産性やモチベーションを下げます。
板越氏が低い評価を受けた原因は、部下に対して無意識のうちに『こんなこともわからないの?』といった「サゲる質問」ばかりをしていたからだそうです。
反対に、質問の仕方を少し変えるだけで、生産性やモチベーションを上げる「アゲる質問」になるといいます。
先の宿題の例では『今日はどんな宿題が出たの?』と尋ねれば、相手を追い詰めずに、関心を寄せていることが伝えられるのだそうです。
本書では、板越氏がコーチングによって培われた「アゲる質問」を、豊富な具体例を交えて紹介しています。
「アゲる質問」の特徴
私は本書を読み、「アゲる質問」には次のような特徴があると学びました。
・質問者が答えを示さずに、聞き手に答えを考えさせる
・全身が耳になったつもりで、相手の話を真剣に聞く
・否定的な言葉遣いは避けて、「どうやったらできるか?」という生産的な表現にする
・質問者が望む答えに誘導しない
・適度な距離感で、相手をサポートする
「アゲる質問」の表現を学ぶことも大切です。
ですがそれ以上に、本当に相手に関心を寄せているかどうかが言葉や態度に表れるので、相手に興味を持つことがとても重要だと感じました。
自らの改善点を質問する?
また、私が板越氏の講演を拝聴したときに、印象に残っている場面があります。
「組織をより良くして、成果を上げるためにはどうすればよいか」という、ある経営者の問いに対して、板越氏は次のように答えられました。
『組織のメンバーに、自分がどこを直したらよいかを、質問してみてはいかがでしょう。』
経営トップが改善すべきポイントを、組織の仲間に自ら尋ねるというのは、かなり勇気が要ることかもしれません。
しかしそれが必ずよい結果をもたらすのだと、板越氏はご自身の経験からお話をされたのです。
大きな結果をつくられてもなお謙虚な姿勢に、私は非常に感銘を受けました。
私自身、仲間たちとは対等な関係で仕事をしていますが、組織のリーダーとして矢面に立って、仲間たちを引っ張っていく場面も多いです。
本書からの学びを活かして、仲間と一緒にさらに大きな結果をつくります。
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