権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】残業ゼロのノート術

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参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4866630647/

 

こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、石川和男(いしかわ かずお)さん著書『残業ゼロのノート術』です。

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引用元:石川和男流人生逆転術「30代で人生を逆転させる1日30分勉強法」 | 石川和男「仕事が速いリーダーになるための習慣ブログ」

 

石川さんは建設会社の総務部長を務めながらも、講師、税理士、出版など、なんと現在は5つの仕事を掛け持ちされています。

驚きですね。

 

もともとは残業漬けの日々を送られていたそうです。

しかし20代後半のときに残業を一切やめて、働きながら税理士の資格を取得されます。

そこからさらに定時後の時間を有効に活用できるようになり、仕事の領域を広げられたそうです。

 

資格の勉強のため、そして現在も5つの仕事をしながらプライベートを充実させるため、石川さんの「残業ゼロ」の働き方を可能にした秘訣が、独自のノート術、通称「やることノート」だといいます。

 

いかに残業をゼロにして、自分の時間を生み出すか。

本書では、「やることノート」の作り方とその活用法を紹介しています。


残業をゼロにする「やることノート」

 石川さんが紹介する「やることノート」は、いたってシンプルなものです。

 

『やることをノートにすべて書き出し、終わった順に、赤ペンで丸をつける』

 

これだけ?と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

細かいコツはぜひ本書をお読みいただきたいのですが、この"ノートに書き出す"という行為が大きなポイントです。

 

本書を読み、私がそのように感じた理由を挙げたいと思います。



  • 頭を「覚える」ために使わない。「考える」ために使う。

 

  やることをすべて書き出しているので、次に何をするかを覚えておく必要がありません。

  余計な脳の負担を減らして、目の前の仕事を終わらせるために"考える"ことに集中できます。



  • 達成感(やり終えた、という自己承認)

 

  タスクを終えるたびに赤ペンで丸をつけるので、仕事の進み具合がひと目でわかります。

  その日やることをすべてやり終えたときの達成感は、自信をもたらしてくれます。



  • やることの細分化(明確化)と期限設定により、確実にスピードが上がる

 

  「やることノート」には、必要に応じて仕事の内容を細分化して書くことがコツだそうです。

  やることが明確になり、また15分単位で区切った期限を設けることで、仕事のスピードに差が出ます。



そして何よりも、残業をゼロにする最も大きな価値が「自分の将来のために時間を使える」ことだと思います。

「やることノート」によって税理士になるという夢を叶えた石川さんは、本書でこのように綴っています。

 

これまで残業によって消費されていた時間を、自分の新たな仕事につながるようなことの習得につなげてほしいのです。

そこまで明確な目標がなく、資格試験にもとりあえず興味がないのなら、いろいろな本を読んでみることもお勧めします。

 

私自身、会社員で営業の仕事をしていたときは、毎日深夜2時まで残業をしていました。

ですが、起業の準備をはじめてからは一切の残業をやめて、自分の将来のために時間を使うようにしました。

 

もちろん、定時までに会社の仕事を終わらせるのは楽ではなく、苦労したりいろいろ工夫しました。

もしあの頃の私が「やることノート」を知っていたら、どんなに救われたことでしょう。

 

私も現在は複数の事業に取り組んでおり、日々の仕事量は多いです。

私はToDoリストをつくって、その日にやることをすべて終えてから寝るようにしています。

「今日もやるべきことを全部やった」と自分を認めることができるので、仕事がとても楽しいです。



1冊のノートが、自分の将来につながっていく。

本書からは、多くの学びと大きな可能性を得ることができました。

 

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