権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】また、同じ夢を見ていた

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引用元:http://www.amazon.co.jp/dp/4575239453

 

こんにちは。権藤優希です。


今回紹介する本は、住野よる(すみの よる)氏著書「また、同じ夢を見ていた」です。
住野氏といえばデビュー作「君の膵臓をたべたい」が、2016年「本屋大賞」第2位、「2016年 年間ベストセラー」総合4位、2017年には実写映画化、今年はアニメ映画化が決まっています。

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引用元:君の膵臓をたべたい(2017) : 作品情報 - 映画.com


なんと2017年8月時点で累計発行部数は200万部とベストセラーとなりました。
読者のみなさんも「キミスイ」を読んだこと、観たことあるのではないでしょうか。

本書についてですが、華々しいデビューを飾った著者の2作目の作品です。
それでは、概要を紹介しますね。

 

「人生とは〇〇ようなもの」と言うのが口癖の小学生、小柳奈ノ花(こやなぎ なのか)が主人公です。
年齢のわりにませた小学生で、同級生を見下しています。当然ながら、学校で友達は居いません。
そんな主人公が日常で起きた出来事や出会った人たちについて、アバズレさん(近所のお姉さん)やおばあちゃんに話ながら捉え方や人生について考えていくような物語です。
インパクトある名前ですね(笑)

 

読んでいきながら「そういうことか」と気づかされる瞬間があり、小説を通して、人にはいろんな人生があるな、と感じました。
どこかで自分の考えを変えていたり、違った選択をしていたら違う道になっていくことをあらためて認識できました。
私自身も事業家の道を選択して、本当に良かったと思います。あの時あの瞬間に一歩踏み出す決断をしたことがすべての原因です(^^)

 

みなさんはどんな選択をしますでしょうか。

ちなみに、本書で私の気に入っている例えは「人生はプリンみたいなもの」です。
”甘いところだけでおいしいのに、苦いところをありがたがる人もいる”と解説されており、甘いところばかりでなく、”苦み”があるから人間的にも大きく成長していけると私は思っています。
なので、私は”ありがたい”と思う側ですね♪

 

あ、プリン自体は大好きです。