権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】人を操る禁断の文章術

f:id:gony:20180521202251j:plain

こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、メンタリストDaiGo(ダイゴ)さんの著書「人を操る禁断の文章術」です。こちらの本は、ブログからの広告収入を生業とするアフィリエイターの間では密かに「必読書」と言われいるそうです。

f:id:gony:20180521202417j:plain

引用元:メンタリスト DaiGo 公式ブログ Powered by LINE


著者は「行動や態度、言葉などから相手の心理を読み解き、思うままに誘導する技術=メンタリズム」を駆使する日本唯一のメンタリスト。大学時代、イギリスで初めてメンタリストに出会ったことがきっかけでメンタリズムに興味をもち、学び始めたそうです。数年前はバラエティ番組にも多数出演し、スプーン曲げや読心術を披露して話題を呼びました。現在ではその活動の幅を広げ、外資系企業の研修やコンサルなども手がけています。

 

著書の中は恋愛心理学について言及されているものもありますが、女優の北川景子さんと結婚した「ダイゴ」とは別の人物です(笑)

 

AIやロボットによって数十年のうちに大きく変化すると言われているこの時代でも「相手の気持ちを考えること、人間関係、人を大切にすること」の重要性は不変であり、私も経営において最も重要だと考えていることのひとつ。特に、LINEやメール等、文章でのコミュニケーションが増加している中で、本書を読んだことで非常に貴重な気づきがありました。

 

著書には文章を読んだ後の人の心理は
「読む→言葉に反応する→想像する→行動を起こす」と記載されており、
文章を書くポイントとして下記の3点が挙げられています。


・あれこれ書かない=長文よりも敢えて短文
・きれいに書かない=読み手の想像力を刺激する文章
・自分で書かない=自分の書きたい文章よりも読み手が知りたい文章

 

普段何気なく送信しているLINEやメールも送信前に上記のポイントに沿って、

・不要な文章はないかな?
・この文章で相手が喜ぶかな?
・この文章で相手に伝わるかな?

 

と読み返してみると表現を変えたり、文章をよりシンプルにできるところがあり、即効性のあることを体感しました。LINEやメールは無機質になりがちな文章でのコミュニケーションだからこそ、本書を読み、小さな工夫、改善することがそうでない人との大きな差になる予感がするとてもいい本でした。