【本】なぜかまわりに助けられる人の心理術
こんにちは。権藤優希です。
今回紹介する本は、メンタリスト・DaiGoさんの著書
「なぜかまわりに助けられる人の心理術」です。
出典:DaiGo -Mentalist- Official Site
行動や態度、言葉などから相手の心理を読み解き、思うままに誘導する技術「メンタリズム」を駆使する日本唯一のメンタリスト。
多数のメディアにも出演されたことから、ご存じの方も多いと思います。
本書ではメンタリズムに基づき、周りの人から手助けしてもらう、サポートしてもらう機会を増やして、人間関係を良くするための方法を紹介しています。
助けてもらうことで、人から好かれる
もしかすると、周りの人に助けてもらうことや、あるいはそのために相手を誘導することに対して、後ろめたさを感じる方もいるかもしれません。
しかし、DaiGoさんは次のように述べています。
メンタリズムとは本来「人と人との信頼関係を深める助けとなる技術」です。
なぜ、助けてもらうことが信頼関係を深めることにつながるのでしょうか。
助けられた人が、助けてくれた人に対して好意を抱くのは自然なことでしょう。
ところがその反対に、人間の脳には「助けた人が、助けてあげた人のことを好きになる」という興味深い性質があるとDaiGoさんはいいます。
この性質を理解して、周りから助けてもらう人になることで、同時に周りから好かれる人にもなれるというのです。
メンタリズムの前提を正しくとらえれば、助けてもらったうえに人から好かれるというユニークな人間関係の向上も可能なのですね。
相手の自己重要感を満たす
さらに、「助けてもらう」ことには、助けてあげた人の自己重要感を満たすという大きな効果があるといいます。
自己重要感とは、「自分が必要とされ、重要とされる存在でありたい」と思う気持ちのこと。
本書で紹介されているテクニックは誰もが日常の場面ですぐに使えるものばかりですが、いずれも相手の自己重要感を満たすことがポイントだと私は感じました。
人は誰かに何かをやってあげることで、「自分は必要とされている」と感じられる生き物だからです。
(中略)
誰かを助けてあげた、誰かの役に立ったという精神的な充足感が、その人を幸せな気持ちにさせます。ですから、相手に何かをやってもらうという行為は、めぐりめぐって「やってあげる側の人」を幸せにする行為でもあります。
「感謝」の反対は「当たり前」
かといって、何でもかんでも周りにやってもらえばよい訳ではありません。
やってもらうことに慣れすぎてしまうと、人間関係が崩れる原因になり得ます。
自分が率先してやってあげることと、周りにやってもらうことのバランスが大切だそうです。
間違えてはいけないのは、「やってもらって当たり前」とは思わないということです。
(中略)
他人に何かをしてもらったときの正しい反応は、「助かったよ、ありがとう」です。
「私はあなたを必要としています。本当にありがとう」と、感謝の気持ちを伝えるのです。
いつも感謝の気持ちをもつことが大前提。
お互いに助けあい、感謝しあえる温かい関係を紡いでいきたいですよね。
お互いの強みを活かす
私は本書のタイトルに興味を惹かれて思わず手に取ったのですが、自分が助けてもらいながら、相手の自己重要感を満たすという考え方はとても新鮮だなと感じました。
DaiGoさんが話すメンタリズムとは少し異なりますが、私が仲間に大切な仕事や用事を任せるときには、お互いに気持ちよく仕事ができるように、「いつもありがとう」と一言添えるように心掛けています。
仲間と一緒に仕事ができる最大の利点は、お互いの強みを活かし、苦手をカバーして補完しあえること。
成果をつくるためにも、人間関係を良くするためにも、周りの人に「助けてもらう」ことが重要だと感じた1冊でした。
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「なぜかまわりに助けられる人の心理術」はこちら
なぜかまわりに助けられる人の心理術 | メンタリスト DaiGo
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