【本】ポジティブの教科書
こんにちは。権藤優希です。
今回紹介する本は、書道家の武田双雲(たけだ そううん)氏著書『ポジティブの教科書』です。
武田氏は3歳のときから、書道家である母の双葉(そうよう)氏に師事します。
大学卒業後は大手企業に就職するものの、25歳のときに会社を辞めて、書道家として独立することを決意されたそうです。
これまで数多くの作品やさまざまな分野での題字・ロゴを手掛けられ、著書も50冊以上発表されています。
引用元:https://souun.amebaownd.com/pages/52657/profile
ポジティブさというのは、先天的な性格で決まるものではないと武田氏はいいます。
書道と同じように、学んで、反復によって習得していける「技術」であると、ご自身が書を学ぶなかで気づいたそうです。
書道家として、言葉の力で人類の幸福度を上げていきたい。
そのような思いがこもった、日々を楽しく前向きに過ごすためのメッセージが本書にはたくさん詰まっています。
ポジティブというと前向きな側面だけを想像するかもしれませんが、それだけではなく、マイナスの感情や気持ちをときには受け容れ、上手に受け流すといったバランスが大切なのだそうです。
本書を読み、言葉の持つ不思議な力や発する言葉の影響が、いかに大きいかということを感じました。
私も言葉は思考に大きく影響すると教わってきましたが、武田氏の感謝に溢れた言葉であったり、不安やイライラした状態すらも前向きにとらえる心の持ち方など、とても美しい言葉をたくさん知ることができました。
肩の力を抜いて読める本でありながら、自然と力が湧き出てくる一冊でした。
あらためて、私も目標を達成するためにポジティブな言葉を使っていきます。