権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】カモメになったペンギン(前編)

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こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、

“カモメになったペンギン”

(ジョン・P・コッター/ホルガー・ラスゲバー 著、藤原 和博 訳)

です。

 

ハーバードビジネススクールで教鞭を取る著者らによって書かれた本書は、組織の変革を成功させるための八段階のプロセスを、南極で暮らすペンギンたちを主人公に見立てた寓話によって説明しています。

 

変革を成功させる八段階のプロセス

 

1 危機意識を高める

2 変革推進チームをつくる

3 変革のビジョンと戦略を立てる

4 変革のビジョンを周知徹底する

5 行動しやすい環境を整える

6 短期的な成果を生む

7 さらに変革を進める

8 新しい文化を築く

(本書p106~p107より抜粋)

 

物語のあらすじを簡潔に記します。

 

観察力に長けたペンギンのフレッドは、自分たちが暮らす氷山があと2カ月で崩壊する恐れがあることを突き止めます。

フレッドは、リーダー議会に属するペンギンの1羽であるアリスに、氷山崩壊の危機を伝えます。

議会党首のルイスは、ペンギン全員を集めた集会でこの危機を周知し、フレッド、アリスを含む5羽のペンギンで問題解決チームを結成します。

危機が迫る中、フレッドたちは空を飛んでいたカモメからヒントを得て、いまより安全に暮らせる新しい氷山を見つけて移動しよう!とペンギンたちに訴えかけることになります。



私が読み、特に印象に残った内容と感想をお伝えします。

 

変革の必要性を理解させる

変革のプロセスの1番目「危機意識を高める」について、著者は周囲の人々に変革の必要性とすぐに実行する重要性を理解させることが大切であるといいます。

 

物語において、ペンギンのアリスは、コロニーのペンギンたちが混乱する恐れを厭わず、氷山崩壊の危機を全体に知らせるべきだと議会で強く訴えます。

 

「コロニーの全体集会を大至急召集して、大問題が起きていることをできるだけ多くの仲間に受け入れさせる必要があります。友人や家族の協力が多く得られれば、大多数が受け入れられる解決策を見つけ出すチャンスも広がるはずです。」(本書p32より)

 

そして、組織全体に考えを浸透させるためには、客観的なデータを、目に見える形で、論理的に伝えることが重要なのだそうです。

フレッドが集めた正確なデータと氷山の模型は、ペンギンたちの危機意識を高め、問題解決の第一歩となります。

 

チームを組むことが不可欠

ルイスはこう切り出した。「我々のコロニーがこの難局を乗り切るためには、みんなを導くチームが必要だ。私ひとりではこの仕事はできない。この仕事を進めるには、我々五羽でチームを組むのが最適だと思う」(本書p43より)

 

と党首のルイスが言うように、プロセスの2番目として、異なる長所を備えたメンバーでチームを組むことが不可欠だと著者は述べています。

 

それぞれ、リーダーシップ、信頼性、コミュニケーション、専門的知識、分析力、危機意識、に優れたメンバーが望ましい。(本書p106より)

 

実際に、ペンギンたちはエサとなる魚などを、1対1ではなく、集団で追い込んで捕食するという習性を持っているそうです。

 

自分が完璧である必要はない

私も現在、運営している事業ごとに、いろいろなチームを形成しています。

 

事業内容は出版、講演、飲食など多岐に渡りますが、もともと私がそれらの専門知識を持っていたわけではありません。

事業運営に携わるチームの仲間も、必ずしも専門性を備えていたわけではありません。

 

それでも私が多事業展開できる理由は、

・チームビルディングを通じて、リーダーシップやコミュニケーション能力などの、経営に必要な基礎能力を身につけてきたから

・私にはない強みを持っていて、信頼できるたくさんの仲間と出会い、チームを組んでいるから

に他なりません。

 

自分ひとりで、すべてを完璧にこなせる必要はありません。

チームを組んでお互いの長所を活かすことが、大きな問題を解決する可能性につながると、私も確信しています。



残りの内容は、後編にてお伝えします。

 

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