権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

弱虫ペダル

 

こんにちは。権藤優希です。

 

漫画も本と同じように、感動を呼び起こしてくれたり、心に残るメッセージが目に留まることもありますよね。

今回紹介するのは、漫画『弱虫ペダル』(原作:渡辺航)です。

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画像引用元:http://www.amazon.co.jp/dp/4253214517

 

ロードレース(自転車競技)に挑む個性豊かなキャラクターたちが、チーム一丸となってインターハイ優勝を目指します。

練習や大会を通じて、チームメイトやライバルと競い合いながら、登場人物たちが成長していく姿が描かれています。

彼らは強みや得意なこともそれぞれ違っていて、ひとりひとりの背景やレースに懸ける思いもさまざまです。

 

私が感動したのは、チームで勝利するという目標のために、各々が過去の自分に打ち勝つシーンです(そのような場面が作中にたくさんあります)。

 

特に印象的なのが、主人公の小野田坂道と、目立ちたがり屋のチームメイト鳴子章吉が、レース終盤でお互いに助け合う場面です。

極度の疲労で目が見えなくなってしまった鳴子は、自分がゴールすることに見切りをつけ、小野田に『最後まであきらめるな、くじけるな』と伝えて、その場で倒れてしまいます。

チームの優勝への望みを託された小野田は、『みんなのために絶対に勝つ!』とがむしゃらにゴールを目指します。



「チームのために」という思いが情熱を呼び起こし、それがすさまじい原動力になることは、もしかしたら体験としてお持ちの方もいるかもしれませんね。

私もそのような経験がたくさんあり、チームという結びつきの強さや価値をいつも感じています。

 

まだ全巻を読んでいるわけではないので、また手に取ってみたいと思います。