権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】その日のまえに

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引用元:https://books.rakuten.co.jp/rb/1792939/

 

こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、重松清(しげまつ きよし)氏著書

その日のまえに』です。

 

以前に重松氏の作品で『きみの友だち』を紹介しました。

gonbook.hatenablog.com

 

本書は、2008年にウッチャンナンチャンのナンチャンこと、南原清隆さん主演で映画化もされています。

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引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B001X7L4SQ

 

その日 = 亡くなってしまう日

本書は短編連作で、別々の物語が何本か収録されているのですが、そのすべての作品で主人公の身近な人(家族・友人など)が余命宣告を受けてしまいます。

 

タイトルにある「その日」とは、いずれ誰もが体験する”亡くなる日”を指しています。

 

「その日」を迎えるにあたり、どう過ごしていくのか、それまでに何をするのかが描かれています。

 

最後に収録されている作品名が、本書のタイトルにもなっている「その日のまえに」です。

また、「その日のあとに」という後日談も描かれています。

 

限られた時間をどう生きるか

人は誰もが死に向かっているのですが、あらためて余命宣告を受ける当人や周囲の身近な人たちの気持ちを考えると、とても考えさせられる作品です。

 

各作品の主人公たちは最初は落ち込むのですが、その事実を受け止めて残りの時間をどう過ごしていくか、気持ちや行動を切り替えていく姿に、私は感銘を受けました。

 

誰にも「その日」が来るので、時間には限りがあるなと痛感しました。

 

私も一度きりの人生、目標達成のため仕事も懸命にしますし、遊びも旅行もやりたいことをすべてやろうと思いました!

 

忘れがちですが、とても大切なことが書いてある作品です。

ぜひ読んでみてください。

 

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