【本】ハートドリブン
参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4344035216
こんにちは。権藤優希です。
今回紹介する本は、塩田元規(しおた げんき)氏著書
「ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力」です。
引用元:役員紹介 | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)
2010年にマンションの一室から同社を創業され、2017年に東証一部上場を果たしています。
本書では、同社の立ち上げを通じて塩田氏が体験された、「感情をていねいに扱う」ことの大切さが書かれています。
ハートドリブンとは
インターネットの発達によってエンターテインメントが多様化する現代では、
ワクワクする体験などの感情的な価値(感情報酬)が求められています。
自分の心がワクワクすること。
ハートドリブンとは「人々が自分の内側のハートを原動力に活動をしていくこと」と塩田氏はいいます。
同社のビジョンにもなっている言葉ですね。
躍起になっていた塩田氏を救った、たったひとりの愛
アカツキの創業3期目、プロジェクトの損失やスタッフの退職が相次ぎます。
塩田氏はポジティブな言葉で自らを鼓舞しながらも、心の奥底では「もう限界だ」と疲弊しきっていたそうです。
そんなとき、同社のアドバイザーである勝屋祐子氏から、このような言葉をかけられます。
いつも世界を幸せにするとか、周りを幸せにするって言ってるけど、その世界の中に元ちゃんは入っているの?
自分も幸せにする対象に入れてもいいんだよ。元ちゃんも幸せになっていいんだよ
それまでずっと、周りの人に弱みを見せたくない、自分で何とかしなければならないと思っていた塩田氏は、
勝屋氏のメッセージがきっかけで、本当の気持ちを打ち明ける勇気を持つことができたそうです。
思考に潜むモンスターに負けるな!
つらい気持ちになっていても、身体にムチを打って仕事をする。
感情(心)と思考(頭)を切り離すことで、一時的に成果が上がることは確かにあるでしょう。
しかし、そのような状態は長くは続かないと塩田氏は仰います。
塩田氏は、自分の本当の気持ちを見えなくしてしまう無意識の思考パターン(観念)を、モンスターと称しています。
・弱みを見せてはいけない
・自分はいいからと人や周りを優先する
・苦労や我慢の分だけ何かを得られる
観念のモンスターに打ち勝つためには、勇気を出して、自分の感情を素直に表現すること。
自分がどう思い込んでいるのかを認識し、受け容れるところからはじまります。
感情を分かち合い、内側から変化する
次の言葉は、私が開く起業塾で学んでいる、ある塾生の言葉です。
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周りの人が寝る間も惜しんで仕事をしているのだから、
たとえ僕がどんなに苦しくても、弱音を吐いてはいけないんじゃないか、と思っていました。
でも、ハートドリブンを読んで、僕の中にも思考のモンスターがいることに気がつきました。
「お役に立てない自分に存在価値はない」と、いつの間にか著者の方と似たような考え方に陥っていました。
いま感じている自分の気持ちを、身近な人に正直に話すことで、肩の力が抜けて心が軽くなりました。
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彼はとても真面目で一生懸命なので、多くの仲間から信頼されています。
私も、責任感の強い彼には、たくさんの仕事を頼みます。
その一方で、彼は期待に応えようとするあまり、過度なプレッシャーを感じていたようです。
「○○でなければならない」といった不自由な思考は、人生そのものを不自由にしてしまうかもしれません。
心の声に従い、ハートドリブンな選択をすることで、彼も内側から変化しようとしています。
私も新しいステージに進むため、毎日ワクワクしながら仕事をしています。
そして、同じワクワクを共有しながら、同じ方向に向かって進む仲間がいることを本当に嬉しく思います。
自分の内面を見つめなおすきっかけになる、とても興味深い一冊でした。
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