【本】新しい時代は「逆転の発想」で生きる(前編)
こんにちは。権藤優希です。
久しぶりの更新になりました。
今後もまた、感銘を受けた本を紹介してまいりますので、お付き合いいただけると幸いです。
今回紹介する本は、きずな出版の櫻井秀勲(さくらい ひでのり)社長の著書、
“新しい時代は「逆転の発想」で生きる”
です。
週刊誌「女性自身」の最多発行部数記録をつくられた、出版界を代表する人物でいらっしゃいます。
私も、出版やオンラインサロン「ごん×櫻井のモテモテ塾 KIZUNA Online Salon」の立ち上げに関して、櫻井社長から温かいお力添えをいただきました。
当ブログでは、過去にも櫻井社長の著書について紹介しています。
興味を持たれた方はぜひご覧ください。
元通りではなく、新しいスタイルを
本書 ”新しい時代は「逆転の発想」で生きる” では、新型コロナウイルスの流行による社会の変化に対してどのように乗り越えていけばよいか、櫻井社長の考えが書かれています。
本書の副題は、「いままで通り」より大切なこと。
急激に変化する現代においては過去の常識は通用せず、古い考え方を捨てて新しいスタイルに変える必要性を感じている方も多いのではないでしょうか。
私も先月「ニューノーマル」をテーマに講演をさせていただきましたが、第2次世界大戦や高度経済成長期など、幾多の社会変化を経験された櫻井社長の見識からは、とても多くのことを学べます。
前編・後編に分けて、感想をお伝えしたいと思います。
いまの部署はなくなることを前提にする(第3章より)
少し驚くような内容かもしれませんが、いまある仕事の4割~6割は、今後20年以内になくなるとも言われています。
大会社に勤め、長い間ひとつの仕事に打ち込んできたという経験が、時代の変化によってマイナスに転じてしまう可能性があると櫻井社長は仰います。
自分の本業以外にも仕事を広げていくために、趣味や経験や人脈の広がりを大切にすることがポイントだそうです。
私にいわせれば、専門は大事にしつつ、それ以外の知識や副業、それに人脈を育てていった人間ほど、成功することになるのです。
私は雑誌編集者としては、プロ中のプロでした。しかし、口惜しいことに55歳のときに編集者としては無理だと悟り、不安がいっぱいの作家に転進したのです。
ビジネスパートナーの存在が可能性を広げる(第2章より)
いま私が小売店、オンラインサロン、YouTubeなどのさまざまな事業に取り組めるのは、立ち上げをともにする大切な仲間(ビジネスパートナー)がいるからです。
ビジネスパートナーについて、櫻井社長は次のように仰います。
どこにも所属せず、一人だけで仕事が成り立つかといえば、むずかしいでしょう。どんなビジネスでも、一人でできることには限界があるからです。
(中略)
ビジネスパートナーをもつことで、自分の不得意な分野をカバーしてもらうことができます。お互いが補い合うことで、お互いに好きな仕事に没頭できる、ということがあるわけです。
これからは、企業に勤めるより、ビジネスパートナーと組んで、仕事をしていくという人がふえていくでしょう。
長い人生のために、もう一つの能力を伸ばそう(第3章より)
ここまで申し上げたように、会社に就職するような働き方だけでなく、別の仕事や複数の仕事に取り組むなどハイブリッドな働き方がスタンダードになっていく可能性があります。
かつて私がNECに勤めていたとき、海外事業部への異動を熱望していたのですが、リーマンショックによって異動の話はなくなってしまいました。
この出来事が、私にとって独立・起業を考えたきっかけにもなりました。
時代の変化に適応するためにも、いまの仕事以外の力を身に付けることが重要になるかもしれません。
実際、私の関連事業を支えているパートナーの多くは、本職とは全く関係のない領域にチャレンジをしています。
そして、磨いたスキルで収入を上げた方もたくさんいます。
文豪・松本清張氏から影響を受け、「編集者」と異なる「作家」というもう一つの仕事を生業とされた櫻井社長。
毎日深夜までペンを走らせる生活を数十年にわたって続けておられる姿は、敬服の念に堪えません。
何か一つ伸ばしたい能力をつくって、仕事の合い間に勉強してみませんか?
後半の内容は、次回の記事でお伝えします。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
”新しい時代は「逆転の発想」で生きる” はこちら
※櫻井社長の他の著書の紹介はこちら
◆YouTubeチャンネル◆
権藤優希のYouTubeチャンネル
◆ごん×櫻井のモテモテ塾 KIZUNA Online Salon◆
ごん×櫻井のモテモテ塾 │ KIZUNA Online Salon
◆権藤優希公式LINE@◆
権藤優希 公式LINE@